ミリオンセラーのつくり方 by きむらゆういち
今日は、水曜日です。
「本」当におすすめのコーナーです。
電話帳が、かくれたベストセラーであるという話を聞いたことがあるが、
特に販売してるわけではないので、セラーということはないと思う。
しかし、それくらい部数が出ているのに、書店や雑誌でのランキングに出てこないため、
知られていない出版物があったりするのである。
幼稚園向けでミリオンセラー、赤ちゃん向けで900万部、
そして映画化された「あらしのよるに」のシリーズで300万部と、
もうその世界ではいわずと知れた方である。
しかし、一般的には、「あらしのよるに」がヒットするまでは、
それほど知られていなかった、ミリオンセラー作家だったのである。
もともと造形作家で、雑誌付録の考案者として活動していたのであるが、
その後、童話作家になり、幼児向けの絵本作家となった人です。
ミリオンセラーの書き方というタイトルですが、書き方というより、
売れるものと売れないものの違い、という比較論が軸になっています。
それは本だけではなく、音楽、タレントなどなどにも共通して言えることとして捉えています。
その違いとは、「ほんのちょっとの違い」であると。
その「ほんのちょっとの違い」とは、ほんのちょっとの違いに気づくことから始まり、
キーワード的には、「アンテナ」「主観と客観」「味と色気」「プリズム」ということなんです。
詳細は、読んでからの楽しみですね。
デビューから、「あらしのよるに」に至るまでの、なぜ売れたかの分析。
そして分野にこだわらない、成功した交友関係のかたとの対談のなかで、
ほんのちょっとの違いを探り、最後は、「あたり前」についてで閉めます。
ミリオンセラー作家って、なにか特別なわけじゃない。
でも平凡でもない。
そのほんのちょっとの違いをつかんだとき、自分のとっての成功が待っているのでしょう。
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