2008/02/26 9:04

『逆境の恩恵』(その5)

ひきつづき、尊敬する社長さんから聞いた言葉である、
『逆境の恩恵』をテーマにつづっていきます。
この順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。

それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。


■12.特に経営者は、付き合っていく人を慎重に選ばなくてはいけない。

*いい仕事・仲間やパートナーに出会えればいいのですが、
 金銭目的、あやしい儲け話などを持ち込んで、善人に顔をしてくるケースもあるようです。
 自分の立ち位置を知ったうえで、どの人とどういう付き合い方をするかは、
 とても重要な選択になると思います。

■13.経営セミナーは気持ちが高揚するようにやっているから2~3週間くらいは、
そのことを忘れておいて、そのうち思い出し、10あるうち、2~3がまだいいと思えば、
それを実践すればいい。
それもさり気なくやること。

*わたしのように感化されやすい人間は、セミナーに参加するととても高揚して、
 テンションが上がります。
 上がるだけならいいのですが、受け売りでそのままやろうとしてしまいます。
 確かに刺激性の強いカリキュラムが多いので、
 そのまま実践すると、必ずうまくいくような気分になります。
 実際は、一人一人、やり方、規模、経営環境などが違うので、学んだことを応用したり、
 自分にあったものにアレンジする必要があります。

 10のうち2~3というのは、適切な数値だと思います。
 いいと思ったもののうち、20~30%くらいなら取り込んでいけばいいと、
 いうことだと思います。

 そして、実践するときも、「何々のセミナーにいっていいと思ったので、
 みんなこれをやるぞ!」
 と大上段に構えると、とたんにまわりはシラケてしうんですよね。
 「さり気なく」が大事です。

■14.経営書なんて一度読んで、一年位して、また読みたくなれば役に立つ書であろう。

*経営書もセミナーと同じで、テンションが上がることが多いです。
 やはり影響をうけると、そのまま実践してみようという気分になります。
 しかし、この「1年くらい」というのが大きなポイントですね。
 たしかに、1年前は、絶対これがいいといわれてみたものが、
 1年後には、まったくダメな方針といわれることが多いです。
 成果主義の導入などが、そのいい例ではなかったでしょうか。


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