2008/04/15 9:01

『不易流行』(その5)

今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


ひきつづき、尊敬する社長さんから聞いた言葉である、
『不易流行』をテーマにつづっていきます。
この順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。

それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。


14. 新規事業の案内が多いが惑わされない。95%はクズ、5%くらいは役立つか。

*新規事業の案内が多々きます。
 そしてどれもが、簡単に始められて、簡単に儲けることできるようなことを書いています。
 わたしも、藁をもすがる思いで、手を出したことがありますが、結論的には、
 この社長の言っていることが、95%以上の確立で当たっていると思います、

15. あたり前のことをあたり前にやるのが一番難しい。
 とかく経営者は人と違うこと、変わったことをやらなくてはと思うようだが、          
 あたり前のことができないから会社がつぶれる。

*これは耳が痛くなるような言葉だと思います。
 奇をてらったこと、なんだか目立つような施策など、
 個性的なことをやらなくてはならないような気分になります。
 またそうしないと、独自の経営ができないような気分になってしまうのです。
 しかし本当に大事なものは、あたり前と日常のなかに潜んでいるものだと思います。
 またそれを淡々とやり続けることが、ほんとうの実力だと思います。

16. わからない人間が現場に出向き、口出しするとロクなことがない。

*役職や立場から、わからなくてもわかった顔をして、現場に行って、
 なおかつ指示まで出してしまうような方もいます。
 往々にして、その結果はロクなことになりません。
 現場主義は、現場を把握して、それから判断して指示を出すのが基本です。
 それができなければ、口出しをしないことです。


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