スタッフブログ
大天井岳はにわかに冬の装い。
2018/10/27
さかきです。
数日ブログ滞ってしまいました。
種々の講習会の出席に加え、毎シーズン年明け1月下旬から始まります「スノーシューツアー」に先立ち、お世話になる宿等への挨拶回りなどの関係で留守にしておりました(スノーシューツアーにつきましては、近日中に燕山荘HPにて詳細発表の予定です)。
さて、今日戻ってきたわけですが、今朝方まで稜線で降っていた雨は、大天井岳の標高辺りは雪でした。
▲燕山荘ヘリポートから 正面 大天井岳
▲同じく 燕山荘と燕岳
燕山荘辺りは雪全くありませんが、標高2,800m前後から上部の峰々は、気温が低く雪となったようです。
▲大下りの頭から大天井岳
▲大天井岳拡大
大天井岳直下、“切通分岐”から上部に積雪があります。
昼過ぎに通行しましたが、北側斜面に当たる部分は、すでにガチガチに雪が凍っていました。積雪自体は数センチですが、一両日午前中の早いうちに下山される場合、滑りやすいと思われます。
燕山荘~切通分岐間、積雪は今日現在ありません。
ちなみに、
▲夕方前の大天荘周辺
小屋周りも所々残っている雪は凍っていました。
殊、切通分岐~大天荘間だけのことですが、ご心配な方は、6本歯以上の軽アイゼンを携行されますことお勧め致します。
なお、ヤマテン予報(有料サイト)ですと、明後日以降は冬型の気圧配置になる関係で、稜線上は風雪模様になる予想となっています。
明日以降、大天井岳方面お出かけの方は、気象情報をよくご参考頂き、無理のない行動予定をお立て頂きますようお願い致します。
気温は今日の日中陽ざしが出ても氷点下、朝晩冷え込んだり寒気が入ってきますと、-10℃前後まで下がってもおかしくない時期となります。
服装に関しては、冬山装備でも十分なくらいですので、他の装備も含め、準備怠りのないよう、ご注意頂ければと思います。
コメント
コメントありがとうございます。
10/30昼現在ですが、切通分岐から上部は所々凍結箇所があります。 最低でも6本歯以上のアイゼンの携行をお勧め致します。
北アルプス 大天荘
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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。
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