人は影と日向を持って生きています。
それは、昼があるから、夜があるように。
清廉潔白、聖人君主になんかなれないんです。
でも、それを目指すことはいいこと。
でも、清いだけの水には、魚は生きていけないものです。
人生は、清濁併せ呑むことだと思います。
純粋な気持ちもあれば、煩悩もあります。
闇があるからこそ、より輝きが増すものです。
逆に、派手にきらめいて見える人には、かならず闇があります。
お釈迦様も、煩悩をなくせ、とは言っていません。
ほどほどにねって。
「いい」かげんが必要です。