2008/02/19 8:46

『逆境の恩恵』(その4)

前回にひきつづき、尊敬する社長さんから聞いた言葉である、
『逆境の恩恵』をテーマにつづっていきます。
この順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。

それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。


■9.半年前に比べ、少しでもよくなっていると思えばそれでよし
   むしろその逆が怖い。なぜなら気がつかないからだ。

*人というものは貪欲なもので、すこしくらい良くなっても満足しないのです。
 でも、そういうときこそ「足るを知る」が大切ではないでしょうか。
 その反対に、すこし悪くなってきたときは、なんとなくわかっても、
 現実逃避で、「見て見ぬふり」をしてしまうものです。
 気をつけないといけませんね・・・

■10.人の評価は、減点法でなく、加点法の両方でやってこそ真実が見えてくる。

*なぜか人を評価するときって、ああしたからダメ、こういう風に言うからダメと、
 どんどん相手に対して原点してしまうものですね。
 これは、相手を否定的に捉えてるの同じ。
 すごくマイナス思考ですよね。

 でも加点法でやってみましょう。
 ああういうとこいいからプラス5点。
 とても心遣いがいいからプラス10点。

 こういう風になりたいものです。
 

■11.社長が思っているほど、会社も社員も悪くない。
  もっと社員の力を信じていけばいい。

*なぜか、さっきの減点法じゃないけど、あれがダメ、これがダメって、
 ついつい考えてしまいませんか?

 でも、思ってるほど、ものごとは悪いほうに進んでいません。
 悪くなることは、自然の法則に逆らうことだからです。

 人は大きな力を持っています。
 その力を引き出し、発揮させることが大事なんですね。


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