「美しい素肌」とは
次の5つの条件がそなわってはじめて言えます。
1 清潔であること
2 きめ細かいこと
3 透明感があること
4 みずみずしくうるおいがあること
5 ハリとつやがあること
「美しい素肌」を手に入れるために
正しいお手入れをしましょう。
STEP.1
清潔なお肌のために
クレンジング&洗顔
*クレンジング
クレンジングはスキンケアの基本中の基本。メイクアップの汚れや皮脂など、油性の汚れをお肌の上に残したままにしておくと、お肌がくすむ、毛穴が開く、色素沈着を起こす原因になることも。メイクアップが落ちさえすればいいと考えがちなクレンジングですが、必要以上に油分を取り除いてしまい、お肌に負担をかけるクレンジングは選びたくないですよね。ノエビアでは、お肌へのやさしさを第一に考えた上で、ふきとるタイプや洗い流すタイプ、また形状も、クリームタイプ、ジェルタイプ、オイルタイプをご用意していますので、お好みのタイプをお選びください。また、目もとや口もとは、皮フが薄くてデリケートな部分だからこそ、専用のリムーバーでしっかりとケアすることが必要です。
クレンジング方法
デリケートな目もとは、専用のリムーバーを適量コットンに含ませ、まぶたを軽くおさえ、アイメイクアップと十分になじませてからやさしくふきとります。マスカラやアイブロウがしっかりついている場合は、もう一度同じように行います。
デリケートな口もとは、専用リムーバーを適量コットンに含ませ、くちびるを軽くおさえ、口紅と十分なじませてから、やさしくふきとります。
【ふきとるタイプのクレンジング】
<クレンジングマッサージクリーム>をお顔になじませた後、やさしくおさえるようにテッシュオフします。
その後、<クレンジングローション>を適量コットンに含ませ、お顔の筋肉の流れにそってやさしくふきとります。その時、まぶたも忘れずにふきとります。
【洗い流すタイプのクレンジング】
<クレンジングマッサージクリーム>をご使用の場合は、メイクアップと十分になじませた後、洗い流します。
*洗顔
少ない泡でお肌をこするような洗顔では
汚れを落としきれないばかりでなく、
お肌に負担がかかってしまい、
逆にお肌にダメージを与えてしまうことに。
たっぷりの泡でお顔全体を包み込むように
やさしく洗いましょう。
泡立て方法
<クレンジングフォーム>を適量手のひらに出し、
水またはぬるま湯を少し加えて空気を含ませるように泡立てます。
手のひらでお肌をこするのではなく、
泡でお顔全体を包み込むようにやさしくなじませます。
水またはぬるま湯で十分にすすぎます。
生えぎわや、あごのまわりのすすぎ残しにご注意ください。
STEP.2
きめ細かいお肌のために
マッサージ
お肌の運動不足が、ハリや弾力を失わせます。マッサージでお肌の血行を促し、お肌の生まれ変わりをスムーズにします。指先だけのマッサージは必要以上にお肌に負担をかけてしまうので、お顔の筋肉の流れにそって手のひら全体でお肌を包み込むようにマッサージすることが大切です。
マッサージによって皮フの温度が高くなることで血行が促進されます。また、お肌の生まれ変わりを促してくれるとともに、弾力のあるやわらかい素肌に導いてくれます。
さらに、心地よい刺激により、お肌も心もリラックスできるというメリットも。
腕や太ももの内側などが美肌なのは
皮フの温度が高いからなのです・・・・
お顔は縦横に筋肉が走り、いろいろな表情をつくります。筋肉を鍛えないと表情筋は衰え、しわ・たるみにつながります。マッサージをすることでお顔の筋肉を若く保ち、しわやたるみを防ぐことができます。マッサージは、この筋肉の流れにそって行うことが大切です。
青や緑の部分は皮フ温が低く、オレンジ・赤の部分は皮フ温が高いことを示しています。
皮フ温が上昇したことがわかります。マッサージにより血行がよくなって新陳代謝が高まり、お肌の疲れをとり、お肌にハリと弾力を与えるなどの効果が期待できます。
マッサージ方法
<クレンジングマッサージクリーム>をお顔全体にのばした後、額を引き上げるようにらせんを描いて、最後にこめかみをおさえます。
目のまわりは、眼頭神経(目頭の上のくぼみ)をおさえ、やさしく円を描くように指をすべらせます。最後に、目の下を目頭から目尻の方向に指を軽くすべらせて、こめかみをおさえます
鼻筋は上から下へ、側面は上下に往復します。小鼻は下から上に往復します。
口のまわりは半円を描くように下から上に往復します。
頬は手のひら全体を使ってらせんを描くようにマッサージし、最後にこめかみをおさえます。
STEP.3
パックまたはマスク
一定の時間、お肌を外気からシャットアウトしてくれるパックまたはマスクは、
お肌の奥にたまっていた老廃物や古くなった角質などをきれいに取り除くだけでなく、
皮フの温度を高めて血行をよくし、お肌の生まれ変わりを促してくれます。
また、後に使う化粧水や美容液、乳液、クリームなどの角質層への浸透がよくなるという、
うれしい効果も。
紫色に染色されているのは、パック後にパック剤の裏面についた角質や汚れ。定期的にパックをすることによって、不要な角質や深部の汚れが取れ、新陳代謝もスムーズに行われます。血行がよくなり、お肌にハリと弾力を与え、またお肌にうるおいを与える効果もあります。
パックの方法
【はがすタイプのパックまたはマスク】
乾きにくい部分から順番(①②③)に、3回でのばします。15~20分たって完全に乾いてから、髪の生えぎわからあご先に向かってやさしくはがします。
【洗い流すタイプのパックまたはマスク】
①②③の順にのばします。
そのあと、水またはぬるま湯で、洗い流してください。
パックまたはマスクをするときのご注意
● 眉、目、口のまわり、髪の生えぎわはさけるようにのばします。
● はがすタイプのパックまたはマスクが乾くまでの間は、心身ともにリラックスして過ごしましょう。
● パックまたはマスクは、各商品の説明書をご覧の上、お肌の状態にあわせてお使いください。回数が多すぎると、お肌に負担をかけてしまうことも。
● ニキビや吹き出物が化膿している時、日やけ後、お肌にほてりがある時などはひかえましょう。
STEP.4
水分を補い、みずみずしくうるおいのあるお肌のために
化粧水
お肌のかさつきは、小じわの注意信号です。
水分を補い、うるおいのお肌に整えることが大切です。
お肌の表面の水分が15~20%の時、
お肌はみずみずしくうるおいのある理想的な状態となります。
お肌にたっぷりのうるおいを与えるだけでなく、お肌を引き締め、
みずみずしい素肌に整えてくれる化粧水は、つけるタイミングが重要です。
夜は入浴後、きちんとうるおいを与えることが大切です。
化粧水は、お肌に均一にのばすために、コットンにたっぷりと含ませて使いましょう。
特に、かさつきやすい目もとや口のまわりにはたっぷり与えましょう。
上の写真の白っぽく光っている部分は、水分不足により角質がめくれているところ。化粧水や美容液を与えると、
下の写真のようにうるおいが戻り、皮フ表面のけばたちがなくなります。皮フ表面の水分が15%~20%の時、肌はみずみずしくうるおいがある理想的な状態です。
STEP.5
水分の蒸発を防ぎハリ、つやのあるお肌のために
乳液&クリーム
化粧水でうるおいを与えても、そのままではうるおいは逃げてしまいます。
お肌から水分が蒸発しないように、
乳液やクリームで油分のヴェールをかけるお手入れが必要です。
お肌の汚れをきちんと取り除いて、うるおいをしっかり補給したら、
水分が逃げないように乳液とクリームでうるおいの膜をつくって
フタをすることが大切です。
水分と油分をバランスよく補ってくれるだけでなく、
お肌をやわらかくする効果もあるので、
乳液を省いてしまうというのはお肌にとってよくないこと。
また、乳液やクリームはべたつくイメージはありますが、きちんとつけると、
逆にべたつきがおさえられる効果も。
化粧水のみ
化粧水+乳液
化粧水+乳液+クリーム
使用後6時間経過した時の肌の状態を比較。乳液やクリームで保護することによって水分の蒸発を防ぎ、時間が経過しても、うるおいのあるつややかな状態を保ちます。