昨夜は再び降雪となり、積雪量が増えました。登山口の中房でも２０センチくらいの降雪となったようでした。そのため、今日登って来られた方は苦労されたようでお客様の到着時間はいつもより２～３時間遅くなっていました。やはり冬山は登山道の状態によって、歩く時間が大きく変わって来るようです。



年越しを燕岳で過ごされたお客様の多くは、今朝下山されて行かれました。少し静かになってちょっぴりさみしくなりました。このお客様は冬にしては珍しい晴天と昨日の少し厳しい冬の天気の両方を体験出来てよかったのではないでしょうか。


今日の日中は天気はあまり回復しませんでしたが燕岳が時々姿を見せてくれました。



今日はすっきり快晴というわけではありませんでしたが燕岳をバックに外で餅つきを行うことが出来ました。気温はマイナス１３℃、標高２７００ｍ、このような餅つきはそうそうあるものではありません。そう思うとこの餅つきはさらに楽しくなります。


なかなか回復しない天気でしたがそのおかげで冬には珍しくブロッケン現象を見ることが出来ました。


今日は不思議なことに燕山荘と燕岳周辺だけ晴れていました。ここは冬でも晴れやすい場所なのでしょうか。天気予報を見ていると明後日は好天が期待できそうです。
河地