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ホシガラスとハイマツの実。
2018/09/12
さかきです。
▲大天井岳直下より大天荘を望む
基本、昨日に引き続き、主に東側中心に雲海の広がる大天井岳界隈でしたが、朝方は上高地側(二ノ俣谷側)から薄く滝雲が安曇野側に流れ込み、それが大天荘を覆っておりました。
そんな具合でしたので、小屋の前から望む東の空、日の出直後は、その雲に時折遮られる感じ。とは言っても、
こんな感じで多少ぼやけつつも陽が現れてみたり、
時には幻想的な光景が見れたりと、刻々目の前は変化し、なかなか楽しめました。
一方で、ここ最近は雨模様が続いておりましたが、その分気温が低めで推移したおかげで、周辺の山肌や足元の草木の色づきがだいぶ顕著になってきました。
▲大天井岳直下より
今日は終日槍穂の稜線は拝めませんでしたが、それよりは足元のクロマメノキやウラシマツツジの赤みに目が引きました。
これからの時期、徐々に冷え込みも増してきますので、紅葉もグングン進むことでしょう。
その紅葉を十分に楽しむには、やはりお天気がいいのが一番なのですが、まもなく訪れる連休、秋山登山ご計画の方多いかと思われますが、ここは一つ、皆さんで“てるてる坊主”を作りましょう!なんて。
さて今日の最後は、“例のもの”に登場して頂きます。
そう、この食い散らかしを見れば、だいたい想像つきますね。
ちゃんと硬い岩の上で、ハイマツの実を上手に砕いて食べる鳥です。
ホシガラス。
ほんとここ数日、多く見かけます。
ホシガラスとハイマツの実、これもまた秋の風物詩の一つです。
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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。
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