■うつ病の理解(その3)-家族や周囲の者への影響-
今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。
◆うつ病 二つのケース
人によって、うつ病の症状はさまざまです。
例えば、19歳のジョアンの場合、疲労感はないものの、
仕事や付き合いを続けることが困難であると医師に訴えてきました。
母親は彼女の睡眠時間が、普段7~8時間なのに、
10~11時間になったと伝えました。
ジョアンは頭痛や、他の痛みと消化器症状を訴えていました。
驚くべきことかもしれませんが、このような身体的症状は、
うつ病をもつ患者によくある症状です。
51歳のマークは、彼は常に"不満が多く"、
妻といつも口喧嘩をしている気がする、と医師に伝えました。
そして妻が彼に対して批判的で敵対心を持ち、怒っていると。
さらに、夜も眠れず、体重も減少しているとのことです。
苛立ちの増加や口論は、うつ病に伴ってよく起こります。
ですから家族にうつの人がいると、これが家族の行動や感情、
夫婦関係や家族関係に多大な影響を与えるのです。
通常、最低2週間の間にほとんど毎日続く症状が5つ以上あって、
そのうちの一つは必ず抑うつ気分・興味または喜びの喪失がある場合に、
うつ病と診断されます。
小児や青年では悲しいというよりも、むしろ怒りっぽくなります。
もし、これらの症状のうちひとつでも現れ、それが軽減しないのであれば、
それがうつ病の症状であるかどうか、精神科医か心療内科医に相談する必要があります。
*参考文献「うつ病の理解」
http://www.fuanclinic.com/byouki/family.htm
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