燕山荘 スタッフブログ
10月も終わりですね。
2016/10/31
朝5:20、燕山荘玄関前の温度計はマイナス3℃でした。
5:32
辺りはまだ暗いですが、オレンジ色に焼けてきました。
5:55
6:08
今朝も美しい日の出でした。
富士山もすそ野まで赤く染まりました。
富士山の初冠雪が発表されてから1週間近くになりますが、燕山荘からも肉眼ではっきり見ることができます。
今日はハロウィンですね。
燕山荘でもあちこちにさりげなく飾り付けをしました。
明日から11月ですね。
今週は気温がぐっと下がってきています。
ヤマテンの燕岳最新お天気予報は、寒冷前線が本州付近を南下する影響で、午前中は風雪ですが降雪量は稜線でもうっすら程度。午後からは晴れ予報です。気温もマイナス2℃とこの時期にしては暖かいですが、風も強めなので防寒対策はしっかりご準備の上、お越しくださいませ。
小川
寒~い一日。
2016/10/30
今シーズン一番の冷え込みとなりました。冬期営業中の-20℃を下回る気温に比べれば大したことはありませんが、体がまだ寒さになれていないこの時期には今朝の-4℃近い気温はとても寒いものでした。それに雲に覆われて、太陽の光が差してくる時間が遅かったので、なおさら寒い朝となりました。
昨日、ここからは初冠雪した山々が見られましたが、北信の山々はさらに白くなっていて、これは根雪になりそうです。冬は北からやってくるようです。
朝のうちは高瀬側にも雲海が入り、だいぶ下まで下がっていったカラマツの黄葉となかなか風情のある景色となっていました。
昨日は薄っすらと白くなっていた立山の雪は、今日はもう解けてしまっているようでした。
また、槍ヶ岳はまだまだ晩秋の装いです。
今日、登って来られた方々は雲海の中となり、展望はなかったのですが、その雲の水滴が木々について霧氷となり、普段なかなか見られない光景の中を歩くことが出来たと喜んでいらっしゃいました。上からもそのことが納得できる光景を目にすることが出来ました。ちょうど、ガスが切れだしたあたりの黄葉して黄色くなったカラマツの木々が白くなっていて、これは一体なんだろうなと思いカメラを向けたところ、このガスの水滴が付いて出来た霧氷だと気が付きました。昨日に続き、今日も自然が見せてくれる面白い光景に出会うことが出来ました。
木々の実も少なくなり、鳥たちもエサ探しに苦労する時期となって来たようです。この辺りでナナカマドの実がたくさん残っているのはこのヘリポート下にあるナナカマドくらいになってきました。今日はここにウソのつがいがしばらくの間、エサを食べていました。この木には雷鳥も来たり、名前のよく分からない鳥が来たりと鳥たちにとっては貴重なエサ場となっているようです。やがて、この木々の実がなくなってくると鳥たちはエサを求め、標高を下げていきます。小鳥たちがいなくなってしまうとちょっとさみしくなりますね。小鳥達のかわいらしい仕草や鳴き声には随分癒されました。
今日もきれいな夕日が見られました。槍の右肩には彩雲というのでしょうか、周りより少し明るく輝く雲が見られました。この時点で早くも気温は-3℃近くまで下がってきていて、今夜も冷え込みそうです。
今日は「そば祭」の日でした。ヒュッテ大槍支配人の井村が手打ちそばを打ち、ご宿泊の皆様に夕食時にふるまわせていただきました。今年はこの1回だけですが、また来年も行う予定ですので、機会があれば、山の上での手打ちそばお楽しみください。
河地
近づく雪の足音。
2016/10/29
ガスに包まれ、真っ白で日の出の見えない朝となりました。ただ気温は3℃近くと寒さは緩みました。そして、10時頃よりガスが取れ出し、青空も見えるようになってきました。週末で登山を楽しみにされている方にとってはありがたい天気となりました。
ただ、気温はその後、だんだんと下がりだし、寒い一日となりました。それでもこの晴れ空は気持ちのいいもので外ベンチで楽しそうにゆっくりされる方も多く、笑い声があちこちから聞こえてきました。
下の写真の雲はなんだか鳥が羽を広げているように見えませんか。ちょっと面白い雲でした。
山の上はきれいな青空の広がる晴れとなりましたが、どうやら東側はガスや雲に包まれ続けていたようです。こんな時、稜線まで上がってきて広がる大展望の感動はいつも以上に大きなものとなることでしょう。
今日はちょっと珍しい光景に出くわしました。小屋を境に西側は晴れ、東側はガスといった状態でした。そして、そのガスの中に入れば、霧雨のような比較的水滴の大きなものが顔にあたるのが分かりました。そんなとき今日のようなこの「白い虹」が現れるのでしょうか。普段、めったに目にすることのないものです。これは長い間、見ることが出来、きっと多くの方々がこれに気づかれたことでしょう。
時間帯によっては「白い虹」の中心部にはブロッケン現象も見られることもありました。様々な自然現象があるものですね。
東側にかかっていたガスも夕方になると突然切れだしてきました。ガスとダケカンバが絡み合っているあたりの光景がなんとも素敵でした。
立山
鹿島槍
日が沈む頃、こちらの山々も姿を現してきました。そして、よく見てみると薄っすらと雪化粧しているのが分かりました。雲がかかり続けている間に降った雪なのでしょうか。いよいよ冬の足音がすぐそこまで近づいて来たようです。もしかしたら明日は日中でも氷点下くらいの寒い一日となりそうな予報となっています。
日の入りは雲で見ることが出来ませんでしたが、そのあとの小焼けが大変素晴らしいものでした。この時すでに氷点下まで下がっていましたが、寒さを忘れ、この美しい夕焼けショーにしばらく見入ってしまいました。こんなに美しい小焼けを全く想像など出来ないものでした。今日は白い虹といいこの小焼けといい自然が僕らを楽しませてくれました。
燕岳ではまだ積雪となっておりません。この晩秋の渋い燕岳を楽しむにはいい季節です。気温は非常に低くなってきておりますので、どうぞしっかりした防寒具をお持ちください。
河地
10月の雨。
2016/10/28
このところ続いていた秋晴れも今日で一旦終わりとなりました。朝から雲に覆われ、どんよりとした朝で始まりました。ただ、日の出だけは見ることが出来ました。ほんの一瞬だけ空がぱっと紅く染まりました。場所を変えて写真を撮ろうとしている間にその朝焼けは終わってしまい、本当に短いものでした。だからこそ余計美しく感じました。また、八ヶ岳の上の空の赤色もとても素敵でした。
曇り空の日は日が昇ってもどんよりと暗いものです。
このまま曇り空で終わると思っていたのですが、10時頃、雲の切れ間から紅葉にあたる部分に日が当たり、なかなかきれいなものでした。今日から通常営業に戻りましたが、登ってくる方も少なく、とても静かな一日となりました。
そして、青空も見ることが出来ました。しかし、そこに見える雲は普段あまり見ることのない雲で、きれいなんですがこの後の天気の崩れを物語っているようで、少々不気味でした。
外で作業をしていると槍方面が白いカーテンのようなものに包みこまれてきたと思ったら、このあたりにもほんの短い時間でしたが横殴りの雪が降り出してきました。しかし、気温はプラスで予想通りすぐに雨へと変わってきました。
その後は雨風とも強まってきました。10月の終わりであれば雪になってもおかしくないのですが、今年もなかなか雪が降らないのでしょうか。昨年同様、雪の少ない冬になってしまうのでしょうか。ちょっと心配になってきます。ただ、明後日以降、気温が急激に下がってくるようで、この時期らしい気温になってきそうです。寒さが緩いと小屋閉め作業がなかなかつらくなってくるので、この暖かさはありがたいことなのですが、暦通りに季節が進まないと少し心配にもなってきてしまいます。そんなことを感じる10月の雨となりました。
河地
冷たい風。
2016/10/27
昨夜の雨は朝にはすっかりあがっていて、きれいな雲海が広がっていました。有明山を包んでしまいそうな比較的高い雲海でした。気温はかろうじて氷点下でしたが昨夜の雨で濡れた地面はカチカチになっていました。これからの季節、地面が凍ることも多くなり、登山道整備もなかなか困難な季節となってきました。
本日も休館日とあり、とても静かな朝となりました。気温はびっくりするほど低くはなかったのですが、風が強く、気温以上に寒く感じ、景色はきれいだったのですが外に長くいられませんでした。登山においてはこの風というのは時には低体温症などの命に係わる重大な事故につながることがあります。今朝のこの風を受けて、風の怖さを少し感じました。
日中はきれいな青空が広がり、日差しもあって一見暖かそうでしたが、やはりこの風は強く、体感的に寒い一日となりました。
一方、稜線を少し下って、合戦側へ行けば、風はあまり吹いていなくて暖かさを感じました。風があるかないかによって体感温度は随分変わるものです。風が当たらない場所を休憩場所に選ぶのもこれからの季節は重要なポイントとなります。
日の入りは17時より随分早くなってきました。なんだか一日がとても短くなってきたような気がします。
そして、日が沈むと街の灯りが一つ二つと徐々に灯り始めます。この時間帯がなんともいいですね。今夜も街の灯りがきれいに見えています。
メンテナンス作業も終わり、明日から通常営業となります。明日は午後より雨の予報となっていますので、しっかりとした雨具、濡れても暖かい下着、または速乾性のある下着、手袋、着替えの服などしっかりとした装備でお越しください。この時期の雨、もしくはみぞれは本当に冷たいものです。
河地
盆地と霧。
2016/10/26
休館日の今日は晴れとなりました。天気に合わせってこの日を選んだわけではないので、登山を楽しみにされていた方には申し訳ない気持ちで、この晴天も素直には喜べませんでした。しかし、きれいな日の出でした。
このところ雲海がきれいに広がる日が多かったのですが、今日は違いました。晴れていい天気でしたが、安曇野の街は低い雲に覆われて見ることが出来ませんでした。これは恐らく雲ではなく霧なんでしょう。安曇野から松本にかけて梓川などの川のせいでしょうか、これからの季節はこうした霧がよく発生します。朝に安曇野まで来て霧で真っ白でも、この霧は太陽が登ればなくなるものなので心配はいりません。実際山の上では朝からとてもいい天気でした。
また、ここから眺める街の景色を見ると長野県は盆地が多いことがわかります。今日のようにあちこちの盆地に霧が発生していると余計にそう感じます。
その霧も10時位になると取れてきて、あちこちの屋根に日が当たり、それがキラキラと輝いていました。
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日中は気温も高めで、春を思わせるような陽気でした。こんな日を小春日和というのでしょう。本当に穏やかな天気の一日でした。
午後になってくると雲がだんだんと増えてきて、夕日は見ることが出来ませんでしたが、その少し前、雲の間から差す光が燕岳から伸びる尾根の末端あたりのカラマツの黄葉が美しい辺りにだけあたり、なんとも素敵な光景でした。
夜になって雨が降り出してきましたが、明日は再び天気は回復しそうです。
明日も引き続き、館内メンテナンスのため休館いたします。明後日より通常営業となります。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
河地
またもや雨。
2016/10/25
この先、天気が崩れるとは想像など出来ない美しい朝焼けで始まりました。気温は0℃位とさほど厳しいものではありませんでした。しかし、日中になっても気温は3℃くらいまでしか上がらず、寒い一日となりました。それにしても今朝の太陽はなかなか良かったです。太陽が顔を出す位置は浅間山と八ヶ岳の中間あたりになってきました。
風がやや強く、気温以上に寒く感じる朝で外に長くいるには少々つらい天候でした。それでも朝日に染まり、こんなにも美しく染まる山の色は目が離すことが出来ませんでした。
富士山もきれいに見えたのですが、その隣に見える美ヶ原高原に現れた滝雲もなかなか見事なものでした。
天気予報通り、この好天は長くは持ちませんでした。8時過ぎになるとあっという間に雲が増えてきてしまいました。
そして、9時頃、強い風とともに雪も舞い始めました。このまま積もるのかと思いきや一瞬にして雨に変わり、その後は終日風も強く、雨の一日となってしまいました。明日はさらに気温が上がるようです。今年も雪が遅いのでしょうか。
明日、明後日と引き続き、燕山荘は館内メンテナンス作業のため休館いたします。売店、喫茶、昼食の営業もございませんので、ご注意を。なお合戦小屋は営業しております。ご不便をお掛けしまして誠に申し訳ありません。
河地
陽射しは暖かくても。
2016/10/24
6:00
6:07
6:29
久々に氷点下の朝を迎えました。日の出写真を撮りに外へ出れば先日までの寒さとは明らかに違いました。いくら景色が素晴らしいといっても寒くてすぐに小屋に戻りたくなってしまいました。なので出たり入ったりを繰り返してしまいました。しかし、晴れた日のこの時間帯の変化はとても美しく目がはなせません。わずか30分の間にこれだけの変化があります。
ただ、気温が最も低くなる時なので、しっかりとした防寒着がないとゆっくり楽しむことが出来ません。
秋晴れが続きます。今日も真っ青な空が広がりました。登ってくる方は多くはないのですが一日中人の流れがあってなんとなく賑やかでした。こんなきれいな空が広がれば誰だってうれしくなりますね。
朝のうちはびっしりと広がっていた雲海はお昼ごろにはすっかり消えて安曇野の街並みもきれいに見えてきました。まだ、少し先なんですが、ひと月もすれば僕らもここから見ている街での生活に戻ります。
標高の低い山の色もすっかり秋の色に変わってきていて、秋がだいぶ降りて行ったのがよく分かりました。
雪が降るとは思えない晴天の一日でしたが、明日以降の天気予報を見てみると、ここではいよいよ降雪となりそうな予報となっています。それに備えて雪囲いを取り付ける作業を始めました。15時過ぎ寒いなと感じながら作業を続けていると、気温はすでに氷点下。通りで寒いわけですね。
小屋閉め作業はいつも寒さとの闘いです。
陽射しの下では暖かく感じた一日でした、気温は5℃くらいまでしか上がらず寒い一日でした。しかし、なんとミヤマキンバイが一輪咲いているのを見つけました。さらに、よく見てみればつぼみが二つありました。もう冬がそこまでやってきているのになんとも不思議な光景でした。
雲がなくクリアーな日の入りでした。
日が沈むとまた長い秋の夜が始まります。今夜は星空がきれいです。
河地
明日、10月25日から27日まで燕山荘は館内メンテナスのため休館いたします。テント泊は出来ますが、昼食営業、売店の営業は行いませんのでご了承ください。
秋の雲。
2016/10/23
氷点下にならない朝が続きます。しかし、寒いには変わりなく東京などの冬よりは寒い気温です。みなさんしっかりと着こんで、刻々と変わっていく空の色を眺めていらっしゃいました。とても感動的な時間です。今日は週末とあって小さなお子様も日の出を見ていました。きっと大きな感動だったことでしょう。
今日もきれいな雲海が広がりました。遠くには富士山も見えていい朝となりました。
いつもの波打つようなモコモコした雲ではなく、なめらかな感じの雲でした。雲海を作る雲にも違いがあるようです。
太陽が高くなってくると雲は少なくなってきて秋の美しい青空が広がりだしました。そこに現れた雲は白いペンキで刷毛で描いたような美しい雲でした。この雲が空をより一層秋らしくしていました。
この青空の下外作業をしていると暑いくらいで半袖になって作業をしていたのですが、だんだんとガスに包まれて日差しがなくなるととたんに寒くなってきました。さっき現れていた雲は前線の前面に現れることが多いのでやはり天気は崩れてくるんだと納得しました。しかし、天気図を見てもそれらしきものはなく、恐らく天気図には現れない前線だったのでは。天気予報は難しいものですね。
今日はこのままガスに包まれて終わるものと思っていたところ急にガスがとれてきて現れた空は、南側の半分くらいに羊雲が広がる、感動的なものでした。と同時に急激に気温が下がりだしました。空気が大きく入れ替わったのでしょう。今日は気象変化がなかなか面白い日となりました。
その後さらに天気は回復してきて。槍ヶ岳にかかるガスの動きがとてもかっこよかく、感動的でした。
夕方には雲はすっかりとなくなり、気温も久々の氷点下となりシャキッとした空気に包まれました。餓鬼岳とケンズりには夕陽が当たり美しく輝いていました。
日の入りは 16時54分。双六岳の上でした。日の入りはもう16時台なんですね。
太陽が沈んだ後、槍ヶ岳にかかる雲も良かったです。雲に楽しいませてもらった一日でした。
今夜は冷え込みそうです。水道の水抜きをしかっりとしなくては。
河地
気圧の谷間。
2016/10/22
今朝も昨日のような美しい朝焼けとなりました。富士山は日が昇る地点よりもだいぶ南にあるのですが、その背景にある雲も紅く染まりました。
すっかり晩秋の風景となったこの縦走路、営業小屋も少なくなり、だんだんと静かになってきています。昨日は、大天荘のスタッフも小屋閉めをして下山しました。今夜からはその大天荘の小屋の灯りも見えなくなると思うとなんとなく寂しい気分になってきます。
日中はまずまずの天気となり、週末とあって山に活気が戻ってきました。燕山荘の今シーズンの営業もあとひと月余りとなり、こうした賑わいにあと何度出会うことが出来るでしょうか。多くのお客様が登って来られ、賑わいう日はなかなか忙しい日となるのですが、この忙しさも心地よく感じられます。それは楽しそうにされている客様の笑顔のおかげです。
今日は高気圧と高気圧の間の気圧の谷間に入ったため、青空の少ない雲の多い一日となりました。そして、午後には裏銀座の山々が雲に覆われだしてきて、その後、この辺りでも少しだけ雪が降りました。ただ積もるような雪ではなく、周りの風景は晩秋のままです。
秋が深まり、すっかり夜が長くなってきました。今夜は星はあまり見えませんが、この美しい夜景を楽しむことが出来ます。
河地
美しいカラマツ。
2016/10/21
今朝、僕は松本で朝を迎えましたがどんよりとした雲が広がり、燕岳を望むことは出来ませんでした。どうやら雲海の下となっていたようです。一方、雲海の上となった燕山荘からは赤く染まる素敵な朝焼けと日の出を見ることが出来たようです。雲海の上と下では全く別の世界が広がっていることを知りました。
紅葉は中房まで降りてきていました。登山口辺りは見頃は過ぎつつあるようですが、赤や黄色の葉っぱがとてもきれいでした。登り出しでこんな光景に出会えると登山も楽しくなりますね。
第1ベンチ下のカラマツもいい色になってきました。毎年ここの黄葉がとても楽しみで10月の下旬になってくるとここの色づき具合が気になっていました。期待通りの美しさでなんだかうれしくなりました。
カラマツの黄葉が進んでいる箇所は幅広く、登山口辺りから燕山荘あたりまで楽しむことが出来ます。標高2600mあたりにあるお褒めの松といわれるカラマツもいい色になってきました。今の時期はカラマツの黄葉を楽しみながら登山が出来ます。
一方、すっかり葉を落としたダケカンバは、白い幹の美しさが際立っています。秋枯れのこの光景は地味ではありますがとても美しいものです。気持ちもなんだか穏やかになります。秋の山はしみじみとした良さはありますね。これに踏みしめる落ち葉のカサカサという音が加わればますます秋山が好きになることでしょう。
高曇りの一日でしたが、日中は街並みがきれいに見えました。そして、有明山や大峠あたりの山肌の色もだいぶ変わってきていて、もう少しで街にも紅葉が届きそうでした。
今週は天気がいい日が続いていたこともあり、日帰りの方を含め、この時期としては多くの方々が登って来られ、晩秋のこの山の景色に大変感動されているようでした。街より一足も二足も早く進んでいる山のこの気温には皆さんもさすがに寒そうでした。
どんより霞んで静かな夕景となりました。今日も夕方になっても氷点下にはならず、寒さの緩い一日でした。来週あたりからまた気温は下がってきそうです。明日は週末、天気も良さそうなので再び賑わいを見せることでしょう。
河地
登山日和。
2016/10/20
日の出の30分くらい前から東の空はオレンジ色に染まり出します。今日もプラスの気温の朝を迎えました。オレンジ色の空は刻々と色を変えていき、それを日の出を待ちながら見ている時間というのも実にいいものですね。心洗われる気持ちになります。
雲の中から真っ赤な太陽が顔を出しました。少しぼんやりとした空で春を思わせるような光景でした。
太陽が少し高くなると高瀬側の斜面には燕岳の影が映っていました。下へと降りていった紅葉の山肌に映るこのシルエットがなかなか良かったです。
青空がとてもきれいで穏やかな秋晴れとなりました。平日とあって登って来られる方はまばらで静かな秋山を楽しむにはもってこいの登山日和となりました。風のあたらない日中はぽかぽかで外作業もはかどりました。しかし、長時間外で景色を楽しむには皆さんダウンや帽子でしっかし寒さ対策をしてますね。
槍ヶ岳にはいつも遅くまで残る雪渓があるのですが、雪の少なかった今年はもう少しでなくなってしまいそうです。この雪が消える前に次の雪が降るのでしょうか、今日のような天候からは全く想像も出来ないのですが、雪の季節はもうすぐそこまで来ています。
槍ヶ岳から少し左に目線を向けると穂高連峰もかっこよく見えていました。
日の入りは雲があったので、はっきりとした時間はわかりませんでしたが、もう17時前にはなっています。日が落ちると一気に暗く冷えてきます。
河地
続く秋晴れ。
2016/10/19
秋晴れが続きます。今朝も美しい朝を迎えました。数日前まではこのまま冬になってしまうのではないかという気温でしたが、ここ数日は氷点下にはならず、行きつ戻りつしながら季節は進んでいるようです。
日が昇る頃、槍の穂先が見えていましたが、大喰岳から穂高岳にかけてと西鎌尾根には雲がかかっていました。この雲はなかなか取れず、ほぼ終日かかり続けました。まわりは天気が良かったのに、ここだけかかり続けたのは気流の関係なんでしょうか。
今日は残り2回となったヘリコプターによる物資の荷揚げがありました。いつもはヘリポートに降ろすのですが、人の流れも少なくなってきたので、今朝は玄関前へと荷物を降ろしてもらいました。きれいな青空と雲海が広がる中の荷揚げ作業はとても気分がいいものです。
今日、稜線の風も日中は穏やかで日当たりのいいところでは動いていれば、半袖でも十分な程でした。この季節は朝晩の温度差がとても大きくなります。どちらも対応できる服装が必要となってきます。
穏やかな秋の風景が広がり、この天気に誘われ、平日の割に多くの方が登ってこられ、あちこちから楽しそうな声が聞こえてきました。玄関前から見る燕岳の姿が一番美しいのですが、晩秋のこの季節、縦走路を少し南へ進んだあたりから見る燕岳の姿もなかなかいいものです。
午後になると東の空にはもくもくとした雲が現れてきました。これが夏であればおそらく積乱雲へと発達していたことでしょう。
夕方になると雲が少し多くなっていて日の入りは見られませんでしたが、雲が放射状に広がり、美しい光景でした。そして何より、気温は5℃くらいあって、数日前のあの寒さで体が慣れたのか、あまり寒さを感じない気温でした。この好天しばらく続きそうです。
河地
穏やかな秋の一日。
2016/10/18
今朝も氷点下にならない気温でした。ここ数日先も暖かな日が続きそうで、水道の凍結の心配もなく、少しホッとできる日々が続きそうです。寒さが緩むと日の出もゆっくりと楽しむことが出来ます。日の出ももう数日すれば6時台へとなっていきそうです。
太陽が顔を出すと山肌の色は紅く染まりだしました。茶色い山肌なので紅がより一層強調され、とても紅くなります。また、すっかり葉を落として白い幹だけとなったダケカンバの木も紅く染まり、これまた美しいものです。
昨日の雨なのでしょうか、夜露なのでしょうか、ナナカマドの赤い実には水滴が付き、それが朝日を受けてキラキラと輝き、朝日に紅く染まる山肌のようなダイナミックさはありませんが、小さな美しさがここにもありました。
今日の太陽は顔を出したと思ったら、すぐに雲に隠れてしまいましたが、その隙間から差す光が雲海を美しく照らし出し、楽しみが2度ある日の出となりました。
稜線にあるカラマツは今にも葉をすべて落としてしまいそうになってきましたが、2400mあたりにあるカラマツの黄葉はとても美しく、ここから見てもよくわかります。この稜線で暮らしていると紅葉が下へとどんどん進んでいく様子がよくわかります。
燕山荘営業は11月23日の宿泊までとなり、まだまだ営業期間はひと月以上ありますが、雪対策だけは進めていかなければなりません。今日のような暖かい日だとついつい油断してしまいそうになりますが、油断だけは出来ません。少しずつ、この作業を進めています。
日中はガスに包まれることが多かったですが、日が沈んだ後、南西の方向には金星が明るく輝いていました。そして、天頂を見れば、夏の大三角形を見ることが出来ました。すっかり、夏の気配はなくなりましたが、まだまだ夏の星座を楽しむことが出来ます。今日は5℃とあまり寒くないので外で星空を楽しんでいる方が多くいらっしゃいました。
河地
雪ではなく雨。
2016/10/17
10月中旬の雨の予報ともなれば山の上では雪を警戒するのですが、今日は氷点下にはならず、この時期としては暖かな気温だったこともあり、雨となりました。展望も開けず、ガスで真っ白な世界にこのナナカマドの鮮やかな色が際立って美しく見えました。
冬道の下り口にあるカラマツはすっかり黄金色になってきています。この木の葉が落ちると山の上はすっかり初冬の色に変わります。
今日は終日雨となり、登って来られる方も少なく、玄関前も非常に静かで元気に歩き回っていたのはこのイワヒバリたちだけでした。山もすっかり静かになってきました。こんな雨の日ですが、雨の日しか出来ない外作業もあり、一日中外にいましたがそれほど寒さを感じませんでした。とはいっても小屋の中では終日ストーブを必要とする気温なのですが。
夜になってくるとぼんやりと雲を通して月明かりが見えるようになってきました。明日の好天が期待できそうです。
河地
寒さ緩んで。
2016/10/16
昨夜は-1℃と氷点下でしたが今朝はプラスの気温となり、このところの寒さが幾分ゆるんだようでした。寒さが厳しいと朝早くからの行動はなかなかつらいものがありますが、厳しい冷え込みがなかった今朝は日の出前からヘッドランプを付けて行動される方もいらっしゃいました。
今日、満月を迎える月は昨夜も明るく夜空を照らし、日が昇る少し前には有明山の上部にだけ月明かりがあたり、そこだけ明るく輝き、普段あまり見ることのない光景に出会うことが出来ました。そして、鷲羽岳の右肩に沈んでゆく月も見ることが出来、日の出前からやや興奮気味の朝を迎えました。
今朝は冷え込みが緩んだこともあり、寒いには変わりはありませんが、ご来光を待つ方々にはありがたかったことでしょう。昨日は想像以上のたくさんの方がお泊りになられ、ご来光を見ようと多くの方々で朝から賑わいました。
今日もたいへんきれいな秋空が広がり、日曜日ということもあり、日帰りで多くの方が登ってこられました。そして、日中の気温はなんと10℃を超え、とても暖かく感じる一日でした。最高の登山日和となったことでしょう。
イルカも穏やかな秋晴れの空を気持ちよさそうに泳いでいました。
しかし、このように気温が上がった後というのは天気が崩れることが多くなります。夕方にはあれほどきれいだった青空はすっかり雲に覆われてしまいました。どうやら明日は雪ではなく、雨の予報になっています。そろそろ積雪があってもおかしくない時期ですが。
この週末を終え、営業を終える小屋もさらに多くなってきました。縦走される方はご注意を、常念方面の場合、次の小屋は常念小屋、槍ヶ岳方面は槍ヶ岳山荘となります。これで縦走される方もぐっと少なくなってくることでしょう。山の季節はまた進んでいきます。
河地
快晴・青い空。
2016/10/15
真っ赤な太陽が顔を出す日の出で今日は始まりました。週末に晴れるのはなんだか久しぶりのような気がします。
ベンチにはびっしりと霜が付いていました。これからはこんな風に霜が降りる朝も多くなってきます。
素晴らしい秋晴れとなり、午前中はちょうどいい角度で日が当たることもあって槍ヶ岳の山肌が非常にくっきりと見えていました。ここから槍ヶ岳を望む際は、午後になると逆光になってくるので午前中の方が迫力があります。
今日の日中は雲一つない、まさに快晴でとても美しい青空が広がりました。昨日までは安曇野側は毎日のように雲海が広がっていたのですが、今日は雲海も少なく、街並みもきれいに見えていました。こんな素晴らしい天気とあって、この時期としては多くのお客様が登ってこられ、晩秋から初冬へと移り行く山を楽しんでいらっしゃいました。これだけ日差しがあれば、気温は低くても日差しの下では暖かく感じ、外で過ごされる方を多く見受けました。きっといい時間を過ごされたことでしょう。
我々スタッフも久しぶりに忙しい日を過ごし、気づけば夕方になっていました。昨日までよりは多少冷え込みも緩く、多くの方がこの夕景を楽しまれていらっしゃいました。
明日は満月となります。果たして見えるのでしょうか。天気予報によると傘マークがついているので少し気になります。これからの季節、街での雨予報の日はここでは雪となることもあります。最新の天気情報を得て、山へお越し下さい。この季節の変わり目の雨というのは装備選びも難しくなりますし、とても厄介なものです。
河地
きれいな秋空。
2016/10/14
今朝は雲の多い朝で始まり、日の出も雲の中となってしまいました。それでもそこに広がる雲がなかなか美しい朝でした。ただ、日差しがないと気温は上がってきません。昨日よりは多少寒さの緩い朝でしたが、昨日以上に寒く感じる朝となりました。もちろん今日も氷点下ですが。
しかし、雲はだんだんと少なくなってきて、きれいな秋空が広がりだしてきました。現れた雲は巻雲や羊雲で秋らしい空でした。これらの雲は刻々と様子を変えていくのでそれが気になり、用もないのに外へ出たり入ったりを繰り返してしまいました。本当にきれいな空でした。
気温は低いものの日差しの下では暖かさを感じる日中は、外ベンチでゆっくりされる方が多くいらっしゃいました。このところの晴天に誘われ、連日予想以上に多くの方が登ってこられ、少々驚いています。おそらく休日ごとに天気が悪かったことも関係しているのでしょう。
日中になってくると雲はさらに少なくなり、青い空に秋枯れの山肌がとても美しく、秋山を満喫するにはもってこいの一日となりました。ただ、日が当たる所はいいのですが、日陰はとても寒く、タンク掃除をしていて流れ出る水はすぐに凍ってしまっていました。日向と日陰では随分と温度差があります。
太陽の光溢れる日中となりましたが、15時を過ぎると早くも夕方の気配が漂い始め、気温も下がりだしてきます。
雲もなく、非常にクリアでこの時期らしい日の入りでした。17時10分前には太陽は沈んでしまい、急に夜が訪れてきました。秋の夕日はつるべ落としといいますが、まさにその通りだと感じました。ついさっきまでは太陽が輝いていたのに。17時半といえば明かりのない山の上ではもう夜です。
日が沈むころ、東の空もピンクに染まり、もう間もなく満月となる月が昇り始めてきました。そして、それから少しすれば街の明かりが灯り始め、長い秋の夜が始まり出します。今夜も冷え込みそうです。
明日も好天となりそうです。このところの冷え込みにより、夜間には水道を止める日々が続いています。おそらく明日もそうなることでしょう。2700mの山の上では一足早く、冬の入り口へと入りつつあります。夏山感覚での登山は危険を伴います。とにかく気温が低く、日の入りも早くなってきていますのでそれを踏まえてお越しください。ただ、秋の山もとてもきれいです。
河地
秋晴れ続きます。
2016/10/13
今日も秋晴れの一日となりました。9月の後半は雨や台風ばかりでしたが、10月の連休を境に気温はぐっと低くなりましたが、次から次へと高気圧がやってきて、晴れの日が続いています。そんな今朝も空が真っ赤に染まる感動的な朝焼けで始まりました。
寒い季節になってくると太陽の光がとてもありがたく感じます。感謝の気持ちで思わず手を合わせたくなってしまいます。日が昇る頃は気温が最も低いのですが、日差しがあるだけで随分暖かく感じるものです。
昨日、雪は北部の山々では初冠雪となったようです。旭岳や白馬(鹿島槍の脇に見える山)は真っ白とまではいきませんが初冬の装いへとなっていました。
南部の槍穂高連邦は白くはなっておらず、まだ晩秋の装いのままでした。ただ、2700mの燕岳でもこの寒さなので、さらに標高の高い槍穂高はさらに寒いことでしょう。
今日も雲海が日中も消えることなく広がり続きました。山の上では晴れているのですが街では雲の多い一日となったことでしょう。それにしても秋枯れの合戦尾根はきれいですね。紅葉は中房辺りまで降りて行ったようですが、趣のあるこの景色もまたいいものです。
このところの晴天に誘われて、日中でもかろうじてプラスになる寒い日が続いているのですが、平日の割に多くの方々が登ってこられます。静かでちょっとこのさびしげな光景をしみじみと味わうこの時期の登山を楽しまてているのです。
一方、数日前まで暖かかったので、ちょっと油断していた感もありますが、このところの急激な冷え込みによって冬支度の作業を急ピッチで進めています。暖かい秋でしたが季節はやはり暦通りに進んでいます。
2羽の雷鳥が今日もまたいつものナナカマドのところにやってきました。今日は先日と違って、ほかの鳥がいなかったせいか木に登って上手にナナカマドの実を食べていました。木の枝が今にも折れてしまいそうな感じでしたが、太い足でしっかりと枝をつかみ、時折羽をバタつかせてバランスをとり、なかなか見事なものでした。
15時を過ぎると急激に気温は下がりだしてきます。17時過ぎには太陽も沈んでしまいますので、早く到着できるように早めの出発で計画を立てられるといいと思います。
河地
初雪。
2016/10/12
朝、氷点下になるのが当たり前になってきました。皆さんご存じなのかニット帽や手袋、ダウンなどの防寒着をしっかりと持ってきていらっしゃいます。これらがなければ今朝の真っ赤に染まる朝焼けをゆっくりと堪能することは出来なかったでしょう。寒いけど美しい今朝はそんな朝焼けでした。
太陽が顔を出すと辺りも真っ赤に染まりました。久々に美しい朝焼けを楽しむことが出来ました。今日はちょうどヘリコプターの荷揚げでこんな景色を楽しみながら、荷物が届くのを待っていました。なかなかいい時間でしたがとにかく寒く、震えながらでした。しかし、それにしてもきれいな朝焼けでした。
太陽が高くなればいくらか寒さは和らぎましたが、日の当たらない所へ行けばやはり寒く、晩秋を通り越し、初冬といった気温でした。青空が広がりましたが、槍ヶ岳の上に現れた雲は巻雲でした。この雲は前線などの前面に現れる雲で、朝のこの天気からは想像できなかったのですが、実際、午後になると雲行きは怪しくなってきました。
このところ氷点下になる日が多くなってきて、水をポンプアップするのがなかなか大変になってきました。今日もうまく上がらず、水源地へ行って見れば、水は勢いよく流れているのですが、その水しぶきのかかる草木にはお昼というのに氷が解けずに付いていました。これだけ寒くなればなかなか水もうまく上がらないわけです。それでも今日はなんとか水は上がってくれました。あと何回水揚げが出来るのでしょうか、この先の天気予報の気温を見ているとちょっと心配になってきます。
午後になっても気温は全然上がらず、とにかく寒い一日となりました。そして、槍ヶ岳や裏銀座の山々には雨なのか雪なのか何かが降っているのがわかりました。また、北部の山々には真っ黒い雲がかかっていました。もしやと思っていると白いものが空から舞いだしてきました。初雪です。通りで寒かったわけですね。雪といっても空を舞う程度だったので、積雪とはなりませんでした。いよいよ雪の季節も近づいて来たようです。明日は今日以上に寒い予報が出ています、もしかしたら日中でもプラスにならない真冬日になるかもしれません。
河地
すっかり寒くなりまして。
2016/10/11
今朝も氷点下の朝を迎えました。今年の秋は暖かかったのでいつも以上に体が寒く感じてしまいますが、これがこの時期の本来の気温です。そろそろ水回りを中心に本格的に寒さ対策をしていかなくてはならない季節となりました。そのため営業しながらの作業となりますのでご迷惑をおかけすることがあるかと思いますがご理解をお願いします。
昨日に比べ、やや雲の多い空でしたが今日も気持ちのいい空が広がりました。10月の連休を終え、営業を終了する山小屋も出てきました。特に槍方面へ行かれる方は大天荘・大天井ヒュッテの次は槍ヶ岳山荘になりますのでご注意を。日中でも気温が低くなっているので寒さ対策だけは万全にしてください。
今日も朝から雲海が広がっていましたが、午後になってだんだんと雲海も取れてきて、松本の街並みを見ることが出来ました。今日は街からも燕岳が見えたことでしょう。
合戦尾根のすっかり葉を落としたダケカンバの白い幹に光があたるとそれが輝いているかのように見えます。晩秋の山の美しさですね。そして気が付いてみれば有明山の中腹あたりの木々の紅葉も始まり出したようです。秋は下へ下へと下ってるのがここからはよくわかります。
今日も周りの山々がくっきりと見えました。燕岳の横に見える立山は岩稜の山で木々は少ないのですが、山肌の色は秋の色へと変わってきています。
ヘリポート下のナナカマド今日も青空に映えとても鮮やかです。また、エサの少なくなるこの季節動物達には貴重なエサとなります。
このナナカマドに人が多く集まっていたので行ってみるとそこには二羽の雷鳥がいました。秋にはよくここへナナカマドを食べにやってきます。しかし、違う鳴き声が聞こえてきました。そちらに目をやるとウソがナナカマドの実を食べていました。あまり姿を見かけない鳥なのでうれしくなりました。器用に羽をばたつかせて落ちないように上手にえさを食べていました。一方雷鳥もこの実を食べに枝に登っているのを見たことがありますが、体が重いのか、実を食べながら枝から落ちるのを何度か見たことがあります。
一方、雷鳥は木の下でこのウソがナナカマドの実を食べ終わるまで木の下で恨めしそうな顔をしてじっとしていました。こんな小さな鳥でも近づきたくないのでしょうか。ウソがいなくなるとようやく動きだして、落ちている実を食べだしました。
ライチョの色も冬の色へとだいぶ変わってきていました。
明日はさらに気温が下がるようです。すっかり寒くなりましたね。
河地
初氷。
2016/10/10
例年であれば9月の後半に初氷となるのですが、暖かかった今年の秋は今日がようやく初氷となりました。8日の雨を境に山の上は季節がまた一歩進んだようで、いよいよ冬の入り口へと入っていきました。
氷点下の朝となりましたが、空気は凛としてとても美しい朝となりました。皆さんダウンに帽子、手袋と完全に冬の格好でこの美しい日の出をご覧になられていました。寒くなればなるほど日の出は美しくなっていくような気がします。
安曇野側と高瀬側の谷の両方に雲海の広がる朝を迎えました。
日が昇った後、若干雲海の高さは低くなりましたが、今日は雲海が終日消えることなく現れていました。雲海の美しい一日でしたが、恐らく麓の町は曇り空の一日となったのではないでしょうか。
ここ燕山荘周辺は終日雲海の上になり、きれいな青空が広がっていました。ただ、日中でも寒い一日となり、昼間でもストーブを必要としました。
鹿島槍
穂高岳連邦
秋の澄んだ空気に包まれた今日は夕景も美しものとなりました。雲が少し出てきたおかげで光のあたる所とそうでない所が出来、ちょうど鹿島槍や穂高岳だけに光があたり、とてもかっこよく見えていました。
日中、一旦は消えた高瀬の谷の雲海は再び現れ、美しい夕景の演出をしてくれました。日が沈むころには気温は1度台まで下がってきて、寒くて長くは外でこの景色を見ていることが出来ませんでした。もっと服を着こんでいけばよかったのですが。
この先しばらくは晴れの日が多くなりそうですが、低い気温の日が続きそうです。とにかく暖かい服装でお越しください。日中の行動中は汗をかきますが、行動を終えた途端、体は急激に冷えてきます。これからの季節、一旦体が冷えるとなかなか元に戻らなくなりますので、体を冷やさないことを心がけましょう。
河地
秋の空気に包まれて。
2016/10/09
またもや雨の朝を迎えました。お泊りの方が出発される頃にはちょうど前線の通過と重なり強い雨となりました。今年の秋は休日ごとに雨が降り、なんとも残念です。しかし、今日はこの前線が通過してしまった後は天気が急激に回復してきて、いい天気となり、久々に賑わいが戻ってきました。皆様の楽しそうな顔を見ると我々スタッフもとてもうれしい気分になります。
すっかり山の上は晩秋の様相となってきました。この渋い感じの山肌の色がなんともいいですね。
秋枯れの木々の間を歩くと夏は葉に覆われて展望がなかったところでも視界が開け、いつもとは違った光景に季節の進みを感じることでしょう。
天気は回復しましたが、秋の空気に包まれて、また西風も強く寒い一日となりました。日中でもダウンなどを着て過ごされる方を多く見かけました。日中の気温は6度位と東京であれば真冬のような気温でした。もう冬の足音がすぐそこまで来ています。
槍ヶ岳の上にちょっと面白い雲が現れていました。
きれいな日の入りとなりました。ただその頃の気温は1度台で西風も強く、外に長くいるのは少々厳しいものでした。それでもこの美しい夕日に誘われ、多くの方々がこの日の入りをご覧になられていました。やっぱり、晴れた日はいいものですね。
ようやく前線も下がり、秋の空気に覆われる日が多くなってきそうです。ということは気温もぐっと下がってきます。今夜は、明日の朝の凍結の心配をして今シーズン初めての水道の水抜きを行いました。ようやくそんな季節になってきました。
河地
冷たい雨。
2016/10/08
今日から暦の上では寒露になります。秋が晩秋へと深まっていく頃になります。その言葉通り寒い一日となりました。強い風と雨が断続的に続き、縦走にはとても厳しい気象条件となりました。こんな日は無理をしないのが一番です。
日中の気温は9度くらいまで上がり、この時期としては決して低いものではありませんでしたが、この強い風と雨によって濡れた体に感じる気温は恐らく氷点下になっていたことでしょう。到着して、手がかじかんで受付用紙を書くのを苦労されている方が多くいらっしゃいました。
展望はほとんどない一日でしたが、一瞬だけガスが切れて燕岳が姿を現しました。
安曇野市のライブカメラ映像より
安曇野市のホームページからは街の様子のライブカメラを見ることが出来ます。それを見るとどうやら雨と強い風に悩まされているのは山の上だけということが分かりました。これから冬になるにつれて山の上と下では季節の進み具合が違い、気象条件が大きく異なることがあります。天気予報をご覧になられるときは街が雨でも山の上では雪という場合もありますので、その点を注意されるといいかと思います。
このような天気だったので、皆さん、小屋の中でストーブにあtりながらのんびりと過ごされていらっしゃいました。
夕食時にはオーナー赤沼の山のお話とホルンの演奏で皆様にお楽しみ頂きました。
何も見えない一日で終わると思っていたら、21時頃よりきれいな街の明かりが見えだしてきました。明日はいい天気になるかな。
河地
秋晴れ。
2016/10/07
一昨日の台風が過ぎ去り、今日は昨日より増して素晴らしい秋空の広がる一日となりました。そんな今朝は美しい朝焼けで始まりました。台風接近などにより、異常に紅く染まる朝焼けとは違い天気のいい日の朝焼けというのは心地よく美しい紅色です。
そして、日が昇ると雲海に朝日があたりはじめ、その雲海がとても美しい色に染まりだします。これが見られるのはほんの短い時間ですがこの美しさには本当に感動を覚えます。
今日はとにかく空がきれいでした。先日の嵐のことなどすっかり忘れてしまいました。10月になりましたが、日差しは強く、長い時間外にいると日に焼けていくのがわかりました。
今朝は氷が張ると予想していたのですが、実際はそこまでは冷え込みませんでした。しかし、今シーズン初めての霜柱を見つけました。
今日のこの青空に秋枯れの山々がとても映えました。赤や黄色の紅葉のような華々しさはありませんが、ダケカンバの白い幹の色はまた違った美しさがありました。季節ごとに山は様々な美しさを見せています。
また今日は先日の台風が空気中の塵を吹き飛ばしてくれたせいか、安曇野の街並みがくっきりと見えました。きっと街からもこの燕岳が美しく見えたことでしょう。
今日は朝6時40分に中房線も開通し、この秋の素晴らしい天気もあって賑わいが戻ってきました。今日はまさに登山日和で気持ちのいい登山が出来たのではないでしょうか。日差しの下では歩いていると汗ばむほどでした。ただ行動をやめると急に体は冷えてきます。休憩時は一枚羽織るなどして体を冷やさないようにするといいでしょう。夏とは違い気温は確実に低くなっています。暖かな一日という今日でも10度を少し上回る程度でした。
修繕前
修繕後
今回の台風による合戦尾根の被害ですが、大きな倒木が何本かありましたが、こちらのほうは枝を切るなりして通行には支障がないようになっています。また、崩れてしまった部分もありましたが、こちらは今日なんとか応急工事を終えることが出来ました。なので、今現在合戦尾根は通常通り通行できます。
河地
嵐が過ぎて。
2016/10/06
今回の台風により風はここ最近では最も強いものとなり、昨夜は小屋がガタガタと揺れ、ずっと地震の中にいるようでした。いつ小屋が壊れてしまうのかと不安な夜となりました。しかし、朝になってみれば風は幾分弱まり、東の空にはきれいな朝焼けと富士山を見ることができました。そして5時40分頃、まさに希望の光にふさわしい日の出を見ることが出来、なんとかこの台風も過ぎ去ったことを実感しました。
登山道上から見る燕岳
幸い小屋には被害はありませんでしたが、外に置いておいたものが何個か風に吹き飛ばされていました。そしてわずかに残っていた木々の葉っぱもすっかりなくなていました。茶色い山肌とダケカンバの白い木の幹だけの晩秋の光景へと変わりました。
2600mあたりのカラマツの色もまた更に秋の色へと変わっていました。
小屋周りは被害がなかったのですが、中房線では大きな被害があったようで今日終日通行止めとなってしまいました。合戦尾根の登山道の様子はどうかと登山口まで見に行くと何か所かで大きな木が根こそぎ倒れていて、昨日の風の強さを物語っていました。倒木は完全にとはいきませんが、歩ける程度には処理してきたので、登山道は通行可能です。
その帰り道、木々の隙間から差す木漏れ日がなんとも美しく、自然とは時には厳しく時には優しく、両極の二つの姿を持っているものだと改めて実感させられました。
夕方になる頃にはすっかり風も弱まり、昨日の台風のことなどすっかり忘れてしまうような天気となりました。ただ気温はどんどん下がってきて、もしかしたら明日は初氷となるかもしれません。
夕陽を受ける燕岳は昨日のおどおどとした表情とは違い、堂々とした姿を見せてくれました。明日は台風一過のいい天気となりそうです。
中房線は明日の朝7時には開通予定という最新情報が入っています。復旧作業のあたって頂いた方々に感謝いたします。
河地
朝焼け・夕焼け。
2016/10/05
真っ赤な朝焼けで今朝は始まりました。台風が近づく時はこのように真っ赤な朝焼けが見られることがよくあります。朝のうちはまだ穏やかな天気で気温もこの時期としては高めでこんな素敵な朝焼けだったこともあり、外に長い間いらっしゃる方が多かったです。
今日はヘリコプターによる荷揚げの日でした。台風の影響が気になるところでしたが、朝のうちに無事終了することが出来、一安心でした。ヘリポート脇にあるナナカマドはすっかり葉っぱがなくなり、赤い実の美しさがより際立つようになってきています。
お昼過ぎまではなんとか雨が降ることもなく、風が強くなることもなく過ぎていき、外作業もはかどりました。しかし、空には黒く不気味な雲がどんどん広がり、13時頃より雨が降り出してきました。
その雨は、長くは降らず、その雨上がりにはくっきりとした虹が現れました。台風が接近すると困ったことの方が多いのですが、今日の朝焼けやこの虹といい、いつもと違った現象が見られます。
夕方、一旦天気は回復し、夕焼けがきれいそうなので玄関前へ出てみると風が急激に強まってきていて、立っているのがやっとな程になってきました。冬期営業中の悪天時に体験するような風で、おそらく風速20m以上はあったと思います。この風を初めて体験するスタッフは風に寄りかかれるとはしゃいでいました。
そして、燕岳も夕暮れの色に染まりだしましたが、普段見ることのない色に染まり、燕岳もこれからさらに近づく台風におびえているかのようでした。
台風の接近により夕焼けを全く期待していなかったのですが、こんな美しい夕焼けを見ることが出来ました。今日は朝焼け・夕焼けの両方を見ることが出来ました。こんな日はここしばらくなかったような気がします。この写真を撮るときも立っているのがやっとなくらいの風が吹き、木にしがみつきながらシャッターをきりました。
そして、さらに街の夜景まで見ることが出来ました。
夜遅くになるにつれて、雨は大したことはないのですが、風はどんどんと強くなってきています。ヒューヒューと風の音が聞こえ不気味です。ここ最近では吹かなかったような強い風が吹き、この大きな燕山荘がガタガタと音を立てて揺れています。こんな時、小屋のありがたさを感じます。
大きな被害がないといいのですが。
河地
暖かな一日。
2016/10/04
夜明け前、街灯りの上には薄い雲が広がり、その雲を通して街灯りがぼんやりと見え、いつもと違った夜明け前の光景でした。
雲の多い空でしたが日の出を見ることが出来ました。ここ最近なかなか日の出を見ることが出来ないので、ぼんやりとした日の出でしたが久しぶりにわくわくとした気分になりました。太陽が顔を出す位置が浅間山から徐々に離れていきます。
松本盆地はすっぽりと雲に包まれ、まるで松本盆地が海になってしまったようでした。これからの季節松本の盆地には朝、霧が発生しやすくなり、こうして霧や雲に包まれてしまうことが多くなってきます。この霧も太陽が登れば次第に消えていきます。
燕岳や縦走路は紅葉のピークを終え、晩秋の色へと変わってきています。今思えば紅葉が楽しめるのはほんの短い時間だったような気がします。季節の歩みというのはゆっくりなようで実は早いものなんですね。
今日の日中は14度くらいまで気温が上がり、この時期とは思えない暖かさでした。こんな日はペンキ塗り作業がはかどります。このところ雨が多かったので、なかなかこの作業が出来ず、ようやく今日ペンキを塗ることが出来ました。
明日は台風がこの辺りに接近するようです。台風が日本海側に入ると強い風が吹くことが多く、明日はそのようなコースをとりそうです。大きな被害がないといいのですが。この台風が過ぎるとようやく冷たい空気が入ってきてこの時期らしい気温になるようです。この時期らしい気温とは氷がいつ張っても、雪がいつ降ってもおかしくない気温です。寒さ対策、濡れ対策は万全を期してください。紅葉が終わったばかりですが、山の上では冬の足音はすぐそこまで来ています。
河地
落葉。
2016/10/03
風は強いですが気温の高めの朝を迎えました。外へ出てみればガスで真っ白けでしたが、5時過ぎ、まだ街の明かりが残る頃、このガスが取れ出し、東の空は不気味な赤色に染まりだしました。天気が悪きなる時の典型的な朝焼けでした。
ただ朝のうちはなんとか天気は持ってくれて燕岳にかかるガスもだんだんと取れてきました。このガスが流れるガスがかかる燕岳の姿はなかなかかっこいいものです。
そしてそのガスが取れて現れたのはダケカンバが黄色く黄葉した燕岳でした。この劇的な変化は自然が僕らを楽しませてくれているように感じました。
今日、下山された方はなんとか雨に降られずに下ることが出来たのでしょうか。10時過ぎより雨が降り出してきました。とにかく雨の多い秋となっています。
上部のダケカンバの葉っぱはほとんど落ちてしまったようで、ここ数日で山肌の色はガラリと変わりました。この景色は寂しげですが、この時期ならではの美しさがあり、なかなかいいものです。なぜだか穏やかな気分になってきます。
この雨は日中降り続きましたが、それほど強い雨とはなりませんでした。晩秋の風景となりつつあるこの景色の中を静かな気持ちで歩く山登りは、夏の光がさんさんと降り注ぎ、人も多く賑やかな山登りとはまた違った良さがあります。秋の山もまたいいですね。
三角点の少し上にあるお褒めの松と呼ばれるカラマツも少しずつ色を変えてきています。その右奥に見える谷筋には普段は水が流れていないのですが、このところの雨によって川となっています。よく見てみると滝になっている所もあります。雨の多い秋だからこそ見られる光景です。
木々の葉っぱが散りだしてきましたが、落ち葉を踏みカサカサとなる音を聞きながら歩く山登りはなかなか趣があっていいものです。
河地
秋晴れ。
2016/10/02
朝のうちは雨が降っていたのですが9時頃から青空が広がりだしました。まさに待望の青空です。青空が広がるとこんなにも気分がいいものなのですね。
裏銀座の山々の紅葉も随分と下に下がってきました。高瀬の渓谷には雲海が入り、紅葉と雲海の競演が美しい秋の光景を作り出していました。
燕山荘直下よりの眺めはすっかり茶色になってしまいました。この降り続く雨が止み、すっかり緑色はなくなっていました。晩秋へと季節は歩みを進めています。ただ、今日の日中は気温が高く、登山道を歩けば汗をかくほどでした。
三角点より燕山荘方面を望む
ダケカンバの葉っぱはかなり散ってきています。そのため数日前までは黄色かった山肌の色も地面が見えて茶色くなってきました。その中にあってダケカンバの白い木の幹がよく目立つようになってきました。これもまた美しい光景です。日々こうして変わっていく景色を毎日見られるのはとても幸せな気がします。山で働いていていいなと思える時です。
合戦小屋でのスイカの販売は終了しましたが、代わりに始まったお汁粉がなかなか好評のようです。寒い日にはさぞおいしいことでしょう。また今年は合戦小屋のベンチが新しくなり、雰囲気も変わりました。
紅葉はどんどん下へと下がってきています。第2ベンチ辺りにあるオオカメノキの葉っぱも紅く色づいてきています。5月の中旬ころ、オオカメノキの花が咲き出してきて、いよいよ山にも春がやってきたと思っていたのがつい最近のように思えてきます。
今日の日中は雲海が広がり続けたので、街ではきっと曇り空だったのではないでしょうか。山の上は久しぶりに気持ちのいい秋晴れとなりました。残念ながら夕方には雲が多くなってしまい、日の入りは見られませんでしたが、こんな美しい光景が見られました。やっぱり晴れた日はいいですね。
河地
雲の切れ間から。
2016/10/01
10月は始まりましたがまたもや雨の朝を迎えました。今年の秋はとにかく雨の日が多くなっています。6月に雨が少なかったのを取り戻しているのでしょうか。
雨はお昼前位から止んできて、外でのんびりされる方もいらっしゃいました。そして、気温は高めで、もういなくなってしまったと思っていた小さな虫が元気よく飛び回っていました。
午後になると突然雲が切れだし、短い時間でしたが裏銀座の山々を見ることが出来ました。ほんの短い時間だったのでこの景色を見られた方は少なかったことでしょう。週末で多くの方々が登ってこられたのに展望がひらけず残念でした。
そして、燕岳も一瞬だけ姿を見せてくれて燕岳から高瀬側へと伸びる尾根のだいぶ下の方まで紅葉が進んで、ダケカンバの黄色が特に印象的でした。この後もっと晴れることを期待していたのですが、そうはいかず終日展望のない一日で終わってしまいました。
今日は気温がこの時期としては高い一日でした。夜になっても玄関にある温度計は9度を指しています。このところの雨は太平洋高気圧がいまだ元気なためにこの辺りに前線がかかりやすくなっていて降る雨だと思われます。地球の温暖化と言われますがこれもその影響の表れなのでしょうか。少し気になります。
河地
プロフィール
北アルプス燕岳(2,763m)の山小屋燕山荘のスタッフがリアルタイムでその日の出来事をお伝えしています。
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