こころと脳の対話 3
今日は、木曜日です。
「つれづれに」のコーナーです。
●夢
生きてること自体、無理していることが多いのです。それではもた
ないから、全体性のなかで調整する動きを、脳のなかで視覚的に把
握したもの。それが夢ではないかと考えます。それは、一種の調整
作用であり、盲点を見せられるものでもあります。
「夢」は、そう単純に割り切れない、心の働きのひとつです。夢の
ダイナミックスは、あんまりすごすぎて、わからないことが多すぎ
るのです。徹底的に分けられないものの意識が、夢に出るのです。
脳科学では、夢は「記憶の整理」と考えています。
夢のなかに、自分が全然でないことがあります。夢は、自分が出て
くることがふつうです。出てこない夢は、それは自分のふつうの意
識よりも非常に遠い夢なのです。
夢をみたことを、実際に心のなかでやってみるのは、全然見方が変
わっておもしろいことです。それが夢の重みです。重い夢、大事な
夢と思うときはやってみるといいのです。
河合先生は、大事な夢は、それをずっと考えていて、一年ぐらい経
ってわかるやつがあるそうです。極端なのは2~3年経ってなるほ
どとなるようです。
●「シンクロ」
シンクロニシティの本質は、非因果的がものすごく大事です。もち
ろん、因果的にはつながらないのです。ただしミーニング(意味)
はあり、それを知ろうとすることが大事。因果のしがらみを解きほ
ぐすことによって、その人の世界は、もっと豊かで広くなります。
また、シンクロニシティは、自分の無意識が外のものと呼応します。
無意識が動いて、外に出てきます。出てきたものの背後に、無意識
があるのです。
●身の上話に夢中になる運転手
ときどき起きるのが、河合先生の乗ったタクシーの運転手さんが、
むちゃくちゃ身の上話なんか始めるそうです。それで曲がり忘れた
り。まるっきり違うとこに行ったりする。
ちょっと「ふんふん」と相づちすると、しゃべりたくなって、ブワ
ーッと始まるから、最近は、こわい顔して乗ってるそうです。
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