『不易流行』(その5)
今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
ひきつづき、尊敬する社長さんから聞いた言葉である、
『不易流行』をテーマにつづっていきます。
この順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。
それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。
14. 新規事業の案内が多いが惑わされない。95%はクズ、5%くらいは役立つか。
*新規事業の案内が多々きます。
そしてどれもが、簡単に始められて、簡単に儲けることできるようなことを書いています。
わたしも、藁をもすがる思いで、手を出したことがありますが、結論的には、
この社長の言っていることが、95%以上の確立で当たっていると思います、
15. あたり前のことをあたり前にやるのが一番難しい。
とかく経営者は人と違うこと、変わったことをやらなくてはと思うようだが、
あたり前のことができないから会社がつぶれる。
*これは耳が痛くなるような言葉だと思います。
奇をてらったこと、なんだか目立つような施策など、
個性的なことをやらなくてはならないような気分になります。
またそうしないと、独自の経営ができないような気分になってしまうのです。
しかし本当に大事なものは、あたり前と日常のなかに潜んでいるものだと思います。
またそれを淡々とやり続けることが、ほんとうの実力だと思います。
16. わからない人間が現場に出向き、口出しするとロクなことがない。
*役職や立場から、わからなくてもわかった顔をして、現場に行って、
なおかつ指示まで出してしまうような方もいます。
往々にして、その結果はロクなことになりません。
現場主義は、現場を把握して、それから判断して指示を出すのが基本です。
それができなければ、口出しをしないことです。
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