2013/03/18
二宮尊徳「遠きをはかる者」「遺訓」
伊那食品工業の塚越寛代表取締役会長が座右の銘としているのが、江戸末期の篤農家「二宮尊徳」先生の目先の利益を追わず、常に長期的な視野に立って種蒔きをするという下記の言葉です。そして、人間は一生学ばなければならないと教えている遺訓です。
伊那食品工業は、1985年の創業以来、毎年増収増益を続けている会社です。
・二宮尊徳の言葉
遠きをはかるものは富み
近きをはかるものは貧す
それ遠きをはかる者は百年のために
杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においてをや
故に富有り
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す
・二宮尊徳の遺訓
人、生まれて学ばざれば、生まれざると同じ
学んで道を知らざれば、学ばざると同じ
知って行うこと能はざれば、知らざると同じ
故に、人たるもの、必ず学ばざるべからず
学をなすもの、必ず道を知らざるべからず
道を知るもの、必ず行はざるべからず
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長野県松本市にある司法書士 古川綜合事務所の所長ブログです。