北アルプス表銀座の山小屋/燕山荘グループのWEBサイトです

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燕山荘

燕山荘スタッフブログ

燕山荘 スタッフブログ

秋雨続く。
2018/08/31



夏と秋の境目の秋雨前線が東北から北陸にかけてかかっているため、ここ北アルプスでは終日雨となりました。稜線は強い風が吹き、午後には雷鳴も聞こえました。雨雲レーダーを見ていると麓の街ではあまり雨が降っていないようでしたがこの辺りにはずっと雨雲がかかっていました。山は前線の影響を受けやすいものです。


こんな大雨の一日でしたが、イワヒバリのお母さんはずぶ濡れになりながらも一生懸命エサを運んでいました。


そして、巣の中をそっとのぞき込めばかわいいヒナが3羽元気よく育っていました。親鳥が来るたびに元気よく鳴き声をあげ、エサをもらっていました。雨で暗い気分になりがちでしたが、このヒナたちの鳴き声で明るい気分になれました。だいぶ大きくなったようで数日中には巣立ちするのでしょうか、元気に育ってくれるといいですね。


8月も今日で終わりとなり、アルバイト期間を終え、下山していくスタッフが出てきました。一番忙しい時期に一緒に働いた仲間が下山していくのはやはりさみしい気分になります。

前線は南下していくようで次第に秋の空気に包まれていくようです。気温も下がっていくようで防寒対策はしっかりとしてください。
河地

8月も終わりに近づいて。
2018/08/30


ここしばらくは秋雨前線の影響を受ける日が続きそうです。今日も雲が多く、時折雨が降ったりする一日でした。それでも雲の隙間からご来光を見ることが出来ました。なんだか得をしたような気分でした。


ヤマハハコの白い花が終わりに近づいてきていますが、まだ白い姿を残していて、その白とナナカマドの実の赤のコントラストがなかなかきれいでした。ちょっと珍しい組み合わせかもしれません。



今日は雲の多い一日でした。特に北部や標高の高い槍の穂先あたりは停滞前線の影響を受けてか終日雲がかかり続けていました。幸い燕岳周辺では
終日展望が広がっていました。


8月の終わりともなれば山の上の気温は街でいえばすっかり秋。時によっては初冬の気温となります。温度差で体調を崩さないように防寒具は必ずお持ちください。特に汗をかいて行動を終えたすぐは体が急激に冷えてきますので一枚羽織るなどして体が冷えるのを防いでください。


夜になってもすっきりと晴れることはありませんでしたがぼんやりと街の夜景が見えていました。週末にかけて天気予報はあまりよくありませんが、前線の動きで天気は大きく変わることもあるのでいい方に期待したいものです。これからの時期の雨の日の稜線歩きは低体温症の危険も出てくるので、合戦尾根を登った燕山荘で一度稜線の風を見てから決めるといいかと思います。
河地

久々の晴れ間。
2018/08/29



秋雨前線による雨が続きましたが今日はようやく太陽の光を見ることが出来ました。やはり晴れは嬉しくなりますね。


雨とガスで展望のなかった数日が過ぎた後、ナナカマドの実の色づきはさらに増したようでとても色鮮やかできれいでした。また、雨上がりとあってナナカマドの葉っぱには水滴が付き、これもまたきれいでした。


天気はだんだんとよくなってきて、お昼頃にはその雲の切れ間から青空が見られました。玄関前も久しぶりに賑やかとなり、山のゆったりとした時間を皆さん楽しまれているようでした。


太陽が西に傾いてくると燕岳にその光があたり、山の陰影がはっきりとしていつもの燕岳よりかっこよく感じました。


そして、うろこ雲も広がり美しい空を楽しむことが出来ました。


日の入は残念ながら雲に隠されてしまいました。18時20分前には太陽は沈んでしまうようです。あと10日あまりすれば日の入りは17時台へと入っていきます。その頃、東の空には上空の風が強いのかレンズ雲がたくさん現れていました。
明日は一旦前線が離れ、束の間の晴れとなりそうです。夏から秋へと変わっていく山の景色を満喫したいものです。
河地

秋霖。
2018/08/28


今この付近では秋と夏の空気の境目である秋雨前線が近くにあるためぐずついた天気が続いています。今朝も朝から雨が降っていました。皆様が出発される頃、雨は一時小やみになり、ちょっとだけ視界が開けました。その時以外はほとんど濃いガスに包まれて真っ白な一日でした。シシウドの花も気づかぬうちに白から紫色へと変わってきたものが多くなっていました。


こんな天気でしたが午後一瞬だけ燕岳が姿を見せてくれました。


今日は一日雨が降ったり止んだりの一日でした。明日は少し天気は良くなりそうです。台風通過後、季節は夏から秋へと変わり出してきたようです。山の上に居るとこの季節の変化をとてもよく感じられます。
河地

夏と秋の狭間で。
2018/08/27


昨夜は満月でしたが流れてくる雲に隠されることが多く、見えたり見えなかったりでした。今朝になってもその様子は変わらず裏銀座に沈む夕日は残念ながら見られませんでしたが雲の切れ間から月が顔を出すと辺りは急に明るくなり、太陽光とは違った陰影が現れ、美しい光景が広がりました。


オリオン座が上る時間も日毎に早くなり、日の出を見ようと玄関前に出てみれば、小屋と一緒に写真に納めるのが難しくなっていました。


夏の空気と秋の空気の境目の秋雨前線がこの辺りより少し上に出来ているのですが、その影響なのかなかなかすっきりとは晴れてくれません。しかし、そのために雲があって四阿山の上に真っ赤な朝焼けを見ることができました。


朝のうちは槍ヶ岳は雲に包まれていましたが、まだまだ槍ヶ岳や常念方面へと縦走される方は多くいらっしゃいます。


ヘリポートよりの眺め



日中は雲も少なくなり、きれいな青空が広がりました。週間予報を見ているとしばらくこの秋雨前線が上がったり下がったりするため、ちょっとすっきりしない天気の日が多くなりそうです。梅雨の時もそうですが季節の変わり目は前線の動き次第で天気も大きく変わることもあります。

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今日も東の空には大きな積乱雲が出来ていました。明日は雨の降りやすい一日となりそうです。
河地

ようやく晴れた。
2018/08/26


台風により雨の日が続きましたが、ようやく太陽を見ることが出来ました。昨日、雨の中登って来られたお客様にとってもうれしい日の出だったに違いありませんが、僕たちにとってもうれしい日の出となりました。


そして、展望のない二日が過ぎて広がった今日の展望はより一層秋へと近づいたと感じさせられました。草紅葉が進み山肌の色が緑から黄色へと変わり、秋への歩みが進んだようでした。



昨夜のコンサートの余韻がまだ残る今朝、鈴木メソードの皆様が玄関前で特別に演奏をしてくださいました。たまたまそこに居合わせた皆様は大変喜んでいらっしゃいました。燕岳や槍ヶ岳を見ながら聞この音色は昨夜のコンサートに勝るとも劣らない素敵なものでした。


このコンサートを開催するにあたって楽器は合戦小屋から歩荷で上げ下げしています。コンサートの終わった今日は総勢6名のスタッフで大切な楽器を合戦小屋へと下ろしました。昨日はあいにくの天気となってしまいましたが、素敵な演奏を聞かせていただいた鈴木メソードの皆様どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします。



今日は雲が多いながらもきれいな景色が広がっていました。8月も後半となり、日に日に秋の気配が濃くなっていきますが今日のように晴れた日でも気温は14℃位までしか上がらず、風が吹けば肌寒く感じる日でした。


満月が日の入り後しばらくして東の空から顔を出してきました。次にみられる満月は中秋の名月ですね。
河地

クラッシックコンサート。
2018/08/25


今日は前線の影響で終日雨となりました。今年の7月は高温と晴れの日が続き、厳しい夏となりましたが8月に入ると台風が頻繁に接近して、ちょっと異常といえるような夏でした。そして、今日は燕山荘の夏の締めくくりであるクラシックコンサートの日でした。


コンサートのスタートは燕山荘名物のオーナー赤沼によるホルンの演奏からでした。



いつもながらみんなで聞くこのコンサートは素晴らしいものです。鈴木メソードの皆さんはこの雨の中歩いて登って下さり、素敵な演奏を聞かせてくれました。本当にありがとうございました。


演奏中に雷鳴が鳴り響くというハプニングもありましたが、コンサートは無事に終了しました。明日辺りから少し天気が良くなってくるのでしょうか。天気図を見ると日本付近は前線やら台風やらとなかなか見られない様子となっています。夏も終わりに近づいているようですね。今日の演奏を聞きながら過ぎゆく夏を思い返していました。
これで一区切りつきました。また明日から頑張っていきたいと思います。
河地

台風が過ぎて。
2018/08/24


この辺りへの台風の最接近は昨夜から未明にかけてだったようで、夜中中小屋がゴトゴトと音を立てていて、眠れぬ夜となりました。



非常に風の強い台風でしたがこの周辺では大きな被害はなかったようで、早速今日はお泊りの方が登っていらっしゃいました。時折、展望も開け燕岳や安曇野の街も見られる時間帯もありました。しかし、今回は二つの台風があることによって台風一過とはならず、終日強い雨が降ったり止んだりの一日となりました。


昨日撮影したシシウドもこの台風に耐えたようで今日もその姿を見ることが出来ました。
明日は燕山荘の夏の締めくくりであるクラッシックコンサートの開催日となります。この日は不思議なことに天気は大崩れすることが少ないので、なんとか天気が回復してくれることを願います。
それにしても天気図を見ると日本付近には台風や熱帯低気圧が3つもあり、なかなか見ることが出来ない天気図となっています。今年の夏は少し変わった夏となったようです。
河地

台風接近。
2018/08/23


今年は台風の多い年となっているようで、またもや台風がやってくるようです。しかし今朝の夜明け前は、街の明かりもくっきりと見えて、そんなことを全く感じさせないきれいな夜明けでした。

富士山の左上にはちょっと面白い雲が出ていました。これは台風の影響なのでしょうか。こういった面白い現象を創り出してくれるだけなら台風もいいものなんですが。


日の出時刻は5時10分位になってきました。



朝のうちはきれいな青空が広がっていました。ただ、このころになると強い東風が吹き出してきて、木の枝が大きく揺れるようになってきました。天気はこんなにいいのにちょっと不思議な感じがしました。


大きな花をつけたシシウドがこの強い風に大きくゆすぶられていました。それでも必死に風に耐えているというより、むしろ気持ちよさそうに風に揺られているようにも感じました。そう思えたのもきっとこの天気の良さからなのでしょうか。


お昼頃になってくると東風がさらに強くなってきて、つい今しがたまで見えていた燕岳もあっという間にガスに包まれて見えなくなってしまいました。


台風の雨に備え、合戦小屋まで道の整備へと出かけた時、ハイマツの実がたくさん落ちているのを見つけました。


上を見上げるとそこにいたのはやはりホシガラスでした。ハイマツの実をくわえてはダケカンバの木の枝の上で上手にその実を食べていました。ホシガラスは警戒心が強いのでなかなか近くで見ることが出来ませんがエサを食べるのに必死なようで結構ちかいとこ所でその姿を見ることが出来ました。


湿ったガスの水滴がアザミの花についてとてもきれいでした。
夜になって風雨が強まり出してきました。この付近は今夜が台風のピークとなりそうです。大きな被害がないといいのですが。
河地

美しい空が続きます。
2018/08/22


二つの台風の接近が気になりますがそれに反して今朝は非常に視界がクリアでした。夜明け前の東の空に輝くオリオン座がいつも以上にきれいでした。



今日はちょっと不思議な感じの一日で視界はとてもクリアなのに雲の湧きやすい一日でした。そんな一日でしたが今朝の朝焼けはとてもきれいでした。


ちょうどその頃、東天井岳辺りには美しい滝雲が現れ、まるで雲が滝のようにどんどんと流れていました。


富士山も非常にくっきりと見えていました。今日の富士山はなんだかいつもより大きく感じました。同じ富士山なのに日によって大きさが違うのはちょっとおもしろいです。



今日は台風の影響なのか日中の気温は高くなり、この暑さにより具合が悪くなる方もいらしゃいました。こういう日はこまめな水分・塩分・エネルギーの補給が重要になってきます。夏は終わりに近づいていますが、午後になると発達した積乱雲が現れ、まだ夏は終わらないぞと言っているようでした。



夕方になるとその積乱雲にも夕日があたり、不気味ながらも美しく感じました。そして日が沈んだ後、燕岳の上にある雲だけが不思議なことに紅く染まりました。


合戦小屋辺りでも秋の気配を感じるようになってきています。ナナカマドの実が真っ赤になってきました。合戦尾根の面白いのは合戦小屋付近の方がナナカマドの実の色づきが燕山荘付近より早いことです。




合戦小屋より上ではオヤマリンドウもたくさん咲き始めています。この花はとても色鮮やかで美しいのですが、この花が咲くともう花の季節の終わりが近いことを知らせてくれ、少し寂しい気分になります。
河地

雲が多いながらも。
2018/08/21


近づきつつある台風の影響なのでしょうか、西風が強い朝を迎えました。昨日は秋らしく巻雲などの高い所に現れる雲が多かったのですが、今日はそれより低い所に現れる高積雲が多く見られました。


日の出はその雲に隠されてしまいましたが日が昇った後に見られた光景はまた違った美しさがありました。こういう朝もいいものですね。


このところ急激にナナカマドの実の色づきが進んできました。一日たっただけで随分色づきも進んでいくようです。


日中は14℃位まで上がり、先日までの低い気温を経験した後ではとても暖かく感じました。午後になってきて稜線の東側はいつものガスですっぽりと覆われてしまいました。



少しムシムシとした感じの一日でしたが、夕方になると気温が下がってきたせいかガスも取れ、美しい夕焼けを見ることが出来ました。太陽が沈む位置も水晶岳を超え、だんだんと槍ヶ岳へと近づいてきました。この太陽の沈む位置も季節の進みを感じさせてくれるものです。


そして、その日が沈む空と反対の東の空には反薄明光線も見られました。



第2回目は前線の通過による悪天のため残念ながら中止となってしまいましたが、第3回目の親子ファミリー登山教室は天気もまずまずで無事終了しました。小さな子供たちはここからの美しい景色や涼しい空気に感動している様子が印象的でした。大きくなったらまた登りに来てくださいね。山はいい所ですよ。
河地

雲の変化。
2018/08/20


8月も後半に入りオリオン座が見えだしてくる時刻も日毎に早くなってきています。今の時期の日の出前の楽しみはこのオリオン座を見ることです。


今朝は少し雲の多い空で日の出前東の空は真っ赤に染まりました。明日の天気予報を見ていると少し納得の出来る朝焼けでした。



その雲が今朝も面白い空を創り出してくれました。恐らく巻積雲というのでしょうかうろこのような雲が所々に出来ていました。この雲は短い時間で変化していき、長くこの景色が見られることなくちょっとして同じ空を見上げたらもうなくなっていました。


定点撮影ではありませんが今日のヘリポートからの眺めです。ここからの眺めが季節の変化が最もわかるような気がします。



今日は天気が下り坂に向かってきました。朝のうちきれいに見えていた槍・穂高も稜線上を西から東へ雲が流れ出し、ちょっと面白い光景が見られました。北穂が雲に覆われていく様子はなかなか迫力がありました。


シシウド
燕山荘の東側の斜面には毎年シシウドが花を咲かせるのですが、記憶違いなのかもしれませんが今年はなんだかいつもよりたくさん咲いているように感じます。


雲がだんだんと変化していき、お昼ごろになると先程まで見られていた巻積雲は少なくなり、もくもくとした積雲が多くなってきました。そして、雲はさらに厚くなり、16時頃には雨も降り出してきました。明日は少しぐずついた天気となってしまうのでしょうか。昨日から今日にかけて雲の変化を見るのが面白いものでした。
河地

雲のきれいな一日。
2018/08/19


日の出も5時を過ぎるようになってきて、夜明けも少しづつ遅くなってきています。まだ街灯りが残り、薄明のころ、東の空に見える星が少なくなる中、シリウスが明るく輝いていました。冬の星を見ると秋が近いことが感じられます。


今朝は雲海が広がり、山の上ならではの美しい日の出となりました。夏休み中とあって小さなお子様が多く、この美しい日の出を見ていらっしゃいました。いい思い出になるといいですね。



今朝は秋のような美しい青い空に巻雲が広がり、とても美しい空でした。こんな空を見ると秋を感じますね。ただ先日までの冷え込みが緩んで朝の気温は9度くらいと寒さに震えるような朝ではありませんでした。それでも下から上がって来た皆さまには寒い朝には違いありません。


また巻雲だけでなく、巻層雲も広がり、それが太陽の光をいい具合に遮ってくれ、美しい空を造り出してくれました。そんな空を眺めながらゆっくりとした時間を過ごされている方も多くいらっしゃいました。


草木の色は日毎に秋色へと変わっていきます。


午後になってくるとだんだんと雲が厚くなってきました。


夕方になっても巻層雲が空一面に広がり、ぼんやりとした日の入りとなりました。巻層雲の中を飛行機が通ると飛行機雲が出来ることがよくあります。燕岳の上空はたくさんの飛行機の通り道となっているようで空は誰かが落書きをしたかのようにたくさんの線が出来ていました。真っ青な空の一日ではありませんでしたが、雲を楽しめる一日でした。
河地

澄んだ空。
2018/08/18



秋の空気に入れ替わり今朝も寒い朝を迎えました。昨日同様3度台まで気温は下がりました。でも朝焼けは美しく、東の空は紅く染まりました。その色にミヤマシシウドの白い花も染まって紅くなっているのを見つけた時は寒さを忘れてうれしくなりました。


寒い朝でしたがこの美しい朝焼けにひかれて日の出を見ようと小屋の東側には多くの人が集まっていました。


ちょうどその頃我々スタッフは朝食の準備で大忙しとなります。それでも窓から見える朝焼けを見ながら仕事が出来、ちょっと幸せな気分になります。


秋の澄んだ空気に包まれ、秩父や群馬県の荒船山や妙義山までくっきりと見えていました。


いつもより早く咲き出したトウヤクリンドウは花の先が早くも茶色くなり出しています。この冷え込みによって紅葉も早くなるのでしょうか。



この晴天に誘われ大変多くの方々でにぎわいました。皆様、今回のこの気温の急激な下がり具合に驚かれているようで寒い寒いという声を多くきかれました。フリースやダウン、手袋などは欠かせません。


久しぶりに安曇野や松本との街がくっきりと見えました。


夕方になってちょっと雲が多くなってきましたが、そのおかげで美しい夕焼けを見ることが出来ました。この寒さは今日がピークのようでこれで緩んでいくようです。
河地

季節は進む。
2018/08/17


やはり今朝は冷え込みました。玄関先の温度計は3度を示していました。暑い夏となっていた今年でもやはり秋はやってくるものですね。日の出を見ようと外にいらっしゃるお客様は皆さんとても寒そうでした。ダウンなどの防寒具が必要な季節となってきました。


昨日は荒れた天気の一日だったので、今日の朝日まさに希望の光といった感じでした。寒いけれど、どとても美しい朝となりました。


秋の空気へと入れ替わり、きれいな空が広がりました。涼しくなって登山も快適になって来たのではないでしょうか。



今朝はヘリコプターによる物資の荷揚げでした。日の出直後の5時半より始まったのですが、ヘリポートには霜なのでしょうか氷なのでしょうか、ツルツルになっていて何度も転びそうになりました。今回のように寒気が入ってくると8月に初氷なんていうことも山の上では珍しいことではありません。山の上では季節の進みが街に比べ、随分と早いものです。



今日は日中もひんやりとして10℃を超えるか超えないかの気温でした。この寒さが続くわけではなく、また夏が戻ってくるとは思いますが、そんなことを繰り返しながら季節は秋へと進んでいきます。




日の入は18時半頃になってきています。今日は高瀬渓谷にも雲海が入り、とてもきれいでした。ただこのころになると気温は再び3度位まで下がってきて非常に寒くなりました。朝晩はもう手袋などが欲しくなる季節となってきました。
河地

秋の空気へ。
2018/08/16

+
夏の空気と秋の空気の境目の前線が通過した今日は、稜線は非常に強い風と雨となり、稜線を歩く人はほとんどいなく、明日の晴れを待って燕山荘にお泊りされる方が多くいらしゃいました。今日のような天気の場合、合戦尾根は大丈夫でも稜線歩きととなると全く別のものになってきます。日中の気温は10度位で風速は10m/s以上ともなれば体感温度は氷点下となります。そうなると低体温症のリスクが出てきます。こんな日は無理をしないことが一番です。

雨で展望がなかったのですが、小屋の周りを歩くと秋の訪れを感じさせれるものをいくつも見つけることが出来ました。胞子だけになったチングルマの陰にはミヤマリンドウが花を付けていました。この花は雨の日や暗いうちは蕾を閉じています。

ナナカマドの実も色が変わり出してきているものが多くなってきました。水滴の付いたナナカマドはいつ見ても美しいものです。


またテガタチドリは紅葉が始まり出してきています。こういった小さな草花の色の変化が山肌の色を少しずつ秋の色へと変えていきます。


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夕方一瞬だけ燕岳が姿を見せてくれました。今回の前線が通過して季節は秋へと一歩進みそうです。明日の朝は気温が一桁の前半となり寒くなりそうです。早くもストーブの出番となるのでしょうか。日中も気温は低めなので防寒着をお忘れなく。

河地

今日も雷雨。
2018/08/15


お盆を過ぎる頃になると季節の移り代わりを感じるようになってきます。夜明け前の東の空にはオリオン座が見られるようになってきました。
今は眠りにつく頃には夏の星座が見られ、夏と冬の両方の季節の星座を楽しむことが出来ます。




今朝は朝焼けの美しい朝を迎えました。松本の街の明かりの奥には富士山もきれいに見えていました。日の出前から小屋の東側には多くのお客様が集まっていらっしゃいました。お盆休みも後半に入り、山ちょっとづつ静かになってきそうです。



親子ファミリー登山の第1回目は無事に終了しました。今年から下山時の解散時刻を少し遅らせたため、時間にもゆとりがあり家族で山でゆっくりと過ごす時間が増え、皆さんとても楽しそうでした。


ヘリポート下のウラジロナナカマドも少しづつ赤くなり始めていました。


またトウヤクリンドウもあちこちに咲いていて、山の上では夏より秋の気配が日毎に強くなってきています。今は季節の変わり目です。

今日も午後になってやや激しい夕立がありました。このところ大気の状態が不安定な日々が続いているので雷には注意が必要です。雨雲レーダーはスマートフォンなどでも見ることが出来るので今日のような日には有効かもしれません。レーダーに映る雷雲の雨雲は特徴的なので比較的わかりやすいです。明日も引き続き雷雲が発生しやすくなりますので気象情報をしっかりと把握することが大切となりそうです。
河地

雷雨の後の虹。
2018/08/14



このところ、日の出頃に雲やガスがかっかっている日が多く日の出を見られない日が多かったのですが、今日はきれいなご来光を見ることが出来ました。日の出時刻はどうやら5時を過ぎるようになってきたようです。このことから季節が秋へと進んでいることを感じます。



昨日登って来られた方は、天気が良くなくて、今朝になってようやく燕岳の姿を見ることができました。そして、朝食後早速山頂へと向かわれました。天気の回復した今朝の玄関前は、皆さんのうれしそうな笑顔であふれていました。




午前中は槍ヶ岳も姿を現していましたが、大気が不安定な日は続いていて、お昼る頃より激しい雨が降り出しました。そしてその雨が上がると素敵な光景が見られました。



くっきりとした虹が有明山の前にかかっていました。今日のような雷雨の後にはこんな美しい虹が見られことがたまにあります。虹がでると何だかいいことがありそうな気がして嬉しくなります。




雷雨が止んでもすっきりと晴れることはありませんでした。あちこちに積乱雲が湧いていました。こんあ天気はまだ続きそうなので、早出早立ちの計画がいいかもしれません。
また、燕山荘企画の親子ファミリー登山の皆様も元気に登って来られました。燕山荘に到着された皆さんはとてもいい顔をされていました。

河地

天気はいまいちですが。
2018/08/13


今日もガスに包まれて展望のない一日となりました。こういう天気が続くようになると太平洋高気圧も弱まってきたのかなと感じさせれます。しかし、お盆休みとあって多くの方が登ってこられました。





お昼頃、急にやや強い雨が降り、中に入ろうと受付は大混雑となりました。受付の長い列が出来てしまい、ご迷惑をおかけしました。そんな混雑が落ち着いた時、小屋のそばにライチョウの親子がやってきました。ちょっと見ない間にヒナはずいぶんと大きくなっていました。それでも、鳴き声はまだ小さいころとあまり変わっていないのが面白かったです。忙しい日々が続きますが、雷鳥の親子の姿が心をなごましてくれました。



今日も不安定な天気が続き、青空どころか燕岳の姿を見ることも出来ませんでした。夕方ごろ少しだけ雲が切れ、裏銀座の山々を見ることが出来ました。そして、21時頃薄くなったガスの中、安曇野市の花火が小さく見えていました。花火を見ると子供のころの楽しかった夏休みを思い出します。
河地

不安定な天気。
2018/08/12




お盆休みに入り山は賑わいを見せています。テント泊の方はまだ暗いうちから起き出しヘッドランプの明かりで出発の準備を進めていました。先日も書きましたが、山での早出早着は大切なことだと思います。



太平洋高気圧が弱くなってきたのかこのところすっきりと晴れる日が少なくなってきました。雲やガスの多い朝を迎えましたが、そのガスのお陰で幻想的な日の出を見ることが出来ました。


ヘリコプターによる荷揚げにはいい天気ではありませんでしたが、ガスの湧く中、荷物を上げて頂きました。ガスで時折ヘリの姿が見えなくなることもありました。それでも食材が乏しくなって困っている僕たちのために無理をしてでも荷物を上げてくださった東邦航空さんに本当に感謝でいっぱいです。


天気が悪かったのでいつもとは違うルートで荷物は運ばれてきて、お客様にもご協力いただき、玄関前へと荷物は届けられました。今日荷物が届かなければ、たくさんの荷物を歩荷しなければならなかったのでスタッフの間でも安堵の笑みがこぼれていました。山小屋にとってヘリコプターは欠かせないものです。


お盆休み中という事もあって、ご家族で登って来られる方が多くなっています。まだまだ夏は続きますが咲く花々が季節は秋へと向かっていることを知らせてくれます。


とにかく今日も濃いガスが湧き続き、すっきりとしない天気でした。そして夕方には一時雷雨もありました。
河地

湿った空気。
2018/08/11


台風通過後、湿った空気が入り続け、ムシムシとした日々が続いています。昨夜も濃い霧に包まれ、全て物のが湿気を帯びていました。日の出はありませんでしたが燕岳は西側半分だけ姿を見せてくれました。山頂でご来光を見ようという方のヘッドランプの明かりがどんよりとした空の中、きれいに見えていました。



この湿った空気の影響で雲やガスが多く、特に稜線の東側半分は終日ガスに覆われていました。山の日の今日はちょっといまいちな天気でしたが、多くの登山者で賑わいました。テント場は大きな学生の団体さんがいらっしゃったので9時前にはほぼ満杯となってしまいました。


シシウドとミヤマトリカブト

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トウヤクリンドウ
咲く花もすっかり秋の花へと変わっています。


午後になってくると東側のガスはやや薄れ、青空も見られるようになってきました。そこに湧きたつ雲はもくもくとした夏らしいものでした。この雲を見ると夏だという気分が高まります。


夕方になるとようやく槍ヶ岳も姿を見せてくれました。すっきりとした空は見られませんでしたがもくもくとした雲があちこちに見られ、雲の変化を見るには楽しい一日でした。


これは9日の夜9時頃の様子です。今夜は見られませんが今の時期晴れればきれいな天の川を見ることが出来ます。星空を楽しむには薄手のダウンなどあるといいでしょう。
河地

お盆休みが始まります。
2018/08/10


朝外に出てみればガスで真っ白、今日はヘリコプターによる物資輸送の日だったのでこの天気はなんとも悩ましいものでした。しかし、6時半頃より急にガスが切れだし、美しい雲海が広がっていました。



そして7時頃よりヘリコプターによる荷揚げが始まりました。きれいな青空が広がって、気持ちのいい中の作業となりました。



今日も湿り気の多い一日で青空が広がるものの雲の広がりやすい一日でした。そこに広がる雲はもくもくとした夏らしいもので、皆さん外で楽しそうに齟齬されている様子はまさに夏山らしい光景でした。


学生さんたちは夏休みに入ったようで今日のテント場はその学生さんたちのテントであっという間にいっぱいになってしまいました。
明日からいよいよお盆休みが始まっていき、山は夏山シーズンの最も賑わう頃となってきます。
このところちょっと気になるのが日が沈んでから到着される方がちらほらといらっしゃることです。遅い時間になんらかのトラブルがあった場合、暗いためにその対処に大変苦労する場合が出てきます。場合によっては翌日にしか対処が出来ない場合も出てきます。せめて日没前には到着できる計画でお越しください。楽しいはずの山が多くの方々に迷惑をかけることになりかねません。山登りは楽しいものであってほしいものです。
河地

台風は過ぎて。
2018/08/09



今回の台風はこの辺りにはほとんど大きな影響はありませんでした。しかし、湿った暖かい空気が運ばれてきたためでしょうか、湿気が多く気温が高めの朝を迎えました。そのため日の出は見られませんでしたが、7時頃より急激に天気は回復してきて、眩しい夏の陽射しが降り注ぎました。



雨上がりらしく空気中の塵が払われ、くっきりとした景色が広がりました。連日書いていますがやはり山肌の色は少しづつ秋の色へと変わり出しているようで昨日よりも緑の色が薄れてきたような感じがしました。



気温が上がってくるとやはりガスが湧き出し、東側には雲海が広がり、槍ヶ岳だけ雲にすっぽりと包まれてしまいました。この雲海はいつもなら美しく感じるのですが今日はヘリコプターによる物資輸送の日だったので、その雲海がないほうがありがたかったです。結局、この雲やガスにより荷揚げは明日へと伸びてしまいました。


ウラジロナナカマド


トウヤクリンドウ
雨上がりのあとに見るナナカマドやトウヤクリンドウは少ししっとりとしていつもより美しく見えました。


日が沈む頃になってもガスはなかなか取れず、日の入りもガスの中となってしまいました。しかし、夜になると美しい星空が広がってきました。天気は良くなったのですがガスに悩まされる一日となりました。
河地

東風。
2018/08/08


台風13号は予報より東寄りのコースを進んだのでこの辺りでは大きな影響は感じられませんでした。そして朝の一時はとてもきれいな空が広がりました。この写真を見ると山荘の東斜面の色がどことなく黄色っぽくなってきているのが分かるでしょうか。


日の出頃はガスに包まれていたのですが、その後急激にガスはとれてきれいな景色が広がりました。空気は澄んで安曇野の街もくっきりと見えていました。


台風が近づくと風向きはいつもとは逆の東風になることがあります。今日もその東風が吹き、燕岳に湧くガスも西側に出来ていました。ちょっと珍しい光景に何度もシャッターを押しました。


またこの東風によって出来たガスは、高瀬渓谷側にブロッケン現象を創り出してくれました。そして写真ではわかりにくいかもしれませんが白い虹も出来ていました。


周りの山々はきれいに見えていたのですが、槍ヶ岳だけはすっぽりとガスに包まれていました。


富士山の左肩にはちょっと珍しい雲がかかっていました。


北穂には面白い雲がかかっていました。台風の間接的な影響により今朝は面白い光景をたくさん見ることが出来ました。台風が近づくと強い雨風となり、厄介なものですがこうした珍しい現象を見せてくれることもあります。


小屋の東斜面にはアザミもたくさん咲いています。


きれいな青空も束の間で10時頃より山荘周辺は濃いガスに包まれてしまいました。そして雨もポツポツと降り出してきました。風もそれほど強くはならなく、どうやら今回の台風の影響は少なさそうです。乾いた地面が少ししっとりとしてくれました。
河地

8/8
2018/08/08









立秋。
2018/08/07


山の上は秋の訪れが早く、立秋の頃ともなれば朝晩は肌寒さを感じるようになり、秋の気配を感じるようになってきます。山の夏は本当に短いものですね。今朝はガスに包まれ真っ白でしたが7時頃より西側だけ青空が広がってきました。


台風はこの辺りにはあまり近づかないルートを取りそうです。しかし、縦走を予定されている方々はやはり天気を気にされていらっしゃいました。台風が近づく時の天気は台風の進路次第で大きく変わってくるのでなかなか難しいものです。なんの影響もなく晴れたりすることもあったりします。しかし、無理をしないのが一番だと思います。


西側はまずまずの天気でしたが、ここの稜線の東側半分は濃いガスに終日包まれていました。このガスの中にトリカブトやカンチコウゾリナ、シシウドなどの秋の花々が色鮮やかに咲いていました。


今年はすでに燕山荘周辺でトウヤクリンドウが咲き出しています。この花を見ると秋の始まりを最も感じさせられるものです。それにしても今年は花の進みが早く、この花が咲き出すのはたいてい8月の20日頃です。


午後になり、山荘周辺は濃いガスに包まれ雨もパラパラと降り出してきました。天気予報をみていると明日辺りから風が強くなり、台風の影響がありそうです。雨の降らない日が多くなっているので少しばかりは雨が降ってくれてもいいのですが。
河地

少しづつ聞こえだしてきた秋の足音。
2018/08/06


天気図を見ると台風やら前線やらあったりして、季節が変わってきているのが分かります。相変わらず街では暑いようですが、山の上にいると気温や雲から秋の気配を感じ取れるようになています。今朝もそんな朝でした。


雲の多い朝で明け方まで北部では稲光が見えていました。しかし、南の方はきれいな青空が広がり、きれいな夏空となっていました。



ここ最近、コマクサ畑でイワヒバリをよく見かけます。何をしているのかとしばらく見ているとどうやら落ちた花びらをつついているようでした。イワヒバリはコマクサの実を食べるようでイワヒバリがそれをフンとして排出することによって、コマクサはどんどんと増えていくようです。自然界は様々な動植物がかかわりあってなりたっていることがわかります。


台風の遠い影響なのか日中は雲が多くなりました。そのおかげで強い日差しも弱まり、外で過ごすのにはちょうど良かったのかもしれません。


今日は信越放送(SBC)の生中継がここからありました。明日は大天荘からの生中継となります。長野県内の方、よろしかったらご覧ください。


今夜も南東方向に暗闇の中、雷は光っているのが見えました。ヘリポートにはその光を楽しんでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいました。雰囲気はなんだか花火大会を見ているような感じでした。台風が近づいていると大気が不安定で雷雲も発生しやすくなります。
河地

秋の花へ。
2018/08/05


各地から連日猛暑のニュースが流れていますが、山の上では朝晩は半袖一枚では寒さを感じるようになってきて、また夜露も下りるようになり、秋の気配を感じるようになってきています。
夜明け前、山頂でご来光を見ようという方々のヘッドランプの明かりが所々に見られます。これも夏らしい光景です。




燕山荘では山頂に行かなくても小屋の東側からご来光は十分にきれいに見えます。天気のいい日の朝はたくさんの人で賑わいます。



           キオン


          クロトウヒレン
山荘の周りでも秋の花がたくさん咲き出してきています。花の咲き出しが早かった今年は花の終わりも早くなりそうです。


今日もきれいな夏空が広がりました。この先台風の動きが気になるところですが、雨が少ない夏となっているので、一雨欲しいところです。


午後になってあちこちに積乱雲が出来てきました。こうして雷雲が出来るようになるのも夏が少しづつ弱まってきているからなのでしょうか。


太陽がが沈むと、暗闇の中、東の空にある雷雲が稲光を発しているのが見ました。夜の稲光はちょっと不気味ですが、美しくも感じます。

河地」

笑顔溢れる週末。
2018/08/04

今朝は真っ赤な太陽の日の出で始まりました。日の出時刻も4時50分を過ぎ5時へと近づいてきています。


ヘリポート下のウラジロナナカマドには早くも実が出来てきました。こちらはまだ青々としていますが、雪の下から出てきて約二カ月ほどで実が出来てしまうんですね。山の夏の短さを感じます。




土曜日とあって日帰りで登って来られる方やテント泊の方も多く山荘周りは活気に満ちていました。今は夏真っただ中です。みなさんとても楽しそうですね。山で元気をもらって下山されていかれたら、山小屋で働くものとしてうれしい限りです。忙しい日々が続きますが、登山される方々の笑顔から僕たちも元気をもらえます。








日の入時の玄関前はとても賑やかでした。こんな雰囲気のなか見る日の入りもいつもとはまた違った感じがしていいものでした。今夜も天の川がきれいに見えています。

河地

週末のような賑わい。
2018/08/03


今日も晴天が続きます。街では40℃超えの地点がたくさんあったとか。山の上では朝晩は半袖では寒い気温になってきていて、山に涼みにくるのもいいかもしれません。ただ、暑い今年は花の進みも早く、コマクサは終盤へとなってきています。コマクサを楽しみ見るなら早めにお越しになったほうがいいかと思います。



金曜日なのにまるで週末のような賑わいとなりました。何度も今日は土曜日なんだと勘違いしてしまうことがありました。また、夏休み中らしく、親子での登山も多くなっています。燕山荘では小屋にお泊りの小学生以下のお子様には登頂証明書を差し上げています。


高校や大学の山岳部の合宿の方も多く、平日でもテント場がいっぱいになる日も多くなっています。遅い到着の方はテントが張れないことがあるのでご理解の程よろしくお願いします。



今日の一日は美しい夕焼けショーで終わりました。今は夜中には天の川を始め、美しい夏の星空が広がっています。さすがにそれをゆっくり眺める余裕はないのですが、とてもきれいですよ。
河地

今年の夏はなかなかやるもんですね。
2018/08/02




今日も眩しい夏の太陽が朝から降り注ぎました。今年の夏はなかなかやるもんですね。ただ、これだけ晴れが続くと湧水を約340m下からポンプアップしているとはいえ渇水が心配になってきます。ちょっとくらい雨が降ってくれてもいいのですが。





今日は空気が乾いていて昨日のようにガスが湧くこともなく、終日安曇野の街が見えていました。この天気のおかげでヘリコプターによる荷揚げも順調に終わりました。この荷揚げ作業は日の出と同時に始まるので朝食出し時間と重なりいつも以上に忙しくなるのですが、スタッフ総出でこの作業をこなし、男性スタッフに負けまいと女性スタッフも重い荷物を運んでいました。こんな時スタッフの連帯感はさらに強まります。


夏の日中に今日のようにガスがあまり湧かない日は結構珍しいものです。今日は平日にもかかわらず多くの方々が登って来られ、週末と勘違いしてしまうほどでした。街では再び暑さが戻ってきたようですが山の上では季節の進みが早いためなのか7月のころのような暑さはもうなくなりました。


夏休み真っただ中とあって、テント場には高校や大学の山岳部の方々のテントがたくさん張られています。そのため夕方前にはいっぱいになってしまいました。燕山荘のテント場は決して広くありませんので、注意が必要です。


日の入の前、太陽の横には幻日が見られました。


8時過ぎ、東の低い空を見ると火星が街の夜景に負けまいと明るく輝いています。朝起きることにはちょうど笠ヶ岳の上あたりにまだその姿を見ることが出来ません。今夜は星がとてもきれいで天の川をはっきりと見ることが出来ています。
河地

もう8月。
2018/08/01



今日からもう8月です。海の日以降、多くのお客様がお越しになり、賑わいが続いているため一日がものすごく早く感じる毎日です。そして、気が付けばもう8月です。もうひとがんばりといったところです。昨夜は雨が降ったため、玄関前には水溜まりが出来ていました。



昨日の雨により湿気が多かったため、今日はガスの湧きたちも早く、7時を過ぎると東側にはどんどんとガスが沸き上がってきました。山肌の色はやはり少し黄色っぽくなってきているようで、夏のピークを越えた感じがします。それでも天気予報をみているとまだまだ暑い日が続くようです。


連日、多くの方々が常念方面や槍方面へと縦走されて行きます。今日は昨日お泊りの愛知淑徳中学・高等学校の皆さんが常念岳へと縦走に向かわれました。縦走路はきっと賑やかなことでしょう。


ガスの湧きたちが早かったせいで9時を過ぎるとさらにガスが濃くなり、西側の空は晴れているのに東側は何も見えなくなってしまいました。


小屋の敷地内にあるタカネナナカマドの実は早くも赤く色づき始めてきました。今年はとにかく花の咲く時期が例年より2週間ほど早くなっています。


小屋の近くにライチョウの親子がやってきました。今日の親子はヒナが2羽だけでした。先日見た親子は6羽のヒナがいたので、恐らく別の親子なのでしょう。どうやら小屋の近くには2組の親子がやってくるようです。
今日はガスに覆われ、ヘリコプターによる荷揚げもできませんでしたが、夜になるとそのガスもとれ、きれいな星空が広がってきました。
河地

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北アルプス燕岳(2,763m)の山小屋燕山荘のスタッフがリアルタイムでその日の出来事をお伝えしています。

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