2008/11/24 12:19

【走川通信 ε=ε=┏( ・_・)┛204号 】 2008.11.24

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【走川通信 ε=ε=┏( ・_・)┛204号 】 2008.11.24

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★「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない」 


 先週水曜日の19日には、今季一番の寒気が流れ込み、全国の16地点で
初雪が観測されました。いよいよ本格的な冬の到来ですね。

 今年の冬は季節だけでなく、さまざまな企業にとって「冬の到来」を予感
 させています。今回の金融不安で、投資会社や不動産開発会社などがそう
 でしょうが、評価損で大きく被害を出しています。

 それは企業だけではなく、たとえば駒澤大学は、デリバティブに運用の失
 敗で154億円の損失計上。また運用資産1000億円を超える慶応大学
 では、225億円の評価損があると報じられています。

 教育界に限らず、民間の営利企業ではない団体や法人から、今後もこのよ
 うなニュースが出てくる可能性があります。


 みなさんに全ての良きことが、なだれのごとく起きます。

【もくじ】∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
   
  1.「象の話」
  2.「ギンナン」
  3.エクトル・オルテガの成功の秘密 ~その43~ 
    
  ★《付録》【業界リーダーの名前を借りる】~その20~
      「仕事のヒント」神田 昌典

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■1.「象の話」
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 このメルマガをお読みのみなさんなら、きっとどこかで聞いたことのあ
 る話かもしれません。

 でも改めて、なるほどと思ってしまったので、あえて簡単にそのお話を
 してみます。

 サーカスや動物園の象は、あれだけの巨体をしているのに、片足に足環
 をかけて鎖でつながれ、それほどたいしたことのない杭につないだだけ
 なのに、なぜ逃げることができないのか?

 あれだけの巨体と力を持っていれば、簡単にそんなもの壊して、逃げら
 れるはずなのです。

 それではなぜ、そんなことができないのでしょうか?

 考えたことがありませんか?


 それでは、答えです。

 それは、小さな赤ちゃん象のころから、足を鎖でつながれていたため
 です。

 そのころは、まだまだ小さな象さんで、あちこちを走り廻ろうと前へ突
 き進むのですが、足につながれた鎖がひっぱって、象は前に進むことが
 できません。それでも負けじと、朝から晩まで、何度も何度も繰り返し
 ます。

 今日も、朝から何度も何度も繰り返すのですが、力の弱い小さな小象に
 は、その鎖を引きちぎる力もなく、杭を抜く力もなく、やがてくたびれ
 ては眠り、また挑戦してはくじけます。

 そのうち小象は、自分の無力さを知ったのでしょうか、挑戦することさ
 え諦めていきます。

 いつの間にか小象にとっては、鎖につながれて、一定の距離以上には行
 けないということが、当たり前のこととなってしまったのです。そして
 そのまま大きくなった象は、自分が大きくなったにもかかわらず、鎖か
 ら逃げることができない、ということが、象にとっての日常になってい
 たのです。


 自分の先入観や決めつけで、「どうせ、自分にはできない」って勝手に
 思っていることがありませんか?

 あなたはもう、自分の力で、鎖を切ることができる、立派な大人になっ
 ているんですよ。


 ・・・つづく 


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