ここ最近、熊による被害が相次いでいて高山や梓川でもケガ人が出ていますよね。
畑を荒らしたりするだけならまだしも人が襲われるケースが目立ちます。
なぜ山奥に棲む熊が人里近くまで来るようになったのでしょう?
様々な要因がありますが、一番はエサの確保でしょうか。
戦後人工林の植樹によってドングリなどの実をつける広葉樹がなくなり
針葉樹の森になってしまったため、困った野生動物が餌を求めて
農産物や生ゴミをあさりに人里にまで降りて来るようになったらしいです。
さらに過疎化で高齢者ばかりになると里山は荒れて熊と人間の住む境界が
曖昧となっていることも熊が人里に近づきやすくなった原因とも言われています。
結局は人が作り替えてしまった自然のしっぺ返しを食らっているようなものですね...。
熊に遭遇しないためには自分の存在をあらかじめ知らせること(スズや声で)が一番ですが
出会ってしまったら背を向けて逃げるのはタブーだそうです。
相手の様子を伺いながらじりじりと後ずさり、もしも襲ってきたら
何かで叩いたりしてとにかく死にものぐるいで抵抗したほうが良いそうです。
ワタシにゃ到底無理っぽいですが...。 (-。-;)
投稿者 : bonne-j