安曇野市の工務店家造りコラム

2008/09/20 11:44

S邸を始め、色々とコラボレーションさせて頂いている、城北木材加工さんのある木工団地で今日と明日「木工団地祭り」が開催されているそうです。

城北木材加工さんでは、それに合わせて、新作の発表と在庫品の特別価格販売をするみたいです。

城北木材加工さんといえばカラマツですが、新作ではカラマツ以外を使用しているみたいです。僕もまだ見ていないのですがかなり期待大です!!

今日は仕事なので行けませんが、明日は時間を見つけて行ってみようと思います。

城北木材加工さんの家具はどれも素晴らしいクオリティなので、みなさんもよろしければぜひ行ってみてください。

ちなみに、在庫品の特別価格販売では、結構お得に買えるものもあるみたいです。家具がちょうど欲しいと思っていた方、この機会にぜひ!!

城北木材加工(有)
松本市野溝木工1-9-36
0263-26-4105

2008/09/16 19:36

いよいよ上棟ですが、その前に、まずこのお家はどんなデザインかをお話します。

下の写真は、プランニングの時に製作した白模型です。



この形になったのは様々な理由がありました。

大前提としてのコンセプトが

「コンパクトでありながらも、いざとなれば大人数でも快適に過ごすことができる懐の深さがあり、さらにSW工法の快適性能を付加する。」

でしたので、それに見合った間取り、リビングの開放感、採光、通風などなど、色々と検討した結果このデザインとなりました。

白模型ですし、分かりづらいとは思いますが、この様なプランニングだったものが、実際の設計図になり、上棟を経て、どのように現実に建っていくのかが伝わればよいなと思っています。

これは実設計の前のものですし、製作したのが僕ですから(精一杯作りましたが・・・)実際のお家とは若干違ってきますが、そのあたりはお許しください。




2008/09/05 18:16

しばらく涼しい日が続いたと思ったら、急に日中暑くなったり、でも夜は寒かったりでおかしな天気ですね・・・
今年も残暑が厳しいようですが、負けずに頑張ります

基礎も完成したので、上棟に向けて準備を進めていきます。
上棟の日程は、オーナーが良い日を希望されているのですでに決まっています。その日程に間に合うようにしなければなりません。

まず、足場の設置です。


今回は平屋なので、2階建てのようにたくさんの高い足場は必要ありません。しかし、上棟以降の様々な作業がしやすいように、必要な部分に足場を設置します。この必要な部分というのが意外と難しく、社長と大工さんと相談して決定します。


土台や柱なども運ばれてきました。
ほとんどがプレカット工場での加工ですが、一部プレカットではできない部分は、自社の大工さんによって事前に加工されています。

続いて「土台」の設置です。
土台とは、基礎の上に乗っている横の柱で、全ての柱を支える、その名の通り大事な部分です。

アンカーボルトの位置に合わせて穴を加工し、それぞれの土台を組み合わせていきます。

この時のポイントは、上の写真で基礎の上の黒く写っている土台パッキンを敷くことです。

この土台パッキンはSW工法の高気密高断熱の高気密の部分を実現するために土台の下に敷きます。スポンジ状の土台パッキンを下に敷くことで、土台の部分で内部の気密が保たれます。

この様な感じで土台の下に敷かれています。


僕も含めて、大工さんたちと計四人で土台を設置し、納得の仕上がりです

次はいよいよ上棟です。上棟はいつもながらワクワクしますね

2008/09/04 18:26

配筋工事が完了し、型枠も設置できたところで、コンクリートの流し込みを行います。


と、同時に基礎から出ているアンカーボルトのチェックをします。SW工法では、外部パネルとの干渉を避けるために、アンカーボルトの高さを場所によって変更しなければなりません。それが指定した通りに出来ているか、位置・数は正しいかを図面を見ながらチェックします。



この日はとても天気がく、気温も高かったので、コンクリートを流し込んだ後、基礎屋さんが布をかけて養生をしていました。


これは、日差しや高い気温によってコンクリートが急激に乾燥してしまうのを防ぐためです。
こちらからお願いする前に、率先して養生をしてくれました。こういった配慮がさすがだと感じます。

そして、十分に時間を置き、型枠を外します。



そして、周囲を埋め戻す前に、高さや幅をチェックします。

もう何度も確認しているので、当然バッチリですが、絶対に間違いの無いようにチェックを省略することはできません。



上の写真は埋め戻した後の状態です。養生の件にも表れているように、色々な面で細かな部分までしっかりと仕事をしてくれる基礎屋さんなので、しっかりとしたきれいな基礎ができました。

写真で水色の部分はコンクリートと同時に施工した基礎用の断熱材です。これで全てではなく、基礎と同時にできない部分は後で施工していきます。
基礎の断熱はパッシブソーラーシステムの家でも行っており、工法によっては珍しいわけではありませんが、SW工法のこの家も仕様書通りに断熱していきます。

基礎ができたので、次は上棟のための準備を開始します!



2008/09/03 16:26

砕石を敷き終わったあとは、基礎のコンクリートを補強する役目を持つ鉄筋を配筋し、底盤部分の型枠を設置していきます。



配筋と型枠の設置を終えると、この写真のようになります。

立ち上がり部分も含めて鉄筋がとてもきれいに整然と組まれていて、見るからにしっかりとしています。

鉄筋の下には、防湿シートを敷いてあります。
この防湿シートの厚みもスーパーウォール工法の施工基準で指定されています。



作業終了後は、鉄筋のピッチ(間隔)が指定した通りかなどをいつも通りチェックしていきます。



ここ数日、現場での作業をしています。雑用程度しか役に立てることはありませんが、雨が降ったり、晴れればとても暑く体力的にも大変です。
しかし、現場ではっと気付かされることも多く、勉強を兼ねた良い経験をさせてもらっています。

プロフィール
地元の工務店ならではの地域ネタや、当社スタッフのシックハウス診断士補のシックハウス対策コラムなど、皆さんに役立つ情報を発信していこうと思っています。

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