2022/08/24
将棋の世界
投稿者:渡辺
更新が遅くなりまして、申し訳ありません。
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さまお変わりありませんでしょうか。
最近の私の趣味である将棋について書きたいと思います。
と言っても自分で指すのではなく、専ら、棋士の対局を見て楽しむ「観る将」です。
きっかけは3年ほど前、テレビの買い替えによりインターネット放送の「Abema TV」が視聴できるようになったことです。様々なチャンネルがある中、たまたま将棋チャンネルで藤井聡太さんの対局が放送されていて、何気に見始めたところ、だんだんとハマっていきました。
それまで、駒の動かし方ぐらいしか知らなかったのですが、放送では将棋AIによる形勢判断と次の最善手が表示されることから、どちらが有利なのか、とか、次の一手は何が良いのか、といったことが素人でも分かります。最善手を指せなかった場合、形勢が逆転することもあり、特に終盤は非常にスリリングなことが多いです。
また、タイトル戦などには解説の棋士と聞き手の女流棋士が登場しますが、皆さん非常に個性的で面白いです。藤井聡太さんや羽生善治さんくらいしか知らなかったのですが、今やプロ棋士の方の8割がた名前と顔が一致するようになりました。
最近では、藤井聡太さんのタイトル戦はもちろんですが、里見香奈さんの棋士編入試験に注目しています。「棋士」と「女流棋士」は制度が違い、これまで女性の「棋士」が誕生したことは無かったのですが、里見さんは「棋士」との対局で優秀な成績を修めたため、編入試験の受験資格を得ました。試験は若手棋士との5番勝負ですが、これに合格すると史上初の女性棋士誕生となります。期待して見守りたいと思います。
放送を見ていると子供たちも興味を持ち始め、最近は息子と指すこともあります。「指す将」に発展するかはわかりませんが、これからも楽しんでいきたいと思います。
株式会社エーシーエ設計 渡辺明元