塩尻市の内科・呼吸器クリニック
ふるや内科クリニック
院長 古屋 志野
ふるや内科クリニック
院長 古屋 志野
2013/12/25
「呼吸器科」ってなに?
開院して2か月が経とうとしています。より詳しい情報を発信していくために、このたび院長ブログを立ち上げました。お付き合い下されば幸いです。
さて今回は、「呼吸器科」についてお話ししたいと思います。いったい何が専門の科なのか、ピンとこない方も多いかもしれません。
一般的に人間の「呼吸器」は、空気の通り道である鼻・口・気管・肺などのことを示します。「呼吸器科」はそのうち主に、気管から肺にかけての病気を専門とする科です。
ただ、空気の通り道に発生する病気は、多くの特徴が共通していることがあり、鼻とのどの周りは耳鼻咽喉科、気管と肺は呼吸器科、という厳密な区別をしない場合も多くなってきています。
「呼吸器科」で患者さんの数が多い、4大疾患があります。
(1)気管支喘息
(2)COPD(慢性閉塞性肺疾患)
(3)肺がん
(4)呼吸器感染症(肺炎・気管支炎)
です。
さらには、近年社会問題にもなっている「睡眠時無呼吸症候群」も急激に患者さんが増えています。
それぞれの病気については、今後のブログで簡単なわかりやすい説明をしていく予定です。この病気についての話を早くしてほしい!などのご要望がありましたら、ホームページのお問い合わせやTwitter、Facebookでご連絡ください。
ところで、患者さんたちは自分の病名がわかって受診をしていただくわけではありません。ではどういうときに呼吸器科にかかればいいの?という質問にお答えします。
(1)長引く咳・痰
(2)息切れ・息苦しい
(3)高熱と咳・痰
(4)タバコをやめたい
(5)いびきがひどい・寝ている間息が止まっていると言われる
こんな症状の方はぜひ、呼吸器科を受診してください。