うつ病の家族の対応方法(その3)
今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。
しかし、親しい人には、多くの場合、本人が「SOS」を言葉で出しています。
たとえば、「最近まったく寝れない」、「なんとなく無気力で、朝起きれない」、
「しんどくて、こっちに来たら楽になるでと言うささやきが聞こえる」、
「うつ病(鬱病)かも知れない」、「精神状態がおかしい」などです。
ストレートに、「自殺したい」とは、なかなか口にしないでしょうが、
このような言葉を聞き逃さないことが重要です。
このような言葉を聞いたときに、親しい人ならば、
過去と現在のその人の違いを、ちょっと考えてみてください。
訴えの内容が、非常に短期的なことから引き起こされているかどうかのみ判断してください。
たとえば、寝れない原因が数日前に起こっていて、
最近の数日の間寝れないだけなのかどうかです。
このような非常に短期的な場合を除いて、このような言葉を聞いたときは、
それ以上の判断をせずに、ともかく、
心療内科に連れて行って、医師の判断を仰ぐべきです。
風邪ならば、通常、本人に、「内科で診察してもらったら」と言うと思います。
同じように、「心療内科で診察してもらったら」と言ってしまいそうです。
しかし、初期の場合を別にして、上にも記載しましたが、
うつ病(鬱病)の状態になっていると無気力なため、
本人が今までかかったことがない心療内科を探して病院へ行くことは無理です。
みなさんの、そして仲間のこころの健康づくりの参考になれば幸いです。
*参考文献「うつ病 みんなが知っておくべきうつ病(鬱病)の基礎知識」
http://watchan.net/health/around.html
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