燕山荘 スタッフブログ
連休の中休み。
2019/04/30
昨夜は湿った雪となり、積雪量が少し増えていました。それも7時頃になれば雨へと変わり、終日小雨となりました。30日はこの連休の中でも比較的静かな一日でした。
燕山荘企画の春山ツアーの皆様もこの雨の中でも元気よく楽しそうにしていらっしゃいました。
今日の天気は水を雪を解かして作っている現状の中では、とてもありがたいものでした。屋根に雨どいをかけただけでいくらかの水を得ることが出来、とても助かりました。山の上では水は本当に貴重なものです。
今日は「平成」最後の日です。山の上でもこの平成に感謝の気持ちを込めて、皆様と一緒に「令和」の時代を迎えられるよう、少しばかりですが夕食時にはワインとそばをお出ししました。
河地
再び雪降りへと。
2019/04/29
さすがに今朝は日の出を見る余裕はありませんでしたが、恐らくきれいなご来光が見られたことでしょう。7時を過ぎると下山される方で活気づいていました。燕岳にこの時期登るには、前爪のある10本歯以上のアイゼンが適しています。
8時を過ぎると下山のピークも過ぎ、小屋周りは一時静かになります。合戦尾根を見下ろすと下山される方が小さく見え、ちょっとホッとできる時間でもあります。
このゴールデンウィーク中は、除雪作業もストップしています。小屋開け時、全く見えなかった屋根が少し見えるようになっています。
今日は低気圧が次第に近づいてきているため、そらは黒い雲に覆われてきました。
そして、夕方にはガスに包まれ、やがて雪が降り出してきました。晴れたのもつかの間、明日は再び雪になりそうです。
トレース上で尻セードをされるとトレースがツルツルになってしまい、多くの方がお困りになります。また合戦尾根は尻セードはあまり向いていないのでここではどうかなさらないようご協力お願いします。
河地
ゴールデンウィークの賑わい。
2019/04/28
昨日の厳しい冬のような天候から一変して、穏やかな朝を迎えました。気が付けば安曇野の水田にも水が張られるようになり、朝日を浴びてキラキラと輝いていました。春山は天候によって、真冬のようになったり、春の陽射しがサンサンと降り注ぎ、日中は汗ばむような陽気になることもあります。天候により山の情況は大きく変わるものです。
この晴天の中、昨日お泊りの方は名残惜しそうに下山されて行かれました。
今日は恐らく今年のゴールデンウィーク中の一番の賑わいとなったのではないでしょうか。この晴天に誘われ、日中は大変な賑わいとなりました。皆さんとても楽しそうでそれを見ているだけでなんだか嬉しい気持ちになりました。
今日の午前中、しばらくの間、珍しい現象を見ることが出来ました。太陽の周りに暈が出来て、その下には環水平アークが出来ていました。皆さん、この珍しい現象にしきりにシャッターを切っている方が多くいらっしゃいました。
幻日
太陽柱
太陽による面白い自然現象は日の入り前後にも見ることが出来ました。日の入り前には幻日が現れ、太陽が水晶岳の右肩に沈んだ後には太陽柱も現れました。日中は少し雲の多い天気でしたが、まずまずの晴天に恵まれ、春山のいいとこどりの一日となったのではないでしょうか。
河地
真冬へ逆戻り。
2019/04/27
今年は寒暖の差が激しい春となっています。雪解けが加速するような暑い日があったと思えば、急激に気温が下がったりする日があります。昨夜から雪となり、朝になると10cmほどの降雪となっていて、木々にはびっしりと霧氷が付いていました。
しかし、最初のお客様が到着されるころには時折、燕岳も姿を見せてくれました。気温が上がって、雪がグサグサで歩くのが非常に大変だった昨日と違い、今日はアイゼンがしっかりときいて、随分と歩きやすくなったようでした。
回復傾向にあった天気でしたが、お昼頃より気温が下がり出し、風雪模様となってきました。テントを張った方もこの強い風と低温には勝てず、小屋泊まりへと変更される方も多くいらっしゃいました。そして、気温は下がり続け、一時、玄関先の温度計は-13℃を示していました。ここ数日で一気に雪解けが進んでいたのですが、真冬へ逆戻りしてしまいました。ゴールデンウィーク頃はまだ冬山と思って頂いても間違いはないでしょう。
連休がいよいよ始まりました。常念岳方面へ縦走される方も多くなります。ただ、途中の大天荘はまだ営業していませんので注意が必要です。ここ連日暗くなって、疲労困憊して到着される方がいらっしゃいます。雪のない時期と比べ、体力と時間を思った以上に必要とするので早めの出発が望ましいかと思います。
河地
冬へ逆戻り。
2019/04/26
二日連続、雨の朝を迎えました。今朝も気温が高めで玄関前の雪はグサグサでとても歩きにくくなってきました。明日から始まるゴールデンウィークには多くのお客様が登って来られるので、スノーダンプで整地作業を行いました。今日登って来られた方は、雪がグサグサで非常に苦労されて登って来られました。中には途中で断念された方もいらっしゃいました。賢明な判断だと思います。4月とはいえ、ここ燕岳はまだまだ冬山です。
午後になってくるとあられ混じりの雪が降ったり、遠くで雷鳴が聞こえたりした後、だんだんと気温が下がり始めてきました。寒気が入ってきたのでしょう。それまでグサグサだった雪面もだんだんと固くなってきました。
夕方になり、一瞬だけ燕岳が姿を見せてくれました。明日からゴールデンウィークが始まります。楽しい山行になるといいですね。
明日は気温が非常に下がりそうです。冬へと逆戻りしたような気温となりそうです。グサグサだった雪面は堅く凍り、スリップは許されません。また、低体温症への対策も大切になってきます。無理だけはなさらないでください。途中で引き返す判断も大切になってきます。
第1ベンチから第2ベンチ間は氷の層が多く、ツルツルになっています。ご注意下さい。
多いと思っていた雪もここ数日の間にすっかり解け、例年並みの積雪量となってきていますが、今年は3月、4月に積もった雪が多いため、天候による雪面状況の変化が著しくなっています。
河地
スッキリとしない天気。
2019/04/25
今日も雨の一日となってしまいました。こんな日は雪はぐっしょりと重くなり、水作りにはもってこいの雪となります。今日も一日大きな釜フル稼働で、何度も何度も雪を運び、水作りを進めました。この水の多くは洗い物やトイレ用水となります。お水の提供はペットボトルのミネラルウォーターの販売となります。ご理解の程お願いします。なお、お湯は500㎖くらいのポットで200円となります。
この雨で雪解けはさらに進みました。入山時、多いと思っていた雪もあれよあれよという間に減ってきました。小屋周りでは地面を水が流れるところもありました。ただこの気温が高いのも今日までのようで、明日以降、気温が下がってくるようです。そうなるとこのグサグサ雪もカチカチになるかもしれません。
ゴールデンウィークになってしまうと除雪作業も出来なくなってしまうので、雨降りでしたが作業を進めました。
売店
喫茶コーナー
男性陣が外作業をしている頃、女性陣は小屋の中で準備を進めていました。売店ではTシャツなどの人気商品のディスプレイも整い、喫茶コーナーでは生ビールやケーキ(チーズケーキとリンゴのキャラメルケーキ)の販売の準備も整いました。
夕方、少しだけ視界が広がりました。雪解けがだいぶ進んだようでした。ここ数日の雪解けのスピードには少々驚いています。
河地
雨の一日。
2019/04/24
天気予報を見てもここ数日はすっきりとしない予報となっていて、今日は雨が降ったり止んだりの一日となりました。気温は1、2℃で非常に冷たい雨なのですが、これがちょっとでも気温が下がれば雪になっていたことでしょう。今の時期はまだまだ雪が降ってもおかしくありません。
入山した4月16日頃は雪が多かったようでその後積雪量は日に日に減ってきています。今日の雨で雪解けはさらに進んだようです。雨の一日でしたが、その分雪が柔らかくなっているので除雪作業が進みました。そして、ようやく屋根のてっぺんを掘り出すことが出来ました。除雪作業を進めていると扉の堅い箇所がその都度変わっていき、小屋が雪に押されているのがわかります。
今日はガスに包まれた一日でしたが時折、燕岳や合戦尾根を見ることが出来ました。登ってくる方は少なく、とても静かな一日でした。
ゴールデンウィークが間もなくとなってきました。それに向けて部屋を準備したり、雪を運んで水を作ったりと一日があっという間に過ぎてしまいました。今の時期は小屋の多くがまだ雪に埋もれているため、窓が開かない部屋等もあり、ご不便をお掛けします。連日、除雪作業を頑張っています。
河地
気温上がる。
2019/04/23
昨日、今日と山の上でも気温が高くなりました。空は霞み、春らしい光景が広がりました。安曇野の水田にはまだ水が張られていないようで
いつものキラキラはまだ見えません。ゴールデンウィーク頃になれば、それを楽しむことになるのでしょうか。
今日はお客様は少なく、静かな一日でした。のんびりするにはもってこいですね。
昨日と今日の強烈な日差しと気温上昇により、雪解けはさらに進みました。そのため、雪の中からハイマツやしゃくなげなど顔を出してきたので登山道を一部付け替えました。除雪作業をすると汗ばむほどで半袖で作業をするスタッフもいました。この時期は朝は氷点下くらいまで気温が下がるのですが日中との温度差がとても大きくなっています。
イワヒバリはまだあまり見かけませんがこのところホシガラスをよく見かけるようになってきました。山の上にも春が少しずつやってきています。
今日は空は霞んでいましたがとにかく日差しの強さを感じる一日でした。
天気は下り坂に向かっているようで、だんだんと空を覆う雲が多くなってきました。明日は雨か雪になるかどうか微妙な気温となっています。屋根に雨どいをかけることが出来たので、雨だとうれしいのですが。連日、スタッフ総出で一日に1t以上の雪を運び、連休に向けて水作りを進めています。それでも水はジャージャーと流せるほど余裕があるわけではありません。こんな時、水のありがたさを感じます。
河地
初夏の陽気。
2019/04/22
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昨夜は雨降りとなりました。そのため、朝起きてみると雪面が10cm位低くなっていました。雨は雪を少なくします。
8時過ぎ頃より、青空が広がり出し雨上がりらしく、ちょっと湿度の多い朝となりました。
そんな中、小屋の近くに1羽の真っ白なライチョウが現れ、皆さん大変喜んでいらっしゃいました。
燕岳と燕山荘
日中は強い日差しもあって気温も上がり、雪はグサグサとなりました。昨夜の雨と今日の天気で雪解けがだいぶ進んだような感じがしました。それでも今年は雪が多く、まだまだたっぷりとあります。今日のような日は日焼け止めとサングラスはかかせません。
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この日差しにより、雨上がりに気温が上がったため、夏のように積雲が沸き上がりました。この穏やかな晴天の中、お客様は外のベンチで楽しい時間を過ごされていました。
今日の日の入りは18時22分、水晶岳の左肩に太陽は沈んでいきました。夕方でも風がないせいかあまり寒さを感じず、皆さんゆったりとした時間を楽しまれていました。
今日は蛙岩(ゲーロ岩)まで様子を見に行ってきました。冬期ルートのトンネルは雪で埋まることなく、通行可能でした。安曇野側は急な雪壁となっているので決してそちら側へ行かないようにしてください。このトンネルを通過してください。また、大天井方面から燕岳へ向かう際はこの入口が見つけづらいので目印に赤旗を立てておきました。この稜線はまだほとんど人が歩いていないため、トレースはまだ期待できません。今日はグサグサ雪で歩くのがとても大変でした。
河地
最初の週末を乗り越えて。
2019/04/21
賑わった昨夜は写真を撮りに玄関を出入りされる方が多かったので、それにつられて外に出てみると満月をすこし過ぎても月明かりが明るく、白い山が浮かび上がり、テントの灯りもあってとても美しい夜の風景が広がっていました。
朝になってみると雲が多くなってきました。ご来光もぼんやりとしたものになってしまいました。
そして、だんだんと黒い雲が広がってきました。ちょっと不気味な感じの雲だったのですが、刻々と形を変えていき、水墨画のような美しさもありました。
新メンバーで迎えた最初の週末をうまく乗り切ることが出来、ちょっと安心しました。ゴールデンウィークの始まる今週末までは少し静かな日々が続きそうです。その間にまだまだ足りない雪を解かしての水作りや雪の重さに悲鳴を上げている山小屋を少しでも楽にしてあげるために除雪作業を進めていきます。今日の午後になってくると気温が少し上がったのか雪がしまってきたのを除雪作業をしながら感じました。除雪作業をしていると一日の中でも雪質の状態が変わっていくのがわかります。早い時間に行動される方は雪が固く、スリップは致命的になりますのでより一層慎重な行動が大切になってきます。
河地
素晴らしい天気の営業開始。
2019/04/20
2019年の燕山荘営業初日は素晴らしい天気に恵まれました。日の出は気づけば随分と早くなっていて、5時過ぎには太陽が昇り、雪面を美しく照らし始めました。雲海も広がり、とても素敵な朝で始まりました。
久しぶりに富士山もくっきりと見え、展望も素晴らしい一日となりました。
皆様が到着される前まだ静かな燕山荘周辺には、人の足跡が全くつかない美しい雪面が広がっていました。
9時位になると早速お客様が到着され始めました。所々幾分歩きにくい所はあるようでしたが、だいぶ歩きやすくなってきたようでわかんは必要なかったようです。ただ、まだこの時期は雪が降ることもあり、雪面状況は気温や天候によって目まぐるしく変わっていきます。
今日はきれいな青空が広がり、最高の登山日和となりました。皆さんとても楽しそうできっと山の素晴らしさを満喫出来たことでしょう。
テントの方はこの時期トイレは小屋のトイレをご利用頂いております。また、水はペットボトルでの販売となります。お泊りの方も水はペットボトルでの販売となります。今の時期水は雪を解かして作ったものしかないのでご協力をお願いします。
日の入は18時20分頃でした。
いよいよ春山シーズンが始まっていきます。
登山道上を尻セードされる方がいらっしゃいますが、登山道がツルツルになってしまい他のお客様が歩きにくくなってしまいます。皆さんが楽しい登山になりますようご協力をお願いします。
河地
まだまだ冬の気配は濃く。
2019/04/19
昨夜は今日満月を迎える月明かりに照らされ、真っ白な合戦尾根が暗闇の中、浮かび上がって見えました。雪のある時期の月夜は思った以上に明るく、そして美しいものです。
今朝になってみると雪が舞い、冬へと逆戻りしたかのような天候でした。岩や木々の枝にはえびの尻尾が付いていました。今の時期は春と冬が同居しています。
寒気が入ってきて、日中は晴れても気温の低い一日でした。除雪作業をしていてもなかなか体が温まりませんでした。ただ、この冷え込みによって昨日はグサグサで歩きにくかった登山道も固くしまり、今日は歩きやすくなっていました。その一方、このような雪面で転んだりするとスピードがついてしまい、止めるのがなかなか大変となります。雪山では転ばないことが大切になってきます。
それにしてもここに出来る今年の雪庇はとても大きなものとなってい
ます。
燕山荘の周りで雪がもっとも吹き溜まる所の除雪を開始しました。屋根の上には3mほどの雪、そこから地面まではさらに7、8mはあるかと思います。これをスコップとスノーソーを使い、除雪していきます。今年は地面に到達できるのは少し遅くなりそうです。それにしても今年は雪が多いです。
今年のゴールデンウィークのスタッフです。皆様の登山にお役に立てるよう頑張りたいと思います。
明日から今シーズンの燕山荘の営業が始まります。準備はなんとか整いました。今夜は平成最後の満月です。少し雲がありますが、その月明かりに照らされて、燕山荘が美しく輝いています。
ヤマテンの予報を見ると明日、明後日の気温は低めの予報です。そうなると雪が固く、歩きやすくなるかもしれません。ただ、夏よりは時間はかかりますのでゆとりのある計画でお越しください。ちなみに今はマイナス4度と冷えています。
河地
青い空と残雪。
2019/04/18
昨夜は少し雪が降りましたが今朝になってみると素晴らしい青空が広がっていました。その青い空と白い山のコントラストがとてもきれいな一日となりました。山っていいなぁと思える時です。
イルカ岩
メガネ岩
燕岳は花崗岩でできているため、このような面白い形の岩が見られます。
今日は山頂まで目印となる赤旗を立ててきました。気温自体は2、3℃なのですが雪面に跳ね返る太陽の光が強烈で雪の上を歩いていると暑く感じる程でした。仕事とはいえこんな天気の中、稜線を歩けるのはとても幸せです。
山頂より見る燕山荘
山頂より先の北燕岳からの東沢ルートはまだまだ残雪が多く、7月の頭ぐらいまでは通行することが困難です。
今日は日中風も弱く、太陽がサンサンと降り注ぎ、外にいるのが気持ちの良い一日でした。
明日は少し天気が崩れそうなので、午後は富士見ベンチまで赤旗を立てに行ってきました。昨日はあんなに歩きやすかった登山道も今日は気温が上がり、雪がグサグサになって、歩くのに少々苦労しました。ちなみに僕らはアイゼンとわかんの両方を着けて歩きました。春は気温が上がると雪が柔らかく、思った以上に歩くのに時間がかかる場合があります。
今日は下からスタッフ2人が上山しました。登山道の状況はそのレポートをご覧ください。
今の時期、日没は18時10分頃です。男性スタッフは除雪を頑張っています。女性スタッフは明後日からの営業開始に向け、営業準備を進めています。
河地
営業開始に向けて。
2019/04/17
早速、営業開始に向け準備を始めました。合戦小屋を開けに男性スタッフ数名で向かいました。広いトレースを作るためにわかんとアイゼンを着けて行きましたが、雪はしまっておりとても歩きやすい状態でした。ただ、これは天候によってこの状況は大きく変わってしまいます。また、今日のような雪ではアイゼンがないと非常に困難です。
合戦尾根上部も昨年より雪が多くなっていますが、そのため逆に歩きやすくなっていました。
合戦小屋に着くと早速、除雪作業に取り掛かりました。20日の営業開始に向け、急ピッチで準備を始めています。
今日の日中はどんよりとした一日でした。ただこんな日でも外作業をしているとかなり日焼けはします。この時期はサングラスと日焼け止めはかかせません。小屋もすっぽりと雪に覆われ、営業開始の準備と並行して、除雪作業を進めていきます。
夕方、一日の除雪作業を終え、ほっと一息付いていた頃、小屋の近くに真っ白なライチョウが出てきました。また、他の場所でもライチョウの足跡をたくさん見かけたので今年はライチョウに出会える機会が多いかもしれません。安曇野ではそろそろ桜が満開になったのでしょうか。ここの山の上はまだまだ冬の気配が色濃く、夜には玄関の温度計はマイナス4℃を示していました。
河地
上山しました。
2019/04/16
今シーズンの営業は4月20日より始まります。今年は2月までは雪は少なかったのですが、3月、4月に降雪となる日が多く、安曇野から見る燕岳も真っ白になっています。
先日、有明荘へと入り準備を開始しました。中房線の雪はありませんでしたが、有明荘の前にはたくさんの雪があり、除雪からのスタートとなりました。尚、中房線の冬期通行止めの解除の予定は4月19日正午です。
本日、ヘリコプターにより我々スタッフは入山しました。やはり、雪はここ数年の入山の中では多い方となっています。
燕山荘もすっぽりと雪に覆われ、小屋に入るのに少々苦労しましたが、無事に物資も荷揚げすることが出来、明日から営業開始に向け、準備を順調に進めていくことが出来そうです。
ヘリコプターより見た合戦小屋周辺の様子
決してびっくりするほど雪が多いわけではありませんが、ここ数年雪の少ない小屋開けが続いていたので、このくらいが普通なのでしょうか。
今日はヘリ荷の片付け作業だけで手いっぱいでした。明日から少しづつ除雪やルート工作などを進めていきたいと思います。登山道の状況などは追ってお伝えしていきたいと思います。ひとまずは上山のご報告まで。
河地
プロフィール
北アルプス燕岳(2,763m)の山小屋燕山荘のスタッフがリアルタイムでその日の出来事をお伝えしています。
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