高校2年の夏の話し…
我々豊科高校サッカー部は長野県で優勝して
インターハイに出場したのですが、
当然僕は登録メンバーにも入れず、
華々しい表舞台とは裏腹に
僕らを待っていたのは、
『地獄の夏練習』でした。
監督である平林先生はいない為、
後を任されたコーチが現役大学生のOBで…
現『武蔵工大二校』の現役監督の『高橋裕之』さんでした。
それはもう厳しい!なんせ日体大ですから…
それでもサッカーに対する欲も出た僕は
必死についていこうと頑張って…
やがて高橋さんの眼にとまり、
高校選手権の登録候補に名前をあげられるのです。
時には練習後に呼ばれ、アドバイスをもらい、
「監督はお前にこういうことを期待しているんだ!」
と勇気付けてくれたり…
同期の仲間をみた時に
「オレの出る幕はないかなぁ」と諦めかけていた自分が
少しずつ変わってきた。
「やる気になれば、少しは認めてもらえるんだ」って…
嬉しくなったことを覚えています。
だから僕はその時の想いが忘れられず、
諦めないことの大切さを実感したのです。
素敵な経験が出来て、感謝・感謝…
すべてが自分ひとりではないことを
ココロの片隅に置いて大切にしたいものです。
高校2年の夏休みの話しは、これまで…
それではまた。