プラーベートブログの方にエントリーしてありますが、
写真映画「ヤーチャイカ」を観てきました。
ほとんど予備知識無しでしたが「写真」で構成された
映画だという事を知って観に行ってみました。
ストーリーについての感想はプライベートブログにて・・・
映画を観たかったのは、普段撮影している静止画を
ストーリーにして音楽を付けた時に、どういった
表現ができるのかということにとても興味があったからです。
いまはパソコンや、それこそWEB上のサービスでも
スライドショーを簡単に作成できるような環境が整っているようです。
・・・とはいうものの私はとても不得意分野なのですが。。。
静止画を連続的に見せる時には、音楽がかなり重要な要素を
担ってきます。ただそうなると著作権の関係上、手続きの煩雑さや
コスト的に難しいのかな、とも思っています。
著作権フリーの素材もいいのですが、できれば最近の音楽でも
使いたいものがたくさんあるので・・・
その辺りは少しずつクリアして行きたいと思ってはいますが
ともあれ、静止画を連続的にストーリーとして見せる時には
音楽が重要であり、同時に画面構成(縦と横の組み込み方や
テキストの絡め方)も重要になってくると思います。
今回のヤーチャイカを観ていて、良かったは良かったのですが、
気になったのが、ナレーションと写真のバランスでした。
私はほとんどナレーションは入らずストーリーは文章で
表現されるものだと思っていたので、ちょっとだけ
正直なところ違和感を感じていました。
この映画は詩人である覚和歌子さんと谷川俊太郎さんの監督です。
お二人とも詩人です。
対して、私はカメラマンであったことから、
映画を構成する要素の中で、
・写真
・ナレーション
・文章/文字(今回はほとんどなかった)
・音楽
のバランスに対する感覚が違っていたのかもしれません。
写真と音楽のバランス関しては非常に合致していたのですが、
ナレーションではなく、文章そのものもひとつの画像として
画面上に表現すると思っていたので、ちょっとだけ
びっくりしました。
お仕事の方で考えると・・・
既に多くの結婚式場などのエンディングロールや
生い立ちビデオと言ったようなもので作られているように
映像表現もカメラマンにとって重要なスキルになってくるのだろうな
と感じています。
ただ、可能であれば、映像を作るための写真を撮るのではなく、
写真を生かすための映像表現ができるようになればいいな、
と感じています。
話は戻って・・・
映画を鑑賞前に、覚和歌子さんと谷川俊太郎さんの
お話を伺う事が出来ました。
その中で、静止画は詩と似ているというお話がありました。
静止画と静止画をむすぶ間は、詩の行間と似ていると。
行間にこそ味わいがある、というようなお話をされていらしたと思います。
確かに写真は詩的な要素が含まれると、私も常々感じています。
これから、詩と写真と、もちろん音楽も融合させた表現ができるように
なりたいと感じました。
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2008/12/07 20:14
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投稿者 : ヨシダ