12月4日のホンダロックSC戦を2-0で下し、
JFL4位以内を確定した松本山雅FCがJ2昇格を決めました。
多くのサポーター、企業、松本市に支えられJFL二年目にしての快挙を
地元紙も大きく取り上げていましたね。
サッカーファンではなくとも地元チームの活躍は喜ばしい限りです。
松本山雅には今季様々な苦難がありました。
成績不振、シーズン途中での監督交代劇、そして最大の悲劇は
大型補強で注目された元日本代表松田直樹選手の突然の死。
そうした逆境を乗り越えて悲願を達成した全ての選手、そしてそれを支えた
サポーター達の不屈の精神と努力に惜しみない称賛を送りたいと思います。
しかしその裏で同じ県下の北信チーム、AC長野パルセイロの無念さも忘れてはなりません。
JFL一年目で2位という好成績をあげながら、ホームスタジアムの環境整備が
J2の定める条件に満たないという不遇のためにJ2加盟は未定の状態。
スタジアムの改修費用は50〜60億円と見込まれるだけに道のりは今のところ厳しいものです。
困窮する地方財政がクラブチーム活動の足枷となっている現実を見せられた思いです。
松本山雅FCとAC長野パルセイロ、どちらも県民にとっては地元信州のチーム。
両チームが同じ土俵で活躍できる日がくることを願うばかりです。
投稿者 : bonne-j
コメント追加