ここ数日良い天気が続いていてとてもすがすがしいですね。
さて、梓川の家内部工事の様子です。
今日は建具の様子からご紹介します。
この写真は建具職人さんがふすまを作るために、寸法を測っているところです。
図面があるのに、なぜもう一度建具のために寸法を測るのかというと、いくら図面通りに家を建てたとしても、微妙な誤差もあったり、特に寸法に注意しなければならない場所があるからです。和室とリビングの間のふすまは壁に収納されるので、特に寸法に注意しないと壁に収まらなかったり、一枚一枚が美しく重なりません。
こうして作った建具はこの家のためだけのオリジナルなので、当然他の家には使えません。
オリジナルといえばリビングの収納部分もオリジナルの収納家具が造りつけられています。
まだ製作中の写真なのであまり見栄えがよくありませんが、写真に写っているカウンターの下には蓄熱式暖房機がはいります。その上部スペースを利用して収納棚と、オーナーがご希望されている神棚を作りました。
下の写真はキッチンの収納家具です。
これはオリジナルではなく、既製品ですが、完成してからではなく、内部製作中に搬入してもらいました。
なぜかというと
写真だと分かりづらいのですが、キッチンの壁を少しふかして既製品の収納棚を壁の中に埋め込みました。
こうすることで、造りつけの家具とまではいきませんが、ただ床に置くよりも一体感が生まれます。
他にも色々と工夫をしている部分があるのですが、写真だけではなかなかお伝えできない面もあります。見学会ではそういったところも見ていただけたらと思います。