2008/11/19 10:41

私はどうして販売外交に成功したか by フランク・ベトガー

今日は、水曜日です。
「本」当におすすめのコーナーです。


ここのとこ新刊書にばかり目が行ってしまい、
久しく名著と呼ばれているものを、読む機会がありませんでした。

もっともこれだけ情報化社会になってしまうと、
ネット、メルマガだけでも目を通すのに時間をとってしまい、
新刊書でさえ、読む時間を取れなくなっていたりします。
世の人もそれは同じで、だから本が売れなくなっているのではないでしょうか。

そこで今回は思い切って、過去の名著を読んでみました。
尊敬する経営コンサルタントの竹田陽一先生も、これを何度も読み、
座右の書としていることを聞いて、前々から読もうと思ってました。

この本は、何と1964年(昭和39年)の初版以来、
28版を重ねるに至っているという、いまでは考えられない本です。

著者のべトガーさんは、もともと大リーグの選手で、
骨折から引退を決意し、その後、セールスマンに転身するのですが、
もちろんそう物事は簡単にいくことなく、紆余曲折し、
それでも持ち前の根性で乗り越え、学び、
その結果、トップセールスマンとなり財を築き、
なんと40歳にして引退をして、その後は講演活動などしてた人です。

内容は、小手先の営業理論ではく、「聞く技術」という、
いまほんとに見直されている、ハートウォーミングな営業方法で、
最近の営業の本などは、この名著に色づけしてもっともらしく書かれたものが、
いかに多いかということが、読んでみて本当にわかりました。

決して奇をてらったところがなく、人のこころを大切にするという、
オーソドックスで基本に忠実なものです。

しかし本当は、この基本を抑えておかなくては、
決して応用が利くものではないのではないでしょうか。

読めば超ロングセラーの意味が、よくよくわかる本です。




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