安曇野市の工務店家造りコラム

2009/06/30 16:36


安曇野市で「豊科の家」新築工事が始まります。
基本コンセプトは「梓川の家」と同様で、「コンパクトに広々暮らす優しい家」の第2弾です。

今回も平屋ですが、身体も心もいかに広々と充実して暮らせるかを大切にしています。

たとえコンセプトが同じでも、家は一つ一つ同じカタチになることは有り得ません。どんな「家」ができあがっていくのか、これからこのブログでご紹介していきたいと思います。


2009/06/17 18:36

前回からの続きです。

「なまこ壁」の痛みが激しく崩れてしまった部分と、その周辺の痛みが進んでいる部分を撤去しました。


痛んでいない部分は残し、撤去した部分だけ修復します。

左官屋さんの仕上げも冴えています。

木部の痛んだ部分も撤去して新たに大工さんが作り直します。


綺麗に修復されています。いつもながら大工さんはすごいです。
この上に左官屋さんが漆喰を塗り仕上げます。




違う角度から見ると

こうなりました。

この写真だと元々黒い部分も白い漆喰仕上げのままですが、この後、黒く着色して仕上げました。


修復作業は簡単ではありませんでしたが、思い入れの深い土蔵が修復できたことでオーナーにも喜んで頂けました。

安曇野市や松本市、塩尻市近郊には土蔵が多く見られます。長い歴史のある土蔵を残していく事は大変なことだと思いますが、修復という選択肢があることで、オーナーの方々の選択の幅が広がれば良いなと感じました。
土蔵の修復をお考えの方がいらっしゃれば是非ご相談下さい。

2009/06/16 20:09

ある日、以前お家を建てさせて頂いたオーナーの方から
「昔からある土蔵がだいぶ痛んできて見ていて忍びない、直すことはできないか」
というご相談を頂きました。

早速現地に確認しに伺うと、長い年月が経ち、風雨に耐えてきた土蔵はずいぶん痛んでいました。


痛みの部分は「なまこ壁」などの表面だけではなく、木で出来ている構造部にもあったので、難しい修復になるなと予想をしましたが、さらにオーナーから「痛んでいる部分だけ直してなるべくコストをかけずにやって欲しい」というご要望を頂きました。

そのあたりは腕の見せ所です。

大工さんや左官屋さんと一緒にもう一度詳しく現地確認に伺いました。

現状を確認して、お互いに難しい部分の理解と確認をしあいます。
その後、打合せと見積もりを重ね、何とかご予算内で形になることになったので、修復を始めることになりました。


修復の過程と結果は長くなってしまうので、また次回にお送りさせて頂きます。
一体どのような修復になるのでしょうか。

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地元の工務店ならではの地域ネタや、当社スタッフのシックハウス診断士補のシックハウス対策コラムなど、皆さんに役立つ情報を発信していこうと思っています。

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