梓川の家、内部進行中です。
SW工法ではボルトの仕様書による様々な指定があるのですが、その中にボルト部分の断熱のための「ウレタン処理」があります。
例えば
上の写真の穴の中にはボルトの頭があります。
このボルトは基礎と土台をつなぐためのボルトです。
このボルトをこのままにしておくと、せっかく上に写っているSWパネルでは断熱しているのに、熱伝導率の高い金属製のボルトの箇所で、外部からの冷たさが伝わって、ボルトが結露してしまう可能性があるそうです。
なので、この部分を発泡ウレタンで断熱していきます。
発泡ウレタンを充填するとこんな感じになります。
薄緑色のお饅頭のようなものが発泡ウレタンです。
これを家中の、外部と関わりのあるボルトに対して行います。
地味な作業ですが、一つでも抜けがあると、せっかくのSW工法の性能を発揮できなくなってしまうかもしれないので、気が抜けません。
目視と図面チェックと大工さんに聞きながら家中バッチリ充填できました。
話は変わりますが、先日トステムのSW担当の方からこのようなものを頂きました。
SW工法が「
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2007」(タイトル長いっす)の優秀賞を受賞したようです。
この賞はCo2の削減や、省エネルギーを目指すためには、住宅だけではなく、住宅と設備をセットとして考えて、質の向上を図りましょうということらしいです。
SW工法+オール電化での仕様がこのトステムが受賞した仕様規定なので、この梓川の家も規定通りです。せっかくなので飾らせて頂きました。
写真はリビングの床を作っているところです。整然と並んだ木が見ていてとても心地よかったです。