こんにちは、パン職人&発掘写真家のタダチです。
昨日のお休みは燃料代節約ということで遠出を控えて
安曇野から大町市へかけて花探しのドライブをしてきました。
去年の今頃は農具川沿いに咲くアヤメが美しかったのですが
行ってみると今年は桜同様遅く、河川敷にはまだ緑の葉っぱばかり。
人気(ひとけ)の無い撮影スポットを求めてさらに進んだワタクシが
やがて辿り着いたのは「山の子村」と書かれた奇妙な場所でした...。
朽ちかけたバンガローや炭焼釜?のような建物、無人の管理棟などが点在するここは森に囲まれ、
夜になればジェイソンが襲って来そうな無気味な感じ。
人の気配はなくバサバサッと鳥が飛び立つだけで心臓が飛び出そうになる静けさです。(。・_;。)
おそらく以前は観光として開かれた場所だったのでしょう、
付近のスギや松など森の木々とは明らかに違う樹木が植えられています。
↑見上げればまるで高原のような爽やかな緑の屋根。
↑葉っぱアップ。
決して清らかではないけれど人工の池は豊かな水をたたえ、奥の湿地には
成長したミズバショウやゼンマイのようなシダ類が繁殖しているのが見られました。
驚いたことに脇の斜面には鬱蒼としたスギ木立のなかでシャクナゲが
ワタクシの訪れを待っていたかのように花を咲かせておりました。(゜.゜)
↑薄暗い森の中でこの一帯だけが明るく目立ちます。
↑花色は数種類あってこれは白系。
↑こちらはココだけに咲いていた鮮やかな深紅。
↑そして最も多いピンク系。
風に揺れる木々の葉から木漏れ日が射すと花は美しく輝きを増します。
↑ワタクシが最も惹かれたのは蕾残るこのタイプ。
↑せっかくですからワタクシなりの手法で撮ってあげましょう...。(^_^;
後で調べて分かったのですが、、、
ここは地元の子供たちの野外活動の場でしたが7年前に閉園となっていたのだそうです。
様々な植物が植えられていたのは自然を観察しながら勉強するためだったんですね。
現在は「山の子村」の復活を目指して小学生が自然体験教室を開催したり、
昨年台風で中止となった「山の子村祭り」を今年はやり遂げたいと計画中なんだそうです。
やがて「山の子村」がロストワールドでなくなる日が来るといいですね。
投稿者 : bonne-j
ニャン婆さんいつもありがとうございます。
誰も来なくなった山奥に美しく花開いている様は何だか健気に感じました。
シャクナゲにしてみれば人に見せるために咲いてるわけじゃないんですけど...。
誰も来なくなった山奥に美しく花開いている様は何だか健気に感じました。
シャクナゲにしてみれば人に見せるために咲いてるわけじゃないんですけど...。
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満開の花も綺麗だと思いますが、私も開き始めの花が好きです。