大天荘 スタッフブログ
にわかに白くなった峰々と、白い〇〇〇。
2017/10/17
さかきです。
昨日から降り続いていたみぞれ交じりの冷たい雨は、早朝霧雨と化し終焉を迎え、8時過ぎからはスッキリした晴れ間が広がりました。
うっすらと雪化粧。例年よりは遅いタイミングなのでしょうが、冬の便りが実感できる時期になってきたのだと改めて思いました。
確かに、吹いてくる風はかなり冷たく感じ、カメラを持つ手は、時折揉んであげないとかじかむ程。
そして夕方、雲が入ったため、正確な時間は定かではありませんが、日没は恐らく5時15分~20分くらいでしょう。かなり早くなりましたし、朝同様に風の冷たさが身に染みる夕刻となってきました。
けれど冷え込む分、夜空に浮かぶ星空は、よりその輝きを増してくるのです。▲槍・穂高連峰に浮かぶ天の川他
考えてみるに、例年だとあと数日で小屋閉め下山、となるわけですが、今年はまだ3週間余りここでの生活が続きます。
どんな光景に出会えるか、楽しみではあります。
さて、今日の最後は・・・大天荘の冬期小屋直下からの一枚。何の生き物が写っているでしょう?
正解は、私自身ここ大天荘でウサギを見たのは今日が2度目。前回は数年前、岩陰から逃げる後ろ姿しか見えなかったのですが、今日はしっかり全容を見ることができました。今日は大人げもなくかなり興奮してしまいました・・・望遠で撮ったのですが、まさに野性味溢れる眼差し。ウサギとはいえ、これ以上近づくのが少し恐ろしいと感じるほど。眼力強く感じました。
5分程でしょうか、そのままお互い見つめ合っていたら、これまたビックリしたのですが、チーターの如く素早い駆け足で上部テント場の方に(もちろん本物のチーターの走る所は見たことありません。想像とテレビだけですが)。すぐさま追いかけテント場に着いたら、いましたね、隅の方に。他のスタッフも興味津々。可愛いというよりも格好良かったという印象でした。
これから迎える厳冬を、この稜線で迎える彼ら。逞しい生き物だと改めて思いました。
ペットで見るウサギとは、違いますね・・・
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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。
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サカキ様 相変わらず頑張り過ぎてますね!! 何時も良い写真を有難う御座います毎年、有明荘、燕山...
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悪天候の中、お疲れさまでした。 スタッフの苦労を見るたびに水の大切さがよく分かりますが、シーズ...