松本市 パン屋 カフェのBonne-journee[ボンヌ・ジュルネ]

夏から秋へ | Home | サマーフェスト2011


こんにちは、パン職人&雨雲を呼ぶ写真家のタダチです。
ボンヌはお盆の15・16日とお休みをいただきましたので
ここはひとつ連休を使ってパァ〜ッと撮影旅行に出掛けるチャンス到来と思いきや
そこが貧乏写真家の辛いトコロ、いつもの日帰り撮影に落ち着くワタクシでした。
それでも今回は多少旅費を奮発しての撮影記、駒ヶ根千畳敷カールへいらっしゃ〜い。

松本から千畳敷へのアクセスはいたって簡単。
高速道路なら駒ヶ根ICで下りれば県道75号を菅の台バスセンターまでは約2km。
しかし倹約家の(フトコロの淋しい)ワタクシはと言えば...
R153号を伊那北IC辺りで右折して伊那西部広域農道をひた走り、
北原の信号でまた右折して県道75号に入ったらあとは同じく菅の台バスセンターへ。
自宅から早朝6時すぎに出発して、だいたい7時半くらいには駐車場に辿り着きました。
まぁ〜驚いたことにすでに大駐車場は満車状態だったので、
ワタクシめは係員に誘導されるがまま近くの狭い砂利駐車場へ停める羽目に。(-o-;)
駐車料金は一日¥500也。(ガイドブックだと確か400円だったような...値上げ?)
ここからは「しらび平」のロープウェイ駅まで山道をバスで移動します。

↑朝からチケット売場にはずらりと人が並んでいました。

ちなみにバスとロープウェイの料金はセットで大人往復3800円。結構なお値段で...。
実はかれこれ10年くらい前にも勤務先の社員旅行で千畳敷には行ったことがあるのですが
その時のクネクネ山道をゆられるバスに酔ってしまっていまだにトラウマなんですよね。
今回はそれを払拭すべく絶対に前に座るぞ!!、と思って乗り込むもののなぜか最後尾。トホホ...。
↑バスは満席状態。これでも一本やり過ごしたんですが...。

それでも何とか窓際席をゲットしたので揺られる車中でも
窓から眺める景色と運転手さんの軽快な語りで酔いは回避できました。
さて、バスセンターを出発して約40分程でようやく「しらび平」に到着です。
↑行きは良い良い帰りは恐い〜〜。帰りの便でここは人で埋め尽くされていたのでした...。

標高1661mとは言え、ロープウェイ乗り場にはかなり冷やりした風が吹いてきて
階段で待つ間にワタクシは長袖のパーカーを着込んだのですが、
短パンに薄着の若者達もいたのでちょっと心配になりましたよ。( ゚︹゚;)
↑61人乗りのゴンドラはまるで小さな電車のよう。国内初の山岳ロープウェイだそうです。

なにしろ61人も乗っているので箱の中はぎゅうぎゅう詰めで身動きがとれません。
そんな中では風景を写真に収めるどころかカメラを構えることさえ出来ないまま
千畳敷駅までの高低差950mを秒速7m、7分30秒で一気に駆け上がりました。
そしてゴンドラは標高2611mの千畳敷駅に無事到着〜。
↑駅を下りると山上の別天地....って何にも見えませんが,,,。あの下界の晴れ間はドコ行った?。

おかしぃナ〜〜、今日の天気は悪くないのにココでは何もかも真っ白け。オマケに凄くさぶっ!!。
↑まっ、とりあえず遊歩道を歩いてみませう。
↑下りてゆくと結構人が沢山歩いているじゃありませんか。
↑やがて霧も流れて巨大な岩肌も姿をあらわしはじめ...思わず「こりゃスゴイ」の一言。
↑今回の機材はフル装備。重い望遠レンズにも活躍してもらわにャ。
↑皆さんも記念撮影に余念がありません。
↑ここは八丁坂の分岐点。これより上は登りも急な駒ヶ岳コース、下は緩やかな剣ケ池コース。

あえてイバラの道を選ぶのがワタクシの進む道。人生と同じく道は険しいものです。(-.-)
↑振り向けば千畳敷駅は遥か彼方。こうして見るとすり鉢地形が良く分かりますね。
↑見上げると岩だらけの登山道。くじけそう....。

岩のゴロゴロした狭い道は登りも急で息も切れますが、気温が低いので首に巻いたタオルは
ほとんど汗に濡れることはなくてもマフラー代わりになるので役に立ちます。
休みながら歩く大人を尻目に子供たちがぴょんぴょんと登ってゆくのを見れば
若者にはかないませんわ...とつくづく思い知らされますね。
↑せり出した岩の巨大さと造形はまるでファンタジー映画の世界。
↑こうして見ると、一体どんなトコ登っとんじゃ!?って思いますよね。

さすがにワタクシも軽装ではこれ以上のぼれないと判断して引き返すことにしました。
それに登山が目的ではなく、あくまで誰でも行ける日帰り観光が撮影のメインですからね。(^.^;
↑そんなワケで、高山植物に目を向けてみます。これはイワギキョウ。
↑こちらは可愛らしいシナノオトギリ。
↑トリカブトの仲間。いろんな種類があるので名前は特定できず。
↑最後に、花の終えた後に冠毛だけ残ったチングルマ。

この他にもグンナイフウロやクルマユリなどの様々な高山植物が
緑一色になりがちな夏のカール一帯にささやかな彩りを添えていました。
今回は残念ながら見られませんでしたが天気の良い日なら宝剣岳や駒ヶ岳を望む
絶景が拝める"氷河圏谷"千畳敷カールに一度は訪れてみることをオススメします。

ただし、夏でも天候によっては涼しいどころか肌寒いくらいなので長袖の上着が必要ですし
岩場でも大丈夫なトレッキングシューズのような歩きやすい靴を履いてお出かけくださいネ。☆

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