燕山荘 スタッフブログ
なつかれくさかるる
2015/06/24
夏至の頃、暦の七十二候では乃東枯(なつかれくさかるる)といい、草木が繁茂するなか夏枯草の異名をもつうつぼ草が枯れていくという自然を感じる言葉があります。
燕岳では、まだ朝晩は冷え込みますが、そんな中にも夏を感じる花々や、鳥達の日々の暮らしをかいま見る事が出来ます。
燕岳周辺はここ数日梅雨らしくガスや雨で天候が崩れていましたが早朝から天候に恵まれ雲海の中から日の出を見る事が出でき絶好のヘリ日和
となりました。
早朝の荷揚げを雷鳥が見守ります。
13時頃燕山荘の西側を歩いているとオスの雷鳥の砂浴びに遭遇しました。
今朝と同じ雷鳥でしょうか。
羽を膨らませ、身体を地面にこすりつけたり、脚や羽を使って砂をかぶっていました。
身体についた虫やダニを取る行動です。
砂浴びが終わるとのんびりとコマクサやミヤマキンバイが咲くお花畑を散歩していました。
燕山荘や燕岳周辺はほかにも様々な種類の花々が鮮やかに咲き始めています。
また、本日から合戦小屋では名物のスイカを販売し始めました。早速お客様から「スイカおいしかったよ」と言って頂きました。
こちらも少しづつですが夏の気配を感じる日々です。
佐々木
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北アルプス燕岳(2,763m)の山小屋燕山荘のスタッフがリアルタイムでその日の出来事をお伝えしています。
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