所長ブログ
2014/01/06

「今でしょう」

平成26年もつつがなくスタートした。「今年こそ」などと大それた目標も無いままのスタートなので、回りに流された生活をしていると目新しい変化もないまま昨日の延長として今日を過ごしている。
「一年の計は元旦にあり」と、いろいろ計画しようと考えるのだが、考えているだけで時間が過ぎてしまう。何事も「成し難し」である。
昨年の新語・流行語大賞に「いつやるの、今でしょう」が年間大賞を受賞したが、思ってはいるけれども実行が…、が現実である。
如何に充実した日々を過ごせばよいのか。
相田みつをは、「いのちあるかぎり、いま、ここ、を、自分のいのちの正念場として『一生感動、一生青春』の自分の旗をかかげて、いきいきはつらつ、いのちいっぱいに生きてゆきたい」と言っている。
「人間を根底から動かすものは、むずかしい理論や理屈ではなく、全身(いのち)の感動であり、腹の底からの納得であります。理論や理屈では、人間は本気では動きません。…
感動は他から強制されるものでも、命令されるものでもありません。あくまでも自分自身、つまり、いのちそのものから出て来るものです。だから感動にはうそがありません。
感動こそ、人間が人間として生きている証(あかし)だと私は思っております。
戸籍上の年齢には関係なく、毎日何かに感動し、心のときめくこと、それを、私は青春と読んでおります」

年の初めに、相田みつをの『いま、ここ』をご紹介して今年のスタートとします。
  
『いま、ここ』
人間が人間として
生きるときの
いつでもいま
昨日でも明日でもない
今日ただいまのいま

そして
自分の生きるところ
生きる場所は
いついかなるときでも
ここ

西でも東でもない
いま自分の立っている
ここ
右でも左でもない
いま自分の坐っている
ここ

いつでもどこでも
いまここ、が
自分のいのちの正念場
自分の一番大事なところ

「いのちあるかぎり、いまここ、を、自分のいのちの正念場として『一生感動、一生青春』の自分の旗をかかげて、いきいきはつらつ、いのちいっぱいに生きてゆきたい、と希っております。」

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