大町のてっか丼
記録的な猛暑が続いています。
暑さを吹き飛ばしてくれそうな この夏の楽しみは 松本工業の甲子園初出場ですね。
代官山の 長いお得意様のお孫さんが 活躍していますので 私達も特別の思いで 甲子園を心待ちにしています。
初出場での初戦突破 残念ながら応援には行かれませんが テレビの前で 精一杯応援して 一緒に青春させてもらうつもりです。
さて 信州の真夏の食卓を彩る 郷土料理といえば… てっかナス 塩イカときゅうりのもんだもの きゅうりとみょうがの浅漬け 丸ナスのふかしナスなど…
私は北信の出身なので ナスといえば 丸なすでした。
大きく輪切りにして 味噌を挟んで 薄い皮で包んで 蒸し上げたおやきもありました。
母が作ってくれた ふるさとの味が懐かしく 時々 色々作ってみますが まあまあの出来は ピーマンとナスだけのシンプルなてっかナスです。
このてっかナスを作るたびに 思い出して思わず ニンマリしてしまうのが 大町のてっか丼の話しです。
裏町で割烹末広をやっている頃の話しですが 大町の方で 月に一度ぐらい松本にお仕事に見えて その都度 いらしてくださるお客様がいらっしゃいました。
地元大町で時々行っている食堂に ある日 おすすめメニューで てっか丼 350円 とありました。
随分安いな〜と思ったけど サービス品だと思ったので 注文しました。
さて 目の前に来てみると ご飯の上に乗っかっているものは 赤い鮪ではなく なんと ツヤツヤとした てっかナスなのでした。
大町のてっか丼 夏になると思い出す楽しく美味しいお話です。
取れたてのとげが痛いおナス 沢山いただきました。
今夜もてっかナス と 最近の流行りの食べるラー油を利用した スタミナ焼きナスで ビール
旬の野菜の元気をたっぷりいただいて 猛暑を乗り切りましょう!!
信州牛の代官山の美春ママでした。