2015/11/30
明日からの勉強会資料
テーマ・・・・・《 志す 》・・・・・・・
(2012年12月に続き・・・2度目)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2015年12月 1日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀 泰治
1、志し
・・・・・望月邦彦
大手ビール会社で見習期間を終えた新入社員が、社長に呼ばれ、こう問われた。
「本採用とはどういうことか」。返答に窮してると、“ きょうから社長代理として仕事をすることだよ ” と激励された。
後年、有名な中華料理チェーンの社長を務めた。
志の高さ、仕事に取り組む真剣さが増せば、業績や評価だけでなく、その先の人生も違ってくるだろう。
2、 志し
・・・・・イチロー
超一流の選手は、参考にしたい逸話に事欠かない。米大リーグのイチロー選手は、新たなシーズンに臨む際、「首位打者になる」といった目標は立てないという。首位なるかどうかは、相手のあること。打率より安打にこだわり、1試合、1打席を積み重ねる野球人生を歩んでいる。
野球だけではなく、人生でも、 “相手がどうか” に気をもむよりも “ 自分がどうあるべきか ” に行動の規範、目標に据えた時、進むべき道が明確になろう。
“ 自己の一念 ”
自分の思いが自分や相手だけではなく、すべての事象に良い影響を及ぼす。すべてに尽くすことで自身も心が豊かになる。そこに幸福の道が開かれる。
3、 九転十起き
・・・・・広岡浅子
NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインのモデル・広岡浅子のペンネームは 「九転十起生」。七転び八起きならぬ、九転び十起き。 “ きっとやってみせまっせ ” と幾つもの不可能を可能にした。
“ 断じてできる ” と生命の無限の可能性を信じ抜くことだ。
転んでは起き上がる、この不屈の志こそ永遠の宝となる。
4、 人は真摯に努力すべき目標なきより、淋しいものはない。
・・・・・哲学者・/西田幾太郎
人は、自分という人間を生かすためには、自分にふさわしい、 つまり、自分がやりたくてかつ、世の中にも貢献ができるような目標を立てたいものである。そして、その目標に向かって、自分を動かしていくのだ。すると心に張り合いができ、自分にも気概や誇りなどが身についてくる。
ところが目標を持たずにいるとどうなるか。
わが人生は、淋しいものとなる。
この目標は、生きがいと言葉を変えて言い換えてもいい。目標は、人生を通じて、自分の成長・変化とも強い関係性がある。
「この間違った世の中を変えてやる」と政治家になって、一国の首相を目指した女性が、子供ができると、「この子を立派に育てたい」と変わり、政治家から一母になり、「目標 = 生きがい」を変えることは実際にあることだ。
わが人生である。思うように生きるべきだ。そして、思うように生きるためにこそ、目標を持つべきだ。
5、 もし、その人の頭の中の財布が空っぽなら、その人は何も手に入れることができない。
なぜなら、だれもその人から得るものがないからだ。
こうしてみると、人生において最大の投資法というのは、自分の勉強への投資であることがわかるだろう。
そこに最高の利子を生む源があるからだ。
・・・・・政治家・科学者・著述家/ベンジャミン・フランクリン
金儲け、成功法則の神様的存在のフランクリンは、節約、勤勉、誠実、高潔を信条としていた。それに加えて、「お金につく利子を活用して資産を増やせ」という主張をし、福利の考えを定着させ、自らも財産の一部を遺言で年5%の利子で運用するように指示した。これは、現在も守られているらしく、その基金は数百万ドルを超えているという。
しかし、このフランクリンが最も言いたかったのは、自分の向上のための自己投資をせよということだった。
貧しくて学校へはほとんど通えなかったが、本を読むこと、自ら書き物をすることなどで、自分の知識、知恵、徳の向上をはかり、裸一貫で家を出た。
この自分の頭の中の財布を用い、印刷業、出版業、執筆をし、発明家、政治家、外交官として活躍し、「アメリカ建国の父」と言われまでになった。 今でも彼の自伝は世界中で読まれている。
6、 本を読むことで自分を成長させよ。
本は著者がとても苦労して身につけたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
・・・・・哲学者/ソクラテス
本を読むことの意義はたくさんある。
まず、自分の言葉が増える。それだけで人生を生きていくための力の幅も大きくなる。人は言葉でつくられている面が大きいからだ。
次に、自分がよくわかるようになる。本を読むことは、著者との対話に加え、自分の心と対話することでもあるからだ。こうして自分のやりたいこと、やるべきこと、自分が正しいと思う考え方を形成していくことができる。
さらに、読書で心の浄化をはかることができる。自分を省み、ストレスや人間不信、自分不信を払い、いわゆる人格の修養、徳の向上に努められるのだ。
ソクラテスが教えてくれたように、多くの著者たちが苦労し身につけたことを、活用しない手はない。さらに、本を読んで、人格の修養、徳の向上をはかった誠実な文明の後継者たちがどれくらい存在するかが、その組織、社会の元気さに直結するのである。
本を読むしかないではないか!
7、 私は、失敗を受け入れることができる。しかし、挑戦しないことは受け入れられない。
・・・・・プロバスケットボール選手/マイケル・ジョーダン
「負けました」「私が間違っていました」と率直に言える人で、かつ、その負けた原因、間違っていた理由、原因を見つめ、修正、工夫し、自分を変えられる人ほど強くなる。だが、これは、けっこう難しいことでもある。
自分のやりたいことや生きる道、夢と希望をしっかり確立し、強く意欲することで、強い自分になるために、この生き方を身につけたいものだ。
将棋の谷川浩司永久名人も言う。
「『負けました』と言って頭を下げるのが正しい投了の仕方。辛い瞬間です。でも、『負けました』とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいい加減にしている人は上に行けません」
また、ヘンリー・フォードも強く励ましています。
「失敗とは、より良い方法で再挑戦するいい機会だ」と。
8、 思いは花であり、言葉は芽であるが、その後に現実の実践という実をつける。
・・・・・思想家・詩人/ラルフ・ワルド・エマーソン
現実に動くことが必要であることはもちろんのことである。実は、その前提に二つのことがある。
「思いと言葉」である。
人が夢や目標を実現していく過程を見ると、まずは自分の 「思い」から始まる。この思いは、熱く強いものほどよい。古くは孔子が論語で説いていたり、日本でも “ 念ずれば花開く ” という言葉を用いることもある。
次に、その思いを言葉にする必要がある。
言葉はあらゆるものを生み出すときの力のもとになる。言葉にすることによって人はその思いをしっかりとした具体的な目標にすることができる。
そして言葉は自分自身と周りの人間に、大きな影響を与える。いわゆる “ 言霊 ” の力というものだ。 こうして現実の実践につながり、何らかの結果や反応が出る。この結果や反応をみて、また次の実践、行動につながり、ついには実となるのだ。思いと言葉の重要さがわかる。
9、 不成功の99%は、言い訳ばかりする習慣を持つ人から生まれてくる。
・・・・・植物学者/ジョージ・ワシントン・カーヴァー
これは、言い訳をしない人が成功している。ということを逆説的に教えてくれる。ところが人間は、ほとんど言い訳をし、他人やその障害のせいにする。それが楽だから、誰が聞いてももっともな理由になっていることがある。しかしその人は進歩もしない!
全日本車いすバスケットボールの日本代表監督高橋明氏の言葉がいい!
「失った物を数えるな!残った物を最大限に生かせ!」
運動能力のないことを、失った体の一部のせいにしたら、誰でもが納得する。でも、残っている身体を精一杯使えばかなりの能力が発揮できる。
孟子も言っている。
「すべて自分の行うことがうまくいかないときは、自分にその原因があるのではないかと考えてみるようにするのだ。それができれば、自分自身がますます正しくなっていくし、天下のすべてのことも必ず自分のほうにつきたがってくるようになるだろう」
10、 すぐれた徳は、習慣がつくりあげるものなのである。
私たちは、自分でつくった習慣のようにしかならないのだ。
ふだんから節制している人が、節制の人となり、勇気ある行動している人が、勇敢な人となる。
・・・・・哲学者/アリストテレス
人は3歳までに両親から受けた影響を、生涯受けてしまうという説がある。これも広くとらえると、「習慣として引き継がれやすい」ということになるだろう。
人は生まれつきの資質や性格があろうとも、なりたい自分をつくりたいと思ったとき、それを可能にしてくれるのが “ 習慣 ” の力である。
人としてのすべてのよい “ 徳 ” も、習慣によってしかつくれないのだ。
100歳を超えても元気に仕事を続けられる日野原重明氏も、次のように言われている。
「人生は、一言で言えば習慣だと私は思っています。習慣に早くから配慮した人間は、おそらく人生の実りも大きなものになるでしょう。反対に習慣をあなどったなら、その人の人生は空いものに終わってしまう。悪い習慣が命取りになるのです」
11、 自分の運命は自分でコントロールすべきだ。
さもないと、誰かにコントロールされてしまう。
・・・・・実業家/ジャック・ウェルチ
GEの伝説の名経営者ジャック・ウェルチらしい名言だ。
あくまでも自分の人生なのだから、運命といわれるものすべて自分で決めるという。そうでないと、いつのまにか人にコントロールされる自分になってしまうというのだ。それだけで人はまわりに影響されやすい。
日々、自分を確認し、自分の生き方はこれでよいのかと問うて軌道修正していかなければ、気がつけば人の言いなりの自分がいたりする。
これも人のせいにしてはいけない。全部自分が招いた結果なのである。
ドラッカーも言う。
「無数の選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである」
あくまでも主体的に生きよ、というのだ。
選択は無数にある。あとは、自分でコントロールしさえすればいいのだ。
12、 大きな事を成し遂げたいと欲するときには、小さい事を怠らずにきちんと仕上げていかねばならない。なぜなら小さいことが積もって大きな事となるからだ。
・・・・・農政家・思想家/二宮尊徳
二宮尊徳の教えを守って成功した明治の実業家は多い。
二宮尊徳が指導したのは、大は大名から小は個人まであるが、失敗させたものはなかった。
絶対失敗しない方法、それは小さなことを積み重ねていくことだ。
トヨタの始祖豊田佐吉も、この尊徳の教えにしたがい、自動織機に改善に改善を重ねた。そのパテント料をもって息子喜一郎に、自動車の研究をさせ、将来の事業にせよと命じた。
ドラッカーも言う。
「オーナー企業家に天才的な神話があるというのは、神話にすぎない。私は40年にわたってオーナー企業家たちと仕事をしてきた。天才的なひらめきをあてにする企業家は、ひらめきのように消えていった」
13、 人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。
・・・・・政治家/スタンリー・ボールドウィン
そもそも人生は自分のものだ。だから何をやろうと、始めようと自分のやりたいことをやればいい。
何やら言う人があっても無視すればいい。その人は大したことを考えて言っているわけではない。
エマソーンが言った。
「どんな芸術家でも最初は素人だった。」と。
実業の分野では、サントリー創業者、鳥井信治郎の有名な言葉がある。
「なんでもやってみなはれや、やらなわからしませんで」
日野原重明氏は、尊敬するマルライン・ブーバーの言葉を大切にしている。
「始めることさえ忘れていなければ、いつまでも老いることはない」
ただ一つだけ注意すべきことは、志に遅いことはないが、それまで何もしないでよいということはない。誠実に生き、自分の仕事の成果を出し続けようとしていかなければならない。
14、 心は正しい目標を欠くと、偽りの目標に、はけ口を向ける。
・・・・・哲学者/ミッシェル・ド・モンテーニュ
目標は持たないほうがいいという人もいる。そのほうが柔軟になって、ためになる情報も仕入れられるというのだ。しかし、私は目標を持つべきだと思う。それもモンテーニュの言うように正しい目標でなければならない。
自分の生き方はどうあるべきか、何をしたいのか、何をすべきか明確に定めておくのである。そうすると、偽りの目標や怪しげな誘いに乗らなくてすむ。
正しい目標を欠くと、つい人は、おかしな目標を持ってしまう。また、自分の本当のやりたいことでないのに、まわりに引き込まれてしまい、その目標達成のゲームにのめりこんでしまったりするのである。
15、今月の言葉
運を招き寄せる
物事に悲観的になっている人やしょげている人には決してツキは訪れない。明るく頑張っている人、努力を惜しまない人に運とツキはやってくる
・・・・・林野宏(クレディセゾン社長)
人生
この地上に同じ人間は一人もいない。たが一つだけ同じ条件の中で人は生きている。それは1日24時間を平等に与えられていること。それをどう活かすかがその人の人生であり、責任である
・・・・・土光敏夫(経団連名誉会長)
目標実現の要諦
執念のある者は可能性から発想する。執念のない者は困難から発想する
・・・・・松下幸之助(経営の神様/松下電器産業創業者)
実践あるのみ
すぐやる、必ずやる、できるまでやる
・・・・・永守重信(日本電産社長)
運命の法則
多くの方との素晴らしい出会いがあり、その厚意と善意に満ちたアドバイスがあることに気づき、不平不満を言うよりは、「感謝」をしようと思い始めてから、私の運命が大きく好転していった
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
全力を尽くす
どんな小さな仕事であっても、それを天職と自分で思って全身全霊をかけてぶつかり、目の前の課題を一個一個クリアする中で、次の展開が見えてくる
・・・・・小久保裕紀(元ソフトバンクホークス選手
積み上げる
苦労して苦労して積み上がっていった人間のほうがいい仕事をする
・・・・・亀井正文(筆工房亀井代表/江戸筆職人)
やるべきことを為す
自分の持ち場で、自分のやるべきことを、やるべき時に、キッチリとやっていたら運は逃げない
・・・・・福地茂雄(日本放送協会前会長/アサヒグループホールディングス相談役)
一流を目指す
一流となる選手は、他より多くの疑問を抱き、失敗から学び取る能力に優れている。二流選手は、他人のせいにして失敗から学ばず、漫然と過ごしてしまう
・・・・・『人生を勝利に導く金言』(弊社刊/野球評論家・野村克也著)より
プラス思考の要諦
まず自分がクリアできるところに目標を設定して、それをクリアできたら次の目標を立てればいい。目標をクリアするたびに達成感を味わうことで、さらに物事がプラスに考えられるようになっていく
諦めない
4000本のヒットを打つために8000回以上は悔しい思いをしてきている。その苦しみと自分なりに向き合ってきた。誇れるとしたらそこじゃないかと思います
・・・・・イチロー(メジャーリーガー)
チャンスを呼び寄せる三つの習慣
「常に笑顔でいること」「身だしなみをきちんと整えておくこと」、そして「常に相手の期待より少し上を目指していくこと」
・・・・・里岡美津奈(人材育成コンサルタント)
明るい希望
いまは苦しみのどん底でも、これを乗り越えていったら思ってもいなかった世界がひらけてくるかも分からない。未来を見つめ、明るい希望を持って前進していこう
・・・・・鈴木秀子(文学博士)
王道
麓(ふもと)から重い荷物を担いで登っていくのが経営の王道であり、真に人物を修める道
・・・・・永守重信(日本電産社長)
運命を創る
人生とは、「運命」という縦糸と「因果の法則」という横糸で織りなされています。しかし、「運命」は不変ではありません。善きことを思い、善きことに努めていくことで、よき結果が生まれるという「因果の法則」を使うことによって、人生を素晴らしいものにすることができるのです
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
立ち向かう
健康とは病気ではないということではない。いつでも何事にも立ち向かうことができる心の状態をいう
・・・・・渡邉五郎三郎(96歳/福島新樹会代表幹事)
恐れない
失敗は恐れてはいけない、失敗しない人は成功もできない
・・・・・赤崎勇(ノーベル物理学賞受賞者/名城大学終身教授)
運命を伸ばす
不平不満ばかりの暗い思いや、いやな思いだけを持っていれば人生はさらに暗くなってしまうし、明るく前向きな思いを抱いて頑張れば人生は好転していく
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
誇りと喜び
どんな仕事でも、どんな人生でも誇りと喜びを持った瞬間から幕が開き、いろいろな可能性が拓けてくる
・・・・・矢部輝夫(JR東日本テクノハートTESSEIおもてなし創造部長)
覚悟
死は生まれる前の“郷里”への帰還である。そしてお互(たがい)人間は、何時死ぬかも知れぬと覚悟して、現在の生活の全充実を期すべきである
・・・・・森 信三(国民教育の師父)
生きる
生きるとは何かに一所懸命打ち込んでいく、命を燃やしていくこと
・・・・・栗城史多(登山家)
順境と逆境
逆境に耐えうる人間は数多くいよう。されど、順境に耐えうる人間は何人いようか
・・・・・トーマス・カーライル(英国の歴史家)
本気
本気になると 世界が変わってくる 自分が変わってくる
・・・・・坂村真民(仏教詩人)
成功へのハシゴ
正しい熱意、素直な情熱あるところ必ず、経営成功の道が開けてくる。熱意は成功へのハシゴや
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者)
そこに命を懸ける
仕事が面白いと思うためには、自分がそこに本当に懸けないと、絶対にそうは思えない。中途半端な気持ちでやっていたら、面白くもなんともない
・・・・・柳井 正(ファーストリテイリング会長兼社長
最高の生き方
いまが楽しい。いまがありがたい。いまが喜びである。それが習慣となり天性となるような生き方こそ最高です
・・・・・平澤 興(京都大学元総長)
言葉が人生をつくる
人間は自分の発した言葉で自分の人生をつくる
・・・・・小林正観(潜在能力研究家)
覚悟
覚悟の強さこそ当事者意識の表れ
・・・・・山本康博(ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表)
思い
思いが事を成す
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
思いがけない力
自分のためだけに生きようとすると行き詰まるが、自分以外の人のためにならば思いがけない力が出る
・・・・・児玉典彦(下関市立川中中学校校長)
前向きな人
常に前向きに考えられる人は、理想や夢を抱き続けることができる人
・・・・・今村哲也(早稲田大学大学院教授)
熱い人生
自分で自分に対して感動できる熱い人生を送れ
・・・・・南部邦男(ナベル社長)
意識の差
意識さえ高かったら必ず技術は習得する
・・・・・坂東玉三郎(歌舞伎俳優)
夢の持ち方
夢は実現する。実現しないのは夢の持ち方が弱いからだ
・・・・・岩越豊雄(寺子屋石塾主宰)
気概を持つ
自分が一日怠ければ、日本の進歩が一日遅れる
・・・・・明治期のリーダー
志の高さ
志の高さとは、
自分の努力によって幸せにできる人の数
・・・・・西田文郎(サンリ会長)
心の姿勢
一所懸命夢に向かっていく過程で、
自分を磨いていく心の姿勢が大事
・・・・・白鵬翔(第69代横綱)
命を懸ける
どうしたら経営がうまくいくか。
それはそこにいる人が命を懸けている。
それが第一条件
・・・・・船井幸雄(経営コンサルタント)
心のもち方
自分に備わった力、与えられたものを、
どれだけ他の人や社会のために費やせるかに比例して、
大きな誇りをもつことができる
・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
一すじであれ
狭くともいい 一すじであれ
どこまでも掘りさげてゆけ
いつも澄んで 天の一角を見つめろ
・・・・・坂村真民(仏教詩人)
覚悟
人を恨まない、人を憎まない、人のせいにしない覚悟を持つ。
・・・・・塩沼亮潤(慈眼寺住職)
プロとは
プロとはいったい何か。いろいろな考え方があると思います。
私が考えるプロとは、覚悟があるか否か
・・・・・竹内洋岳(日本人として唯一人、8000メートル峰全14座を登頂したプロ登山家)
熱と誠
よく世の中が行き詰まったと言う人があるが、これは大いなる誤解である。
もし行き詰まったものがあるならば、これは熱と誠がないからだ。
人に熱と誠があれば、何事でも達成する
・・・・・北里柴三郎(医学者/日本における細菌学界の草分け)
プロとして
プロとして仕事にあたる時、最低限、周囲の人を不快にさせぬよう笑顔でいるのが礼儀であり、それができる人が「ビジネスの教養人」
・・・・・小菅美恵子(笑顔塾社長)
一念通天
目的意識を持って一心に打ち込んでいけば、その努力は必ず天に届き、物事を成し遂げることができる
・・・・・西上雅章(通天閣観光社長)
テーマ・・・・・《 志す 》・・・・・・・
(2012年12月に続き・・・2度目)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2015年12月 1日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀 泰治
1、志し
・・・・・望月邦彦
大手ビール会社で見習期間を終えた新入社員が、社長に呼ばれ、こう問われた。
「本採用とはどういうことか」。返答に窮してると、“ きょうから社長代理として仕事をすることだよ ” と激励された。
後年、有名な中華料理チェーンの社長を務めた。
志の高さ、仕事に取り組む真剣さが増せば、業績や評価だけでなく、その先の人生も違ってくるだろう。
2、 志し
・・・・・イチロー
超一流の選手は、参考にしたい逸話に事欠かない。米大リーグのイチロー選手は、新たなシーズンに臨む際、「首位打者になる」といった目標は立てないという。首位なるかどうかは、相手のあること。打率より安打にこだわり、1試合、1打席を積み重ねる野球人生を歩んでいる。
野球だけではなく、人生でも、 “相手がどうか” に気をもむよりも “ 自分がどうあるべきか ” に行動の規範、目標に据えた時、進むべき道が明確になろう。
“ 自己の一念 ”
自分の思いが自分や相手だけではなく、すべての事象に良い影響を及ぼす。すべてに尽くすことで自身も心が豊かになる。そこに幸福の道が開かれる。
3、 九転十起き
・・・・・広岡浅子
NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインのモデル・広岡浅子のペンネームは 「九転十起生」。七転び八起きならぬ、九転び十起き。 “ きっとやってみせまっせ ” と幾つもの不可能を可能にした。
“ 断じてできる ” と生命の無限の可能性を信じ抜くことだ。
転んでは起き上がる、この不屈の志こそ永遠の宝となる。
4、 人は真摯に努力すべき目標なきより、淋しいものはない。
・・・・・哲学者・/西田幾太郎
人は、自分という人間を生かすためには、自分にふさわしい、 つまり、自分がやりたくてかつ、世の中にも貢献ができるような目標を立てたいものである。そして、その目標に向かって、自分を動かしていくのだ。すると心に張り合いができ、自分にも気概や誇りなどが身についてくる。
ところが目標を持たずにいるとどうなるか。
わが人生は、淋しいものとなる。
この目標は、生きがいと言葉を変えて言い換えてもいい。目標は、人生を通じて、自分の成長・変化とも強い関係性がある。
「この間違った世の中を変えてやる」と政治家になって、一国の首相を目指した女性が、子供ができると、「この子を立派に育てたい」と変わり、政治家から一母になり、「目標 = 生きがい」を変えることは実際にあることだ。
わが人生である。思うように生きるべきだ。そして、思うように生きるためにこそ、目標を持つべきだ。
5、 もし、その人の頭の中の財布が空っぽなら、その人は何も手に入れることができない。
なぜなら、だれもその人から得るものがないからだ。
こうしてみると、人生において最大の投資法というのは、自分の勉強への投資であることがわかるだろう。
そこに最高の利子を生む源があるからだ。
・・・・・政治家・科学者・著述家/ベンジャミン・フランクリン
金儲け、成功法則の神様的存在のフランクリンは、節約、勤勉、誠実、高潔を信条としていた。それに加えて、「お金につく利子を活用して資産を増やせ」という主張をし、福利の考えを定着させ、自らも財産の一部を遺言で年5%の利子で運用するように指示した。これは、現在も守られているらしく、その基金は数百万ドルを超えているという。
しかし、このフランクリンが最も言いたかったのは、自分の向上のための自己投資をせよということだった。
貧しくて学校へはほとんど通えなかったが、本を読むこと、自ら書き物をすることなどで、自分の知識、知恵、徳の向上をはかり、裸一貫で家を出た。
この自分の頭の中の財布を用い、印刷業、出版業、執筆をし、発明家、政治家、外交官として活躍し、「アメリカ建国の父」と言われまでになった。 今でも彼の自伝は世界中で読まれている。
6、 本を読むことで自分を成長させよ。
本は著者がとても苦労して身につけたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
・・・・・哲学者/ソクラテス
本を読むことの意義はたくさんある。
まず、自分の言葉が増える。それだけで人生を生きていくための力の幅も大きくなる。人は言葉でつくられている面が大きいからだ。
次に、自分がよくわかるようになる。本を読むことは、著者との対話に加え、自分の心と対話することでもあるからだ。こうして自分のやりたいこと、やるべきこと、自分が正しいと思う考え方を形成していくことができる。
さらに、読書で心の浄化をはかることができる。自分を省み、ストレスや人間不信、自分不信を払い、いわゆる人格の修養、徳の向上に努められるのだ。
ソクラテスが教えてくれたように、多くの著者たちが苦労し身につけたことを、活用しない手はない。さらに、本を読んで、人格の修養、徳の向上をはかった誠実な文明の後継者たちがどれくらい存在するかが、その組織、社会の元気さに直結するのである。
本を読むしかないではないか!
7、 私は、失敗を受け入れることができる。しかし、挑戦しないことは受け入れられない。
・・・・・プロバスケットボール選手/マイケル・ジョーダン
「負けました」「私が間違っていました」と率直に言える人で、かつ、その負けた原因、間違っていた理由、原因を見つめ、修正、工夫し、自分を変えられる人ほど強くなる。だが、これは、けっこう難しいことでもある。
自分のやりたいことや生きる道、夢と希望をしっかり確立し、強く意欲することで、強い自分になるために、この生き方を身につけたいものだ。
将棋の谷川浩司永久名人も言う。
「『負けました』と言って頭を下げるのが正しい投了の仕方。辛い瞬間です。でも、『負けました』とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいい加減にしている人は上に行けません」
また、ヘンリー・フォードも強く励ましています。
「失敗とは、より良い方法で再挑戦するいい機会だ」と。
8、 思いは花であり、言葉は芽であるが、その後に現実の実践という実をつける。
・・・・・思想家・詩人/ラルフ・ワルド・エマーソン
現実に動くことが必要であることはもちろんのことである。実は、その前提に二つのことがある。
「思いと言葉」である。
人が夢や目標を実現していく過程を見ると、まずは自分の 「思い」から始まる。この思いは、熱く強いものほどよい。古くは孔子が論語で説いていたり、日本でも “ 念ずれば花開く ” という言葉を用いることもある。
次に、その思いを言葉にする必要がある。
言葉はあらゆるものを生み出すときの力のもとになる。言葉にすることによって人はその思いをしっかりとした具体的な目標にすることができる。
そして言葉は自分自身と周りの人間に、大きな影響を与える。いわゆる “ 言霊 ” の力というものだ。 こうして現実の実践につながり、何らかの結果や反応が出る。この結果や反応をみて、また次の実践、行動につながり、ついには実となるのだ。思いと言葉の重要さがわかる。
9、 不成功の99%は、言い訳ばかりする習慣を持つ人から生まれてくる。
・・・・・植物学者/ジョージ・ワシントン・カーヴァー
これは、言い訳をしない人が成功している。ということを逆説的に教えてくれる。ところが人間は、ほとんど言い訳をし、他人やその障害のせいにする。それが楽だから、誰が聞いてももっともな理由になっていることがある。しかしその人は進歩もしない!
全日本車いすバスケットボールの日本代表監督高橋明氏の言葉がいい!
「失った物を数えるな!残った物を最大限に生かせ!」
運動能力のないことを、失った体の一部のせいにしたら、誰でもが納得する。でも、残っている身体を精一杯使えばかなりの能力が発揮できる。
孟子も言っている。
「すべて自分の行うことがうまくいかないときは、自分にその原因があるのではないかと考えてみるようにするのだ。それができれば、自分自身がますます正しくなっていくし、天下のすべてのことも必ず自分のほうにつきたがってくるようになるだろう」
10、 すぐれた徳は、習慣がつくりあげるものなのである。
私たちは、自分でつくった習慣のようにしかならないのだ。
ふだんから節制している人が、節制の人となり、勇気ある行動している人が、勇敢な人となる。
・・・・・哲学者/アリストテレス
人は3歳までに両親から受けた影響を、生涯受けてしまうという説がある。これも広くとらえると、「習慣として引き継がれやすい」ということになるだろう。
人は生まれつきの資質や性格があろうとも、なりたい自分をつくりたいと思ったとき、それを可能にしてくれるのが “ 習慣 ” の力である。
人としてのすべてのよい “ 徳 ” も、習慣によってしかつくれないのだ。
100歳を超えても元気に仕事を続けられる日野原重明氏も、次のように言われている。
「人生は、一言で言えば習慣だと私は思っています。習慣に早くから配慮した人間は、おそらく人生の実りも大きなものになるでしょう。反対に習慣をあなどったなら、その人の人生は空いものに終わってしまう。悪い習慣が命取りになるのです」
11、 自分の運命は自分でコントロールすべきだ。
さもないと、誰かにコントロールされてしまう。
・・・・・実業家/ジャック・ウェルチ
GEの伝説の名経営者ジャック・ウェルチらしい名言だ。
あくまでも自分の人生なのだから、運命といわれるものすべて自分で決めるという。そうでないと、いつのまにか人にコントロールされる自分になってしまうというのだ。それだけで人はまわりに影響されやすい。
日々、自分を確認し、自分の生き方はこれでよいのかと問うて軌道修正していかなければ、気がつけば人の言いなりの自分がいたりする。
これも人のせいにしてはいけない。全部自分が招いた結果なのである。
ドラッカーも言う。
「無数の選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである」
あくまでも主体的に生きよ、というのだ。
選択は無数にある。あとは、自分でコントロールしさえすればいいのだ。
12、 大きな事を成し遂げたいと欲するときには、小さい事を怠らずにきちんと仕上げていかねばならない。なぜなら小さいことが積もって大きな事となるからだ。
・・・・・農政家・思想家/二宮尊徳
二宮尊徳の教えを守って成功した明治の実業家は多い。
二宮尊徳が指導したのは、大は大名から小は個人まであるが、失敗させたものはなかった。
絶対失敗しない方法、それは小さなことを積み重ねていくことだ。
トヨタの始祖豊田佐吉も、この尊徳の教えにしたがい、自動織機に改善に改善を重ねた。そのパテント料をもって息子喜一郎に、自動車の研究をさせ、将来の事業にせよと命じた。
ドラッカーも言う。
「オーナー企業家に天才的な神話があるというのは、神話にすぎない。私は40年にわたってオーナー企業家たちと仕事をしてきた。天才的なひらめきをあてにする企業家は、ひらめきのように消えていった」
13、 人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。
・・・・・政治家/スタンリー・ボールドウィン
そもそも人生は自分のものだ。だから何をやろうと、始めようと自分のやりたいことをやればいい。
何やら言う人があっても無視すればいい。その人は大したことを考えて言っているわけではない。
エマソーンが言った。
「どんな芸術家でも最初は素人だった。」と。
実業の分野では、サントリー創業者、鳥井信治郎の有名な言葉がある。
「なんでもやってみなはれや、やらなわからしませんで」
日野原重明氏は、尊敬するマルライン・ブーバーの言葉を大切にしている。
「始めることさえ忘れていなければ、いつまでも老いることはない」
ただ一つだけ注意すべきことは、志に遅いことはないが、それまで何もしないでよいということはない。誠実に生き、自分の仕事の成果を出し続けようとしていかなければならない。
14、 心は正しい目標を欠くと、偽りの目標に、はけ口を向ける。
・・・・・哲学者/ミッシェル・ド・モンテーニュ
目標は持たないほうがいいという人もいる。そのほうが柔軟になって、ためになる情報も仕入れられるというのだ。しかし、私は目標を持つべきだと思う。それもモンテーニュの言うように正しい目標でなければならない。
自分の生き方はどうあるべきか、何をしたいのか、何をすべきか明確に定めておくのである。そうすると、偽りの目標や怪しげな誘いに乗らなくてすむ。
正しい目標を欠くと、つい人は、おかしな目標を持ってしまう。また、自分の本当のやりたいことでないのに、まわりに引き込まれてしまい、その目標達成のゲームにのめりこんでしまったりするのである。
15、今月の言葉
運を招き寄せる
物事に悲観的になっている人やしょげている人には決してツキは訪れない。明るく頑張っている人、努力を惜しまない人に運とツキはやってくる
・・・・・林野宏(クレディセゾン社長)
人生
この地上に同じ人間は一人もいない。たが一つだけ同じ条件の中で人は生きている。それは1日24時間を平等に与えられていること。それをどう活かすかがその人の人生であり、責任である
・・・・・土光敏夫(経団連名誉会長)
目標実現の要諦
執念のある者は可能性から発想する。執念のない者は困難から発想する
・・・・・松下幸之助(経営の神様/松下電器産業創業者)
実践あるのみ
すぐやる、必ずやる、できるまでやる
・・・・・永守重信(日本電産社長)
運命の法則
多くの方との素晴らしい出会いがあり、その厚意と善意に満ちたアドバイスがあることに気づき、不平不満を言うよりは、「感謝」をしようと思い始めてから、私の運命が大きく好転していった
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
全力を尽くす
どんな小さな仕事であっても、それを天職と自分で思って全身全霊をかけてぶつかり、目の前の課題を一個一個クリアする中で、次の展開が見えてくる
・・・・・小久保裕紀(元ソフトバンクホークス選手
積み上げる
苦労して苦労して積み上がっていった人間のほうがいい仕事をする
・・・・・亀井正文(筆工房亀井代表/江戸筆職人)
やるべきことを為す
自分の持ち場で、自分のやるべきことを、やるべき時に、キッチリとやっていたら運は逃げない
・・・・・福地茂雄(日本放送協会前会長/アサヒグループホールディングス相談役)
一流を目指す
一流となる選手は、他より多くの疑問を抱き、失敗から学び取る能力に優れている。二流選手は、他人のせいにして失敗から学ばず、漫然と過ごしてしまう
・・・・・『人生を勝利に導く金言』(弊社刊/野球評論家・野村克也著)より
プラス思考の要諦
まず自分がクリアできるところに目標を設定して、それをクリアできたら次の目標を立てればいい。目標をクリアするたびに達成感を味わうことで、さらに物事がプラスに考えられるようになっていく
諦めない
4000本のヒットを打つために8000回以上は悔しい思いをしてきている。その苦しみと自分なりに向き合ってきた。誇れるとしたらそこじゃないかと思います
・・・・・イチロー(メジャーリーガー)
チャンスを呼び寄せる三つの習慣
「常に笑顔でいること」「身だしなみをきちんと整えておくこと」、そして「常に相手の期待より少し上を目指していくこと」
・・・・・里岡美津奈(人材育成コンサルタント)
明るい希望
いまは苦しみのどん底でも、これを乗り越えていったら思ってもいなかった世界がひらけてくるかも分からない。未来を見つめ、明るい希望を持って前進していこう
・・・・・鈴木秀子(文学博士)
王道
麓(ふもと)から重い荷物を担いで登っていくのが経営の王道であり、真に人物を修める道
・・・・・永守重信(日本電産社長)
運命を創る
人生とは、「運命」という縦糸と「因果の法則」という横糸で織りなされています。しかし、「運命」は不変ではありません。善きことを思い、善きことに努めていくことで、よき結果が生まれるという「因果の法則」を使うことによって、人生を素晴らしいものにすることができるのです
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
立ち向かう
健康とは病気ではないということではない。いつでも何事にも立ち向かうことができる心の状態をいう
・・・・・渡邉五郎三郎(96歳/福島新樹会代表幹事)
恐れない
失敗は恐れてはいけない、失敗しない人は成功もできない
・・・・・赤崎勇(ノーベル物理学賞受賞者/名城大学終身教授)
運命を伸ばす
不平不満ばかりの暗い思いや、いやな思いだけを持っていれば人生はさらに暗くなってしまうし、明るく前向きな思いを抱いて頑張れば人生は好転していく
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
誇りと喜び
どんな仕事でも、どんな人生でも誇りと喜びを持った瞬間から幕が開き、いろいろな可能性が拓けてくる
・・・・・矢部輝夫(JR東日本テクノハートTESSEIおもてなし創造部長)
覚悟
死は生まれる前の“郷里”への帰還である。そしてお互(たがい)人間は、何時死ぬかも知れぬと覚悟して、現在の生活の全充実を期すべきである
・・・・・森 信三(国民教育の師父)
生きる
生きるとは何かに一所懸命打ち込んでいく、命を燃やしていくこと
・・・・・栗城史多(登山家)
順境と逆境
逆境に耐えうる人間は数多くいよう。されど、順境に耐えうる人間は何人いようか
・・・・・トーマス・カーライル(英国の歴史家)
本気
本気になると 世界が変わってくる 自分が変わってくる
・・・・・坂村真民(仏教詩人)
成功へのハシゴ
正しい熱意、素直な情熱あるところ必ず、経営成功の道が開けてくる。熱意は成功へのハシゴや
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者)
そこに命を懸ける
仕事が面白いと思うためには、自分がそこに本当に懸けないと、絶対にそうは思えない。中途半端な気持ちでやっていたら、面白くもなんともない
・・・・・柳井 正(ファーストリテイリング会長兼社長
最高の生き方
いまが楽しい。いまがありがたい。いまが喜びである。それが習慣となり天性となるような生き方こそ最高です
・・・・・平澤 興(京都大学元総長)
言葉が人生をつくる
人間は自分の発した言葉で自分の人生をつくる
・・・・・小林正観(潜在能力研究家)
覚悟
覚悟の強さこそ当事者意識の表れ
・・・・・山本康博(ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表)
思い
思いが事を成す
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
思いがけない力
自分のためだけに生きようとすると行き詰まるが、自分以外の人のためにならば思いがけない力が出る
・・・・・児玉典彦(下関市立川中中学校校長)
前向きな人
常に前向きに考えられる人は、理想や夢を抱き続けることができる人
・・・・・今村哲也(早稲田大学大学院教授)
熱い人生
自分で自分に対して感動できる熱い人生を送れ
・・・・・南部邦男(ナベル社長)
意識の差
意識さえ高かったら必ず技術は習得する
・・・・・坂東玉三郎(歌舞伎俳優)
夢の持ち方
夢は実現する。実現しないのは夢の持ち方が弱いからだ
・・・・・岩越豊雄(寺子屋石塾主宰)
気概を持つ
自分が一日怠ければ、日本の進歩が一日遅れる
・・・・・明治期のリーダー
志の高さ
志の高さとは、
自分の努力によって幸せにできる人の数
・・・・・西田文郎(サンリ会長)
心の姿勢
一所懸命夢に向かっていく過程で、
自分を磨いていく心の姿勢が大事
・・・・・白鵬翔(第69代横綱)
命を懸ける
どうしたら経営がうまくいくか。
それはそこにいる人が命を懸けている。
それが第一条件
・・・・・船井幸雄(経営コンサルタント)
心のもち方
自分に備わった力、与えられたものを、
どれだけ他の人や社会のために費やせるかに比例して、
大きな誇りをもつことができる
・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
一すじであれ
狭くともいい 一すじであれ
どこまでも掘りさげてゆけ
いつも澄んで 天の一角を見つめろ
・・・・・坂村真民(仏教詩人)
覚悟
人を恨まない、人を憎まない、人のせいにしない覚悟を持つ。
・・・・・塩沼亮潤(慈眼寺住職)
プロとは
プロとはいったい何か。いろいろな考え方があると思います。
私が考えるプロとは、覚悟があるか否か
・・・・・竹内洋岳(日本人として唯一人、8000メートル峰全14座を登頂したプロ登山家)
熱と誠
よく世の中が行き詰まったと言う人があるが、これは大いなる誤解である。
もし行き詰まったものがあるならば、これは熱と誠がないからだ。
人に熱と誠があれば、何事でも達成する
・・・・・北里柴三郎(医学者/日本における細菌学界の草分け)
プロとして
プロとして仕事にあたる時、最低限、周囲の人を不快にさせぬよう笑顔でいるのが礼儀であり、それができる人が「ビジネスの教養人」
・・・・・小菅美恵子(笑顔塾社長)
一念通天
目的意識を持って一心に打ち込んでいけば、その努力は必ず天に届き、物事を成し遂げることができる
・・・・・西上雅章(通天閣観光社長)
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