昨日は豊科のサンモリッツで開かれた電子マニフェストの説明会に行ってきました。
マニフェストというと、選挙の時の公約というイメージがありますが、今回の説明会のマニフェストはそれとは違う意味です。
今回説明会のあったマニフェストとは、産業廃棄物の適正な処理を推進するために定められた制度で、私たちのようなゴミを排出する業者や、処分業者などが、不正なゴミの処理をしないように定められた制度です。
簡単に説明しますと、ゴミを出すときに、数枚の複写式になっているマニフェスト用の伝票を使用して、運搬業者や処分業者が処理を終えた時点でそれぞれの伝票をゴミを出した業者に戻します。こうすることで、ゴミを出した業者が自分が出したゴミがちゃんと処分されたか分かるという仕組みです。
今回の説明会はこのマニフェスト用の伝票を電子化しましょう、というものでした。メリットとしては、事務処理の効率化や、データの透明性などがあるようです。
ゴミを出してしまう業者として、ゴミがどのように処分されているか責任を持つことは当然です。日々の業務の中でつい事務処理的になりがちなゴミの行き先ということも改めて考えさせられるよい機会になりました。