松本市 パン屋 カフェのBonne-journee[ボンヌ・ジュルネ]

こんにちわ、パン職人タダチです。
ボンヌのパンに使われているジャムやクリームのほとんど全てが自家製です。
大量生産の現場で日常的に使われている加工品は仕入れないようにしています。
ワタクシ一人で作れるパンの数はたかが知れていますので
いろんな種類は出来ないかもしれませんが、自家製にこだわりたいのです。
あんこももちろん小豆から煮ています。
今回は安曇野産の小豆が入ったのでさっそく煮てみました。
いつもの北海道産にくらべて粒が大きく大納言みたいです。
一晩水に浸しておいて朝から火にかけました。
ぐらぐらと沸騰したら差し水をしてさらに煮ます。
アクは少ないようですね...作業の合間を見て鍋の縁に出てきた泡状のアクを丁寧に取ります。
様子を見ながら焦げつかないように水を足してさらに煮ます。
ぐつぐつ....ぐつぐつ....ぐつ....?
皮が硬いのかいっこうに柔らかくなりません。めげずに煮続けます。
嫌になるくらい煮てようやく指でつぶせるくらいになりました。 (-。-;)
砂糖と塩を入れてさらに煮ます。ここからが勝負です!!
焦げやすいので注意しながら弱火でコトコト...
水分が蒸発して固まり感が出たら完成ですヽ(^◇^)ノ


↑出来たてのあんこ。いつもと小豆が違うので、風味が田舎っぽい感じ?になりました。
手間ひまかけて出来上がったものですから喜んでもらえるといいのですが。☆