松本市 パン屋 カフェのBonne-journee[ボンヌ・ジュルネ]


昨日今日と松本地方は夕立とともに激しい雷に見舞われましたね。
昼間のうだるような暑さを洗い流してくれるのは結構なんですが
ピカッと光る稲妻と地響きのような雷鳴はどこにいても恐いものです。
昔から"地震・カミナリ・火事・オヤジ"などと恐いモノの順位では上から2番目。
それだけ日本人とのかかわりが深く、恐れられる自然現象なんですね。(オヤジはともかく...)
ところでこのカミナリの電光をなんで"稲妻"あるいは"稲光"と呼ぶのでしょう?
それは夏から初秋にかけてよく発生する雷雨が稲を育てるからなのだそうです。
昔の人は恵みの雨によって稲が成長し、落雷が霊的な力で稲穂を実らせる
(稲の妻となる)と考えていたわけですね。
米は大切な主食ですし、そんな生活の糧を与えてくれる自然の力を神の業と
恐れ敬う日本人らしい語源だなぁなんて感じますね。
そんな昔も今も落雷の恐ろしさは変わりありません。
実際に落雷の被害は年々増加傾向にあるらしく、とくに多いのは停電による被害。
次いで停電に関連した交通の乱れといった現代人の電気に頼った生活スタイルが
被害を大きくしているようです。
それにカミナリが鳴っている時の屋外での携帯電話の使用も落雷の危険があるそうですよ。
とにかく雷が近い時には屋内退避して電気器具や壁から1m以上離れる。
車の場合は手を膝の上に置いてハンドルを触らないことが大切です。
夏のレジャーシーズンは山や海に出かける機会も多いので落雷や豪雨に注意したいものですね。☆