基礎工事を始めるために「丁張り」を行います。
丁張りは、基礎の高さや各通りを示すために行うものです。
木の杭と貫(ヌキ)と呼ばれる木の板で作ります。
完成すると上のような感じになりますが、
このように、この板の上面が基礎の高さより100ミリ上になります。というか、この板の上面の高さより100ミリ下が基礎上面の高さとなるように、基礎を施工します。
他にも各箇所に通りの位置など、基礎の施工に必要な位置を示していきます。
この丁張りを作らないと、基礎屋さんが図面を見て、寸法が分かっても、何の目印も無い地面ではわけが分からなくなります。そこで、基礎よりも少し大きく外側に、目印をつけるためにこの丁張りを作るのです。
ちなみにこの丁張りを作るときに杭を「かけや」と呼ばれる大きな木槌で地面に打ち込みますが、この作業をやるとその日は手がしびれて字が書きづらくなります・・・多分僕がまだへっぽこだという証拠ですね・・・