『不易流行』(その3)
ひきつづき、尊敬する社長さんから聞いた言葉である、
『不易流行』をテーマにつづっていきます。
この順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。
それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。
5.「いい」かげんが大事
*これは、4番目の「バランス」とほとんど同じような意味だったと思います。
何事にも、ちょうどいいかげんがあると思います。
それは経営にも言えることですね。
6.オープン経営だからといって、なんでもかんでも社員に見せればいいというものではない。
見せてはいけないものもあり、また、見せてはいけないものは、見せられた方も困る。
*わたしも経営はオープンでなきゃいけないと、経営書などを見て、
そのままどんどん情報開示したことがあります。
しかし、その情報開示により機密情報が同業他社に漏れたり、
また社内での軋轢を呼んでしまったことがあります。
見せるべきもの、見せないほうがいいもの、見せてはならないもの、
どれがどれに当たるのか、きちんと見分けるのも、
経営者として必要な能力であると思います。
7.リスクマネージメントが大切。情報収集も大切だが、最後は自分の勘である。
勘とは「常識」というモノサシである。
*情報が沢山あれば、的確な判断ができるというものじゃないと思います。
少ないより、より多くのものから判断するほうが、
よりよい判断になるとは思いますが、最後の決断には、
直感というものが大事になってきます。
この直感こそ、自分の経験の厚みから出てくるのではないでしょうか。
またその直感は、「常識」というフィルターを、
持っていないといけないということだと思います。
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