人生のすべてを決める鋭い「直感力」 by リン A.ロビンソン (著), 本田 健 (翻訳)
今日は、水曜日です。
「本」当におすすめのコーナーです。
「直感」というと、虫の知らせとか、なんだか根拠のないもので、
それに頼ってしまうと、判断を誤ってしまったり、
占いなどと同じように、一種の賭けのような気分になると思います。
そうはいっても、その虫の知らせの「直感」を無視したため、
逆にしくじってしまったとか、直感の通りに従っていれば失敗しなかったのに。
そういうことが案外ないでしょうか?
実はこの本を読んでみると、その「直感」が本当は、
正しいものであるということが、分かってくるのです。
「お金の専門家」である本田健さんの翻訳ということで、この本を手にしました。
アメリカには「直感」を使ったコンサルタントというのがあるのですね。
著者のリン・A・ロビンソンさんは、その分野で成功を収めているコンサルタントです。
本を読み進めていくうちに、「直感」とは自分の中の常識や偏見をまず取っ払い、
こころを開いて、こだわりを捨てた状態のものなので、創造的であり、
本当は、自分の「内なる声」に耳を傾けるので、本来の自分に向き合うことになるのです。
もちろんそこには、いままでの経験と知識という裏づけがあるので、
自分自身も常に磨きをかけていないと、質の高い「直感」が出てこないことになります。
しかし質の高い直感が出てくるようになれば、その直感を信じて、
流れに乗って成功へと導かれていくようになります。
この本の中には、他にも「直感」の活かし方、磨き方があります。
仕事や生活において、よりよい判断、よりよい問題解決の方法を身につけることができれば、
「自分の納得のいく人生」を生きていくことができるかもしれません。
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