事務員@子育て中 です。
集成材について第3弾。今日は、木(集成材)と鉄筋、コンクリートと比較した場合のお話です。
構造用集成材のように断面の大きな木材は、表面が焦げても炭化層が酸素の供給を遮断するので、1000℃になっても燃えにくくします。
鉄筋やコンクリートが1000℃になってしまったら、すぐにグニャリと軟化してしまいます。木造建築は崩れるまでに時間がかかるので、もしもの火災時には逃げるまでに時間が稼げるということです。
さらに、木は保湿性にも優れています。
木は熱伝導率が最も低い建築材料で、鉄に比べて200分の1、コンクリートの4分の1という低さです。鉄やコンクリートは結露することがあっても、木は結露することがありません。このように優れた断熱性を持つ木は日本のように寒暖の激しい気候に最適な材料といえます。