松本市 パン屋 カフェのBonne-journee[ボンヌ・ジュルネ]

誠実 | Home | 花粉症いよいよ


こんにちは、パン職人タダチです。
3月最後のお休みは好天に恵まれ絶好の撮影日和。
とはいえ、この時期はまだ新緑もなく、花も咲かずの微妙な季節。
こういう時に晴れてもらっても困るなぁ...などと思いつつ、
写真撮影はひとまず置くとして、行ってみたい場所があったので出掛けました。
向かった先は伊那市にある"かんてんぱぱガーデン"です。
何でかんてんぱぱか?と言いますと、実は震災以降ボンヌにも携帯ラジオを
置くようにしたので朝の1人で作業をしている時に何気なく聞いていると
SBC放送で(ビルなのでFMは受信不可)かんてんぱぱのCMをやっているんですね、
その中で野村陽子の植物細密画館のことを知りましてちょっと興味が湧いたワケです。
元来、図鑑なんかにあるボタニカルアートがとても好きなので見てみたいなぁ...と。
かんてんぱぱガーデンヘのアクセスは伊那ICをおりて伊那西部広域農道を駒ヶ根方面へ進むと
簡単ですが例のごとく下道主義のワタクシはR153から迷走の果てに辿り着きました。f^_^;...
何しろ今回はカーナビを修理に出していたので地図帳とにらめっこです。

↑かんてんぱぱガーデンには農道をまたいで3万坪の敷地に複合文化施設があります。

↑お土産やさんやレストランも。

↑朝の9時半ごろでしたのでミュージアムの方には誰もいませんでした。
開館時間は9時から18時。入場無料というのが嬉しいですね。ヽ(^◇^)ノ
2009年にオープンしたばかりの建物は新しくて落ち着いた雰囲気。
細密画の他にも別室で大鹿村の写真展が開催されていました。
本命の細密画は彩色が柔らかく、植物の繊毛や根っこの一本一本まで細かく描かれ本当に緻密。
葉っぱの虫食い痕なんかも正確に再現されているのには感心します。
輪郭線は鉛筆の下書きのみで絵の具の色と濃淡だけで表現されているので優しい印象を受けます。
昨今はコンピューターを使った画法が多い中で手書きならではの鉛筆の痕がリアルでした。
色紙程度のサイズから2mもあろうかという大作まで合計30点ほど展示されていたでしょうか?
受付のかたの話では作品はときどき入れ替えが行われるそうなので何度訪れても楽しめそうです。
もちろん画集や絵はがきなどお約束のお土産も売っていますョ。

↑ワタクシのお土産。ポストカードセット1500円ナリ。
写実でありながら写真とは違う根気のいる作業によって完成した野村陽子さんの細密画の美しさは
感心するとともにいつまでも眺めていたくなるような素敵な作品でした。(^_^;

コメント

コメント追加
タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。