塩尻市の内科・呼吸器クリニック
ふるや内科クリニック
院長 古屋 志野
ふるや内科クリニック
院長 古屋 志野
2014/01/30
COPDを治療したほうが良いのはなぜ?
さて、前回の記事で、COPDについて少しお話ししました。
ところで、なぜCOPDはお医者さんにかかって治療したほうが良いのでしょうか。症状さえひどくなければ放っておいても…と思いませんでしたか?
私たち呼吸器科医は、COPDがひどくなってしまった人たちを沢山診ています。
常に酸素の吸入が必要だったり、夜寝るときに簡易的な人工呼吸器をつけたり、それでも食事や着替えなどの日常動作をするだけで息が苦しくなってしまったり、人それぞれですが本当にお辛そうです。
少しでも早くお医者さんにかかって、COPDとわかり、お医者さんと二人三脚で禁煙をスタートし、適切なタイミングで薬を使い始めていたら…とどうしても思ってしまうのです。
・タバコを吸っていて(吸っていたことがあって)、咳や痰が少しでもある方
・階段や坂道で息切れがする方
おどすような言い方になってしまい心苦しいのですが、本当に、1日でも早く、受診して下さいますようお願いいたします。