松本市 パン屋 カフェのBonne-journee[ボンヌ・ジュルネ]

春先の天候不順で野菜の値段が高騰しているのは
皆さん体感されていることと思います。
最近では野菜も工場で生産する水耕栽培プラントなるモノが注目されているようで
ハウス栽培とは違い、土の代りに養分を含ませた水と太陽光の代りに
蛍光燈やLEDなどの照明灯を使うことで年中野菜を出荷できるといいます。
これにより天候や自然災害に左右されることなく安定した供給ができる訳です。
広い敷地も必要ありませんし、外からの害虫の心配もなく
ビジネスチャンスとあらば農業の担い手不足も解消されるかも知れません。
メリットばかりが目立つ水耕栽培ですが、やはりお味のほうは露地栽培には及ばないようです。
実はボンヌを始めた頃にそういった野菜を試食する機会がありまして
ワタクシも食べてみたのですが、食感はあっても味が無いと言いますか...。
良く言えば「癖がない」とも考えられますが、どうでしょう?
太陽の恵みをいっぱい浴びて土から採れた野菜の味を知っている
田舎住まいのワタクシ達にはちょっと物足りない感じがしました。
しかしながら現実の食料問題を考えるとこう言った栽培方法を否定するつもりはありませんし
狭い国土の我が国では将来的に当たり前となってゆく農業形態なのかも知れませんね。。。


↑※写真は夏場の有機栽培野菜です。
ボンヌで販売している鹿内ファームの野菜は有機栽培もさることながら味は折り紙付きです。
しかも値段はスーパーなどよりもお値打ちなので野菜目当てにご来店される方もいる程ですから。
ただ、今のところ種類が少ないのと
ご購入のさいはパンをご一緒にお買い上げいただくのが条件ですのでご了承くださいませ。☆