2008/11/04 9:07

「勝ち組」になるための経営戦略(その2)

今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


2001.04.03に、あさひ総研のセミナーに参加しました。
そのときの議事録です。

講演者は、「『勝ち組』に入るための小さな会社の経営戦
略」を、出版したばかりのときの小林 正博さんでした。


(4)「勝ち組」の得意技

 ①クリティカルパスを抑える・・・根幹設備
 ②ブランド戦略で成功する
 ③新製品開発で売り上げを倍増する
 ④クレームへの対応で顧客の信頼を・・・「クレームゼ
ロへの挑戦」
 ⑤コストダウンとは省くことだ

  例)「メーカーの生命線」・・・粗利益30%

 *わたしのコメント:
  インフラの業界である、年数にともなったブランド力
を持っている、新製品を送ることで売り上げが上がる、
クレームを活かす、ムダをばっさりと、おもいきって
省くことができる・・・
  
  会社の景気がいいときこそ、こういうことをやってい
ないと、弱ってから始めても、徒労に終わってしまい
ます。
  

(5)社長が先頭に立ってやるべきこと

 ①自社の弱点を認識せよ・・・現状把握
 ②得意技をどう構築するか・・・競争力を創る
 ③仕事のできる人をリーダーに選べ・・・決断のスピー
ドアップ
 ④方針は単純に簡潔に・・・意思の疎通
 ⑤戦略集団づくり・・・強い戦力 
 ⑥重点思考を徹底させる・・・攻撃目標の明確化
 ⑦戦略展開を社長主導で・・・知恵で勝つ


TOPIC:「真剣だと知恵が出る。中途半端だとグチが出る。
いいかげんだと言い訳ばかり。」

TOPIC: 孫子の兵法

 「疾(と)きこと風の如く、その徐(しずか)なること
林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如し、動
  かざること山の如し、知り難きこと陰の如く、動くこ
  と雷逞(らいてい)の如し。」 

 *わたしのコメント:
  現実から目を背けて、自社の得意分野が見えなくなり、
  YESマンをまわりにおき、ややこしい経営計画をた
  て、無難な人をたてて、地域やお客を絞りこむことが
  できず、まるでよろずやの状態になり、みんなの意見
  を聞き始めると、どんどんダメな会社になります。 


*経営者のみなさんの、お役にたつことを祈って。


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