2008/04/29 15:54

『不易流行』(その8)

今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


ひきつづき、尊敬する社長さんから聞いた言葉である、
『不易流行』をテーマにつづっていきます。
この順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。

それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。


20. 例えば部長がいるのに飛び越えて、課長に命令を出したとする。
 そうすると課長は、社長は部長を信じていないと思い、部長も信じられていないと思う。
 これが組織を壊す。

*組織には階層があります。
 それはたくさんいる組織においては、命令がすばやく正確に届くようにするためです。
 しかし、その階層が邪魔になるときがあります。
 だからといって、その伝令係りの人を飛び越してしまうと、
 その存在意義がなくなってきます。
 それをトップの人間がやってしまうと、みずからその命令系統を壊してしまい、
 組織全体を壊してしまうことになりかねないといことを、教えていただきました。

21. こういうと相手はどういうかということを常に考えて、慎重の言葉を選ぶこと。

*わたしは、かなり不躾な人間です。
 先輩、上下関係なく、どんどんと思ったことを聞いたり、話したりしてしまいます。
 その戒めとして、このような話をしていただいたような気がします。
 気をつけたいものですね。

22. 社長はスキを見せてはいけない。

*ある程度の力とポジションを持ってしまうと、いろんな方が近寄ってきたりします。
 その力を利用としようとする人、その財力を利用しようとする人。
 そんな人に流されないようにするには、
 スキを見せてはいけないということを、教えていただいたのだと思います。


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