2015/05/06
今月のテーマ
《 向上 》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2015年5月1日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀泰治
1、 VW
・・・・・ノーベル医学生理学賞・中山伸弥
自身の研究活動を支える言葉として「V W」を挙げていた。
かつて、米グラットストーン研究所に留学していたとき、当時の所長に教えられたという。
「V」は「Visoin (長期的な目標)」の頭文字で、「W」は “ 一生懸命に働く ” という意味の「Work hard 」からきている。
ある日、所長が研究員を集めて熱弁を振るった。 “ VW さえ実行すれば、君たちは必ず成功する ” 。さらに “ 研究者だけでなく、人生にとって大事なのは VW だ ” と・・・ (『賢く生きるより、辛抱強いバカになれ』朝日新聞出版)
大きな目標を持たなければ、大成は望むべくもない。だが、試練と努力がなされなければ、ただの絵に描いた餅である。
人生はよく山登りに例えられるが、千メートル程度の山に登るつもりで、いつの間にかエベレスト級の頂上までたどり着くことがあり得ないのと同じことだ。まず、そこを目指すと決め、厳しい精進を続けることが必要になる。
壮大な目標があるか ! その頂を目指し、日々、奮闘して 「VW」の道を進んでいますか?
2、先入観で決めつけない!動いてみる。
活路を開く挑戦を続けることだ。
人生の全権は、自分自身にある。
地下牢に監禁された囚人がいた。ふと思いついて独房の扉を押す。
実は、一度も鍵など掛けられていなかったのだ。
先入観による落とし穴を表すエピソードとして、英国のチャーチル元首相がした話だ。
右足を失ったある夫人の話があった。26年前の交通事故で、搬送先の病院で目を覚ましたとき、彼女は絶望した。
“ こんな体の私に将来なんて来ない ” 美容師の修行の真っ最中だったが、片足の自分に立ち仕事はむかないと諦めてしまった。
彼女を支えてくれたのは、美容師として働く先輩の言葉だった。
「どんな苦境でも、自分の可能性を、はなから決め付けちゃいけない。 “ できる !” と決めたら、思いもよらない力を出せる」
以来、彼女は義足でのリハビリを開始。歩くのは難しくても手は使えると、カットの技術を人一倍磨いた。懸命に自信を奮い立たせた。
苦節5年、培った技術が評価され、メーイキャップを競う全国大会で最優秀賞を受賞。今も美容師として活躍している。
“ 私には無理 ” “これで限界 ” と決めた瞬間、成長は止まる。
3、 春は別れと出会いの季節
新しい人間関係づくりに踏み出す時だが、一度会った人の名前を覚えられないと悩む人は多い。そのコツをいろいろと調べたが、やはり地道な努力しかないようだ。何より相手に興味・関心を持つことが出発地点である。
ある友人がいる。彼は一人一人、名前を呼んで会う人とコミュニケーションをとる。
“ 一回しか会ったことがないのに、なぜ? ” と首をかしげた。
彼は人との出会いをするたびに、ノートに会った人の名前、表情、声の特徴、その他印象に残ったことを書き留めてきたという。
会った人とはその場限りではなく、会うたびにノートを開いては、相手とのコミュニケーションを書き、継続した関わりを熱意を持って行った。
相手を思う心が本物なら、必ず行動となってあらわれる。
一人のことをノートに記す時間は、数分もあれば足りる。そうしたちょっとの努力を惜しむか、惜しまないか。その違いが、人間関係を深め、広げられるかどうかをきめる。
4、 傍観者はダメである。
どんな仕事でも、当事者になることが肝心である。
・・・・・日本マクドナルド創業者/藤田 田
今よりももっと成長したいと思うなら、何事も自ら実践し、「経験」を通じて、物事を深く学んでいくことです。
自分でやりもせず、他人の評論をしているだけでは、何かを成し遂げる過程で「成長」することが、望めないからです。
誰もが「当事者意識」を持てば、批判ではなく、常に考え、提案する文化が生まれ、それが助け合い、「自主的」に最後までやりきるプラスの効果が生じるのです。
あらゆる仕事に対し、当事者意識を持って臨むことです。
5、「お前はいろいろと失敗したが、だけど、こんな大きな仕事もしたじゃないか」と、言ってもらえるような生き方。これが、充実した人生だと思う。
・・・・・本田技研工業創業者/本田宗一郎
自分の持つ潜在的な能力を開花させ、実力以上の力を発揮するためには、何事も挑戦する姿勢が必要です。
社会の中でも自らの才能を伸ばせるかどうかは、自分自身の可能性を信じ、潜在的なポテンシャルを、うまく引き出せるかどうかにかかっているからです。
また、一度、何かに失敗した人にも、復活のチャンスを与え、相手を信頼して仕事を任せられる大きな器のある人は、多くの人の気持ちをつかみ、自ら考えて行動する、自発的な人間を育て上げることができるのです。
失敗を糧にし、今後の成長の原動力に変えていますか?
6、全ての環境は、あなたの成長のために存在する。
・・・・・作家・思想家/ウォレス・D・ワトルズ
新しいきっかけをつかむために、環境を変えてもすぐ変えられない状況のときは、まず、今の場所で最高の結果を残せるように最善を尽くすことです。
どんな状況にいようとも、いまある状態の中で、精一杯やるしかない。ベストな「環境」はここにあると、思って励むことができれば、最善とは言えない場所でも、やりきった仕事に対して、得られる成果があるからです。
劣悪な環境をベストな環境に変えるのには、至難の業ですが、厳しい状況であっても手を抜かず、最善を尽くしていれば、後で振り返ってみると思いがけない貴重な学びの機会だった、気づくときがやってくるのです。
人や環境のせいにして、学びの機会を放棄していませんか?
7、 他人の過失を見るなかれ。
他人のしたこと、しなかったことを見るな。
ただ、自分のしたこと、しなかったことだけを見よ。
・・・・・釈迦
自分の成長を実感し能力の向上を果たすためには、現場や仕事から少しだけ離れ、自分が積んできた経験を「振り返る」時間を作ることです。
プロフィールの作成などで、過去に起こった出来事を思い出し、自分のあり方を見つめ直すことは、新しい自分を創るために、意味のあることだからです。
自分が過去にしてきたことを振り返り、自分の年表を作ってみたり、他人に今までの経験を語るために過去の人生を思い出すことは、「内省を促す」絶好の機会になるのです。
過去の経験を振り返り、成長の材料に変えることです。
8、 人を責めず、人を理解し、自分の器を大きくする。これが、自分を向上させるということである。
・・・・・哲学者/呂坤(りょこん)
自分の器を大きくしたいと考えるなら、なんらかの過ちを犯してしまった人を必要以上に責めないことです。
何かトラブルが生じたとき、人は自分が責任を負いたくないという心理的な側面から、問題を誰かのせいにしがちだからです。
大事なのは、起きてしまった事柄に対し、責任を追及するのではなく、これからどのような対策を行えば、再発防止に繋がるか検討し、「問題解決」を図ることなのです。
人を責めず、仕組みを改善する策を講じることです。
9、 私たちの可能性を開花させる鍵は、強さでも知性でもなく、たゆまぬ努力なのだ。
・・・・・歌手/マライヤ・キャリー
どんなことであれ、一生懸命に努力したことで全てが報われるとは限りません。
しかし、特定の分野で成功を収めた賢人たちの多くは、ほぼ例外なく、自らに途中でやめないという「ルール」をかし、「たゆまぬ努力」を怠らず基本を磨き上げた結果、「並外れた成果」を手に入れています。
本当に心から欲しいという願うスキルを獲得し、栄光をつかむために必要なことは、長期間にわたる「努力」厭わず、継続する「意志の力」なのです。
自分自身との戦いに勝利し、可能性を開花させていますか?
10、 私はライバルに敵意を持たない。ライバルから多くを学んでいく。
・・・・・ 歌手/アリシア・キーズ
自分が高みを志す分野で、「ライバル」といえる存在がいるならば、その機会を上手に生かすことです。
競争相手が全くいない状態でブレイクするよりも、ライバルの存在が良い刺激になり、負けたくない「感情」が自分の成長を加速させてくれる場合があるからです。
ライバルの存在によって、自分と相手との違いを分析したり、一歩引いて自分の強みや弱点を確認することは、自分の中の隠れた一面を発見できる絶好の「きっかけ」になるのです。
切磋琢磨できるライバルの存在を喜び、原動力にしていますか?
11、 何かを深く信じれば、誰でも自分の中に大きな力を見つけ出し、自分を乗り越えることができる。
・・・・・本田技研工業創業者/本田宗一郎
困難な状況を前に、起こっている問題を解決する力を得るには、自分なら願っていることを絶対に叶えられると、心から信じることです。
自分の能力を引き出すために最も大事なことは、注意を向ける矛先を上手にコントロールし、自分ならやれると信じることだからです。
目の前に降りかかる試練が、自分のために起きていると思い、その問題に対処することに専念できる喜びを噛みしめられれば、既にその問題は解決したも同然なのです。
物事の実現を心から信じ、正面から立ち向かっているか !
12、 僕は困難に直面したとき「今、自分にできることは何か」と自問します。
・・・・・元プロ野球選手/松井秀喜
試練の中で、折れかけた自分を励まし、やる気を高めるためには、自分自身に対し困難を克服する質問を投げかけることです。
「今の自分」の決意と行動が創る「未来の自分」を強く意識し、今どういう行動をとるべきかを、大事な場面で質問することが、現状を打開するためのヒントを与えてくれるからです。
どんな状況であっても、とにかく今できることから始めていけば、モチベーションもあがり、解決策が見つかってくるのです。
今自分にできることを考え、一つでも進めることです!
13、 我々一人ひとりが「変革の扉」の門番。
その扉は、内側からだけ開けられる。
・・・・・社会心理学者/マリリン・フォーガソリン
現状を打開したり、新しいことに挑戦しようと考えるなら、環境が変わるのを待つのではなく、自らの意思で「変化の扉」を開けることです。
人が何かを始めたり、継続したりするためのモチベーションの原点となる扉の鍵は、自分の中にしかないからです。
自分自身の内面から湧き出る思いから「決断」し、「行動」を起こそうとする「内発的動機付け」には、第三者からの働きかけで行動する場合とは違って、「熱い魂」が宿っているのです。
自らの意思で、変化の扉を開けていますか?
14、 一生懸命やって勝つことの次に良いことは、一生懸命やって負けることなんだわ。
・・・・・作家/ルーシー・モード・モンゴメリー
全力で自分の夢に向かってやったら、たとえ、負けたとしても誇りに思うことです。
何かにチャレンジして負けた者は、負けた者にしか絶対に得られない貴重な経験と次の勝負で勝つための、最大の武器を手にすることができるからです。
負けて楽しいことなんか何もないけれど、負け試合はいつだって、向上心に火をつけてくれるのです。
向上心を燃やし続ける、きっかけを得ましたか?
15、 魚の習性を何年も調べ、風向きに応じて網を投げられるようになった漁夫を君らは「幸運」と呼ぶのか?
幸運の女神は鼻が高い。怠慢な人間には、微笑まないのだよ。
・・・・・実業家・作家/ジョージ・S・クレイソン
「幸運の女神」を引き寄せたいと思うなら、何をしたら人が喜んでくれるのかを考え抜き、常に改善し、今できることに専念することです。
人間は特定の誰かのために夢中になっているときに、素晴らしいエネルギーを放出し、人から感謝されたときに、最高の報酬を受け取ることができるからです。
思いやりの心を持って他人に接し、創意工夫しながら一生懸命に努力することこそが、その人の内面を輝かせ、ラッキーな出来事を運んでくるのです。
自助努力で運命を高め女神を引き寄せてこれますか?
16、何か特技があるとして、今から1年後も同じポジションを確保するためには、もっともっと腕を磨いておかなくてはならない。
・・・・・経営コンサルタント/トム・ピーターズ
未だ「自分のポジション」を確立できていない人は、何か一つの能力を生かす以外に、自分ができることを組み合わせた「得意技」を作り出してみることです。
過去の複数の経験を混ぜ合わせることで、その他大勢との「違い」を生み出し、オリジナルの強みに進化させることが可能だからです。
人々の敵となる問題を解決できる得意技を持てば、自分の仕事に「意義」を感じられ、顧客に選ばれる存在になれるからです。
誰かの問題を解決するための、得意技を磨くことです。
17、 時間を無駄にするな。
有益なことに常に従事せよ。
あらゆる不必要な行動をやめよ。
・・・・・政治家・外交官/ベンジャミン・フランクリン
限られた時間を有効に活用し、価値を作り出すためには、「やらないこと」を決めることです。
目標達成の妨げになることなどと、不要なことを徹底的にカットしていけば、おのずと無駄が取り除かれて、本来すべきとに「集中」できるようになるからです。
「戦略とは捨てること」であり、あれもこれもやらないと覚悟を決めることで、力を注ぎ込む「焦点」が絞り込まれ、「強み」や「専門性」に磨きがかかり、その他大勢との「違い」が際立ってくるのです。
新たなものを得るために、何かを捨てる覚悟をすることです。
18、 平常心を持って一切のことを成す人、これを名人というなり。
・・・・・大和柳生藩初代藩主/柳生宗矩(むねのり)
大事な場面で普段と変わらない力を発揮するには、「心」を強くし、「平常心」を鍛え上げることです。
いかなる状況に置かれても「感情」をコントロールし、揺れ動くことのない心理状態を維持することができれば、大抵のことは上手くいくからです。
何よりも「名人」を「名人」たらしめるのは、「対象となるものをどんなときでも、「平常心」でこなすことができる、ということなのです。
どんな場面でも、平常心を保つことができますか?
19、 無限の可能性
・・・・・ 指揮者/小澤征爾
ピアニストになる夢を持ちつつ、ラグビーにも熱中する少年が、試合中、指を骨折した。ピアノを続けられないと、レッスンを受けていた先生に告げると、「音楽はやめるのか」と言われた。黙り込む少年に先生は、「指揮者はどうだ」と助言し励ました。
小澤征爾氏の少年時代の話だ。大人の一言が、子供の夢を育み、開花させていく転機となった。言葉の背後にある、自分のことを思ってくれる真剣さを、子供心に敏感に感じ取ったからだろう。
20、 人間の王者
「お母さん、これ何て読むの?」
子供の質問に母は答えられなかった。家庭が貧しく、小学校にも通えなかった。結婚して2人の子どもができた後も、文字を書くことも、読むこともできなかった。辛かったが、恥をさらす気がして、周囲には相談できなかった。
そんな彼女を、ある友人が分かってくれた「笑われったていいじゃない。逃げないで、勉強しましょうよ」
塾に通い、ひらがなを学び始めた。書ける喜び、読める喜び。73歳の今も、学び続けている。
「学歴」とは「学びの歴史」と述べたのは、評論家の草柳大蔵氏であった。
その人が、何人のためになったか。何回、他人のために汗と涙を流したか。「そのすべてが『学歴』である」。そして、「その人の『学歴』とは棺の蓋を閉じるとき、はじめて決まる」と (『普段着の幸福論』清流出版)
地位や経歴を、わが身を飾るだけに使う生き方は、所詮むなしい。自分自身を磨き、他者のために振る舞う献身の人生・・・その人はたとえ無名であっても、「人間の王者」であろう。
21、今月の言葉
助言
助言というものは決して説明ではない、分析でもない、
いつも実行を勧誘しているものだと覚悟して聞くことだ
・・・・・小林秀雄(評論家)
縁を生かす
縁を生かしていくためには
求める心を持っていなければいけない
・・・・・牛尾治朗(ウシオ電機会長)
人間学を学ぶ
人間学というのは、紙の本と向き合い、
体験を重ねながら時間を掛けて
学んでいかなければならない
・・・・・數土文夫(東京電力会長)
戒め
人間は新しい習慣を身につけるより、
前からある習慣を変えるほうがよほど難しい
・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
大をなす
精励(せいれい)小なることを勤めば、大なる事必ずなるべし。小なる事忽(ゆるが)せにする者、大なる事必ず出来ぬものなり
・・・・・『二宮翁夜話』
返事
人に呼ばれて、直ちに、“はい”と返事をするのはスキのない人間だ。暫くして返事をする人はスキだらけの人間だ
・・・・・沢庵和尚(臨済宗の僧)
読書
読書は心の食物。肉体を養うために毎日の食事が欠かせないように、心を豊かに養う滋養分として読書は欠かせない
・・・・・森信三(国民教育の師父)
豊かな感性
失敗したり悲しい思いをした時こそ、もっと不幸な人の悲しみを分かつことができる豊かな感性が自然と育つ
・・・・・日野原重明(聖路加国際病院理事長)
自ら光り輝く
自ら光り輝いてこそ周りを照らすことができる
・・・・・横田南嶺(鎌倉円覚寺管長)
成功の秘訣
我が子を育てるような気持ちがないとあらゆる仕事は成功しない
・・・・・熊井英水(近畿大学名誉教授)
生き生き
「させられる」ではなく「する」というところに、生き生きとしたものが出る。しかも、その喜びは労苦を忘れさせる
・・・・・太田義隆(円満寺閑栖和尚)
期待を超える
常に相手の期待以上の仕事をする
・・・・・末石藏八(キシヤ会長)
歩みを止めない
世の中で成功していると言われる人は、ずっと光の中を歩んでいるんじゃなくて、何度暗闇が訪れても歩みを止めず、光を目指し続けた人
・・・・・奥田政行(「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ)
伸びる人
途中で諦めたら駄目。やっぱり思ったことを成し遂げる人が伸びる人でしょう
・・・・・市川團十郎(歌舞伎俳優)
無限の可能性
できない、できないと思っているその先に、実は無限に可能性が広がっていて、それに気づけるかどうかで人生は変わる
・・・・・大胡田 誠(弁護士)
可能性を信じる
困難に挑戦し、突破した人は、困難を嘆かず可能性を信じている
・・・・・井原隆一(経営評論家)
人生を深める道
仕事と人生は別ものではない。一対である。充実した仕事が充実した人生をつくるのだ。仕事を通じて得た悟りは人生を深める道でもある
成長
人の悪口しか言えぬ人は、成長能力のない人であり、また人の短所しか見えない人は、成長がとまった人である
・・・・・平澤 興(京都大学元総長)
無尽の成長
できない理由を並べるのではなく、どうやったらできるのかを考える。そういう生き方をすれば、無尽の成長が約束される
・・・・・大久保秀夫(フォーバル会長)
努力
努力は嘘をつかない、結果は必ず出る
・・・・・木村皓一(ミキハウス社長)
言葉が運命を拓く
日頃どういう言葉で人生をとらえ、世界を観ているか。その言葉の質と量が人物を決し、それにふさわしい運命を招来する
《 向上 》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2015年5月1日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀泰治
1、 VW
・・・・・ノーベル医学生理学賞・中山伸弥
自身の研究活動を支える言葉として「V W」を挙げていた。
かつて、米グラットストーン研究所に留学していたとき、当時の所長に教えられたという。
「V」は「Visoin (長期的な目標)」の頭文字で、「W」は “ 一生懸命に働く ” という意味の「Work hard 」からきている。
ある日、所長が研究員を集めて熱弁を振るった。 “ VW さえ実行すれば、君たちは必ず成功する ” 。さらに “ 研究者だけでなく、人生にとって大事なのは VW だ ” と・・・ (『賢く生きるより、辛抱強いバカになれ』朝日新聞出版)
大きな目標を持たなければ、大成は望むべくもない。だが、試練と努力がなされなければ、ただの絵に描いた餅である。
人生はよく山登りに例えられるが、千メートル程度の山に登るつもりで、いつの間にかエベレスト級の頂上までたどり着くことがあり得ないのと同じことだ。まず、そこを目指すと決め、厳しい精進を続けることが必要になる。
壮大な目標があるか ! その頂を目指し、日々、奮闘して 「VW」の道を進んでいますか?
2、先入観で決めつけない!動いてみる。
活路を開く挑戦を続けることだ。
人生の全権は、自分自身にある。
地下牢に監禁された囚人がいた。ふと思いついて独房の扉を押す。
実は、一度も鍵など掛けられていなかったのだ。
先入観による落とし穴を表すエピソードとして、英国のチャーチル元首相がした話だ。
右足を失ったある夫人の話があった。26年前の交通事故で、搬送先の病院で目を覚ましたとき、彼女は絶望した。
“ こんな体の私に将来なんて来ない ” 美容師の修行の真っ最中だったが、片足の自分に立ち仕事はむかないと諦めてしまった。
彼女を支えてくれたのは、美容師として働く先輩の言葉だった。
「どんな苦境でも、自分の可能性を、はなから決め付けちゃいけない。 “ できる !” と決めたら、思いもよらない力を出せる」
以来、彼女は義足でのリハビリを開始。歩くのは難しくても手は使えると、カットの技術を人一倍磨いた。懸命に自信を奮い立たせた。
苦節5年、培った技術が評価され、メーイキャップを競う全国大会で最優秀賞を受賞。今も美容師として活躍している。
“ 私には無理 ” “これで限界 ” と決めた瞬間、成長は止まる。
3、 春は別れと出会いの季節
新しい人間関係づくりに踏み出す時だが、一度会った人の名前を覚えられないと悩む人は多い。そのコツをいろいろと調べたが、やはり地道な努力しかないようだ。何より相手に興味・関心を持つことが出発地点である。
ある友人がいる。彼は一人一人、名前を呼んで会う人とコミュニケーションをとる。
“ 一回しか会ったことがないのに、なぜ? ” と首をかしげた。
彼は人との出会いをするたびに、ノートに会った人の名前、表情、声の特徴、その他印象に残ったことを書き留めてきたという。
会った人とはその場限りではなく、会うたびにノートを開いては、相手とのコミュニケーションを書き、継続した関わりを熱意を持って行った。
相手を思う心が本物なら、必ず行動となってあらわれる。
一人のことをノートに記す時間は、数分もあれば足りる。そうしたちょっとの努力を惜しむか、惜しまないか。その違いが、人間関係を深め、広げられるかどうかをきめる。
4、 傍観者はダメである。
どんな仕事でも、当事者になることが肝心である。
・・・・・日本マクドナルド創業者/藤田 田
今よりももっと成長したいと思うなら、何事も自ら実践し、「経験」を通じて、物事を深く学んでいくことです。
自分でやりもせず、他人の評論をしているだけでは、何かを成し遂げる過程で「成長」することが、望めないからです。
誰もが「当事者意識」を持てば、批判ではなく、常に考え、提案する文化が生まれ、それが助け合い、「自主的」に最後までやりきるプラスの効果が生じるのです。
あらゆる仕事に対し、当事者意識を持って臨むことです。
5、「お前はいろいろと失敗したが、だけど、こんな大きな仕事もしたじゃないか」と、言ってもらえるような生き方。これが、充実した人生だと思う。
・・・・・本田技研工業創業者/本田宗一郎
自分の持つ潜在的な能力を開花させ、実力以上の力を発揮するためには、何事も挑戦する姿勢が必要です。
社会の中でも自らの才能を伸ばせるかどうかは、自分自身の可能性を信じ、潜在的なポテンシャルを、うまく引き出せるかどうかにかかっているからです。
また、一度、何かに失敗した人にも、復活のチャンスを与え、相手を信頼して仕事を任せられる大きな器のある人は、多くの人の気持ちをつかみ、自ら考えて行動する、自発的な人間を育て上げることができるのです。
失敗を糧にし、今後の成長の原動力に変えていますか?
6、全ての環境は、あなたの成長のために存在する。
・・・・・作家・思想家/ウォレス・D・ワトルズ
新しいきっかけをつかむために、環境を変えてもすぐ変えられない状況のときは、まず、今の場所で最高の結果を残せるように最善を尽くすことです。
どんな状況にいようとも、いまある状態の中で、精一杯やるしかない。ベストな「環境」はここにあると、思って励むことができれば、最善とは言えない場所でも、やりきった仕事に対して、得られる成果があるからです。
劣悪な環境をベストな環境に変えるのには、至難の業ですが、厳しい状況であっても手を抜かず、最善を尽くしていれば、後で振り返ってみると思いがけない貴重な学びの機会だった、気づくときがやってくるのです。
人や環境のせいにして、学びの機会を放棄していませんか?
7、 他人の過失を見るなかれ。
他人のしたこと、しなかったことを見るな。
ただ、自分のしたこと、しなかったことだけを見よ。
・・・・・釈迦
自分の成長を実感し能力の向上を果たすためには、現場や仕事から少しだけ離れ、自分が積んできた経験を「振り返る」時間を作ることです。
プロフィールの作成などで、過去に起こった出来事を思い出し、自分のあり方を見つめ直すことは、新しい自分を創るために、意味のあることだからです。
自分が過去にしてきたことを振り返り、自分の年表を作ってみたり、他人に今までの経験を語るために過去の人生を思い出すことは、「内省を促す」絶好の機会になるのです。
過去の経験を振り返り、成長の材料に変えることです。
8、 人を責めず、人を理解し、自分の器を大きくする。これが、自分を向上させるということである。
・・・・・哲学者/呂坤(りょこん)
自分の器を大きくしたいと考えるなら、なんらかの過ちを犯してしまった人を必要以上に責めないことです。
何かトラブルが生じたとき、人は自分が責任を負いたくないという心理的な側面から、問題を誰かのせいにしがちだからです。
大事なのは、起きてしまった事柄に対し、責任を追及するのではなく、これからどのような対策を行えば、再発防止に繋がるか検討し、「問題解決」を図ることなのです。
人を責めず、仕組みを改善する策を講じることです。
9、 私たちの可能性を開花させる鍵は、強さでも知性でもなく、たゆまぬ努力なのだ。
・・・・・歌手/マライヤ・キャリー
どんなことであれ、一生懸命に努力したことで全てが報われるとは限りません。
しかし、特定の分野で成功を収めた賢人たちの多くは、ほぼ例外なく、自らに途中でやめないという「ルール」をかし、「たゆまぬ努力」を怠らず基本を磨き上げた結果、「並外れた成果」を手に入れています。
本当に心から欲しいという願うスキルを獲得し、栄光をつかむために必要なことは、長期間にわたる「努力」厭わず、継続する「意志の力」なのです。
自分自身との戦いに勝利し、可能性を開花させていますか?
10、 私はライバルに敵意を持たない。ライバルから多くを学んでいく。
・・・・・ 歌手/アリシア・キーズ
自分が高みを志す分野で、「ライバル」といえる存在がいるならば、その機会を上手に生かすことです。
競争相手が全くいない状態でブレイクするよりも、ライバルの存在が良い刺激になり、負けたくない「感情」が自分の成長を加速させてくれる場合があるからです。
ライバルの存在によって、自分と相手との違いを分析したり、一歩引いて自分の強みや弱点を確認することは、自分の中の隠れた一面を発見できる絶好の「きっかけ」になるのです。
切磋琢磨できるライバルの存在を喜び、原動力にしていますか?
11、 何かを深く信じれば、誰でも自分の中に大きな力を見つけ出し、自分を乗り越えることができる。
・・・・・本田技研工業創業者/本田宗一郎
困難な状況を前に、起こっている問題を解決する力を得るには、自分なら願っていることを絶対に叶えられると、心から信じることです。
自分の能力を引き出すために最も大事なことは、注意を向ける矛先を上手にコントロールし、自分ならやれると信じることだからです。
目の前に降りかかる試練が、自分のために起きていると思い、その問題に対処することに専念できる喜びを噛みしめられれば、既にその問題は解決したも同然なのです。
物事の実現を心から信じ、正面から立ち向かっているか !
12、 僕は困難に直面したとき「今、自分にできることは何か」と自問します。
・・・・・元プロ野球選手/松井秀喜
試練の中で、折れかけた自分を励まし、やる気を高めるためには、自分自身に対し困難を克服する質問を投げかけることです。
「今の自分」の決意と行動が創る「未来の自分」を強く意識し、今どういう行動をとるべきかを、大事な場面で質問することが、現状を打開するためのヒントを与えてくれるからです。
どんな状況であっても、とにかく今できることから始めていけば、モチベーションもあがり、解決策が見つかってくるのです。
今自分にできることを考え、一つでも進めることです!
13、 我々一人ひとりが「変革の扉」の門番。
その扉は、内側からだけ開けられる。
・・・・・社会心理学者/マリリン・フォーガソリン
現状を打開したり、新しいことに挑戦しようと考えるなら、環境が変わるのを待つのではなく、自らの意思で「変化の扉」を開けることです。
人が何かを始めたり、継続したりするためのモチベーションの原点となる扉の鍵は、自分の中にしかないからです。
自分自身の内面から湧き出る思いから「決断」し、「行動」を起こそうとする「内発的動機付け」には、第三者からの働きかけで行動する場合とは違って、「熱い魂」が宿っているのです。
自らの意思で、変化の扉を開けていますか?
14、 一生懸命やって勝つことの次に良いことは、一生懸命やって負けることなんだわ。
・・・・・作家/ルーシー・モード・モンゴメリー
全力で自分の夢に向かってやったら、たとえ、負けたとしても誇りに思うことです。
何かにチャレンジして負けた者は、負けた者にしか絶対に得られない貴重な経験と次の勝負で勝つための、最大の武器を手にすることができるからです。
負けて楽しいことなんか何もないけれど、負け試合はいつだって、向上心に火をつけてくれるのです。
向上心を燃やし続ける、きっかけを得ましたか?
15、 魚の習性を何年も調べ、風向きに応じて網を投げられるようになった漁夫を君らは「幸運」と呼ぶのか?
幸運の女神は鼻が高い。怠慢な人間には、微笑まないのだよ。
・・・・・実業家・作家/ジョージ・S・クレイソン
「幸運の女神」を引き寄せたいと思うなら、何をしたら人が喜んでくれるのかを考え抜き、常に改善し、今できることに専念することです。
人間は特定の誰かのために夢中になっているときに、素晴らしいエネルギーを放出し、人から感謝されたときに、最高の報酬を受け取ることができるからです。
思いやりの心を持って他人に接し、創意工夫しながら一生懸命に努力することこそが、その人の内面を輝かせ、ラッキーな出来事を運んでくるのです。
自助努力で運命を高め女神を引き寄せてこれますか?
16、何か特技があるとして、今から1年後も同じポジションを確保するためには、もっともっと腕を磨いておかなくてはならない。
・・・・・経営コンサルタント/トム・ピーターズ
未だ「自分のポジション」を確立できていない人は、何か一つの能力を生かす以外に、自分ができることを組み合わせた「得意技」を作り出してみることです。
過去の複数の経験を混ぜ合わせることで、その他大勢との「違い」を生み出し、オリジナルの強みに進化させることが可能だからです。
人々の敵となる問題を解決できる得意技を持てば、自分の仕事に「意義」を感じられ、顧客に選ばれる存在になれるからです。
誰かの問題を解決するための、得意技を磨くことです。
17、 時間を無駄にするな。
有益なことに常に従事せよ。
あらゆる不必要な行動をやめよ。
・・・・・政治家・外交官/ベンジャミン・フランクリン
限られた時間を有効に活用し、価値を作り出すためには、「やらないこと」を決めることです。
目標達成の妨げになることなどと、不要なことを徹底的にカットしていけば、おのずと無駄が取り除かれて、本来すべきとに「集中」できるようになるからです。
「戦略とは捨てること」であり、あれもこれもやらないと覚悟を決めることで、力を注ぎ込む「焦点」が絞り込まれ、「強み」や「専門性」に磨きがかかり、その他大勢との「違い」が際立ってくるのです。
新たなものを得るために、何かを捨てる覚悟をすることです。
18、 平常心を持って一切のことを成す人、これを名人というなり。
・・・・・大和柳生藩初代藩主/柳生宗矩(むねのり)
大事な場面で普段と変わらない力を発揮するには、「心」を強くし、「平常心」を鍛え上げることです。
いかなる状況に置かれても「感情」をコントロールし、揺れ動くことのない心理状態を維持することができれば、大抵のことは上手くいくからです。
何よりも「名人」を「名人」たらしめるのは、「対象となるものをどんなときでも、「平常心」でこなすことができる、ということなのです。
どんな場面でも、平常心を保つことができますか?
19、 無限の可能性
・・・・・ 指揮者/小澤征爾
ピアニストになる夢を持ちつつ、ラグビーにも熱中する少年が、試合中、指を骨折した。ピアノを続けられないと、レッスンを受けていた先生に告げると、「音楽はやめるのか」と言われた。黙り込む少年に先生は、「指揮者はどうだ」と助言し励ました。
小澤征爾氏の少年時代の話だ。大人の一言が、子供の夢を育み、開花させていく転機となった。言葉の背後にある、自分のことを思ってくれる真剣さを、子供心に敏感に感じ取ったからだろう。
20、 人間の王者
「お母さん、これ何て読むの?」
子供の質問に母は答えられなかった。家庭が貧しく、小学校にも通えなかった。結婚して2人の子どもができた後も、文字を書くことも、読むこともできなかった。辛かったが、恥をさらす気がして、周囲には相談できなかった。
そんな彼女を、ある友人が分かってくれた「笑われったていいじゃない。逃げないで、勉強しましょうよ」
塾に通い、ひらがなを学び始めた。書ける喜び、読める喜び。73歳の今も、学び続けている。
「学歴」とは「学びの歴史」と述べたのは、評論家の草柳大蔵氏であった。
その人が、何人のためになったか。何回、他人のために汗と涙を流したか。「そのすべてが『学歴』である」。そして、「その人の『学歴』とは棺の蓋を閉じるとき、はじめて決まる」と (『普段着の幸福論』清流出版)
地位や経歴を、わが身を飾るだけに使う生き方は、所詮むなしい。自分自身を磨き、他者のために振る舞う献身の人生・・・その人はたとえ無名であっても、「人間の王者」であろう。
21、今月の言葉
助言
助言というものは決して説明ではない、分析でもない、
いつも実行を勧誘しているものだと覚悟して聞くことだ
・・・・・小林秀雄(評論家)
縁を生かす
縁を生かしていくためには
求める心を持っていなければいけない
・・・・・牛尾治朗(ウシオ電機会長)
人間学を学ぶ
人間学というのは、紙の本と向き合い、
体験を重ねながら時間を掛けて
学んでいかなければならない
・・・・・數土文夫(東京電力会長)
戒め
人間は新しい習慣を身につけるより、
前からある習慣を変えるほうがよほど難しい
・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
大をなす
精励(せいれい)小なることを勤めば、大なる事必ずなるべし。小なる事忽(ゆるが)せにする者、大なる事必ず出来ぬものなり
・・・・・『二宮翁夜話』
返事
人に呼ばれて、直ちに、“はい”と返事をするのはスキのない人間だ。暫くして返事をする人はスキだらけの人間だ
・・・・・沢庵和尚(臨済宗の僧)
読書
読書は心の食物。肉体を養うために毎日の食事が欠かせないように、心を豊かに養う滋養分として読書は欠かせない
・・・・・森信三(国民教育の師父)
豊かな感性
失敗したり悲しい思いをした時こそ、もっと不幸な人の悲しみを分かつことができる豊かな感性が自然と育つ
・・・・・日野原重明(聖路加国際病院理事長)
自ら光り輝く
自ら光り輝いてこそ周りを照らすことができる
・・・・・横田南嶺(鎌倉円覚寺管長)
成功の秘訣
我が子を育てるような気持ちがないとあらゆる仕事は成功しない
・・・・・熊井英水(近畿大学名誉教授)
生き生き
「させられる」ではなく「する」というところに、生き生きとしたものが出る。しかも、その喜びは労苦を忘れさせる
・・・・・太田義隆(円満寺閑栖和尚)
期待を超える
常に相手の期待以上の仕事をする
・・・・・末石藏八(キシヤ会長)
歩みを止めない
世の中で成功していると言われる人は、ずっと光の中を歩んでいるんじゃなくて、何度暗闇が訪れても歩みを止めず、光を目指し続けた人
・・・・・奥田政行(「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ)
伸びる人
途中で諦めたら駄目。やっぱり思ったことを成し遂げる人が伸びる人でしょう
・・・・・市川團十郎(歌舞伎俳優)
無限の可能性
できない、できないと思っているその先に、実は無限に可能性が広がっていて、それに気づけるかどうかで人生は変わる
・・・・・大胡田 誠(弁護士)
可能性を信じる
困難に挑戦し、突破した人は、困難を嘆かず可能性を信じている
・・・・・井原隆一(経営評論家)
人生を深める道
仕事と人生は別ものではない。一対である。充実した仕事が充実した人生をつくるのだ。仕事を通じて得た悟りは人生を深める道でもある
成長
人の悪口しか言えぬ人は、成長能力のない人であり、また人の短所しか見えない人は、成長がとまった人である
・・・・・平澤 興(京都大学元総長)
無尽の成長
できない理由を並べるのではなく、どうやったらできるのかを考える。そういう生き方をすれば、無尽の成長が約束される
・・・・・大久保秀夫(フォーバル会長)
努力
努力は嘘をつかない、結果は必ず出る
・・・・・木村皓一(ミキハウス社長)
言葉が運命を拓く
日頃どういう言葉で人生をとらえ、世界を観ているか。その言葉の質と量が人物を決し、それにふさわしい運命を招来する
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