『不易流行』(その2)
ひきつづき、尊敬する社長さんから聞いた言葉である、
『不易流行』をテーマにつづっていきます。
この順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。
それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。
2.「5年続けて黒字を出す努力を」
3年先を見れればそれで充分
5年先なんて見えない
*経営計画の中には、短期計画と中長期計画があります。
むかしは長期といえば、10年計画といわれた時代もあるようですが、
これだけ変化の激しい時代には、10年なんてとても無理な話です。
しかし、5年続けて黒字を出すという努力が必要ということです。
そうはいっても、見えるわけでなく、その心意気で進めていけということです。
その上で、3年先が見えれば、それだけで立派なことだということでした。
3.「アンチテーゼ」(ある理論・主張を否定するために提出される反対の理論・主張)
物事を考える時は、必ず反対も考える。またそういう「ゆとり」が必要である。
*物事を考えるときは、いい方向を考えて進めるのですが、
必ずしも思い通りにはいかないものですから、反対のことも想定しておくということです。
これはリスク管理にもなります。
またプランを練るときも、都合のいいことばかりでなく、その反対も有り得るのだ。
それでそうなった場合、どう対処するのか、と考えておくことが大事です。
それが、こころに余裕を生むものだという教えでした。
4.「バランス」:経営者に一番求められるもの
変わらなきゃいけないことと、変えないでいいもののバランス
そして「常識」が大切。「常識」を失って経営をダメにする。
*このバランスは、経営だけにいえることではありません。
生活、感情、人間関係など、最後にいきつくところはバランスのような気がします。
変化をしたほうがいいことと、変化させてはならないこともあります。
そしてそのバランス感覚は、「常識」という尺度を持って、計るものということです。
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